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1つ前の記事と前後編にする予定でしたが、つなげなくてもよさそうなのでタイトルを分けました。ひなたは今、男の子の身体に近づくための努力を欠かさずしています。毎日の習慣として身体を動かすことは健康にも良いです。具体的には、まず、なわとび100回。なわとびは身長を伸ばす効果があると言われています。それと、セノビグッドというサプリも食べています。次に、腕回し100回。水泳のクロールの動きです。水泳をしていると肩幅ががっちりなります。ひなたは3年生の時まではスイミングをしていました。ひなたが性
「僕は男の子」そう気付いてからのひなたは、早すぎる思春期のように激しく、アイデンティティーの問題に突き動かされて情動が上下するようになりました。髪を切って行った学校では、女の子に「かわいーい」と言われ、ショックを受けて帰ってきました。髪でなくとも、イラストでもカービィなどだと「かわいーい」と言われる度に嫌な気持ちになっていました。自分が男の子だという思いは日に日に強くなります。「これからは男の子と思って欲しい」9月下旬にひなたに頼まれました。「分かった」私は、ひなたがもう着ないと
ひなたが初めてジェンダークリニックに行くことになった去年10月の朝、夫は、「自分はひなたが男か女かとか正直どっちでもいいと思っている。でも、○○は違うんじゃないのか?そこは言わないようにするんじゃなくてぶつかるべきだと思う。」と言ってきました。実は私にはひとつだけ、ひなたが男の子となると残念だと思っていたことがありました。それは、服装のことでした。あれが似合う、これが似合うといつも、ひなたに最高に似合うものを選んでコーディネートしていたので、私のコーディネートは髪型から服装まで、いつもセンスが
私は女性であることに違和感を持っていて、大学生になった頃、ジェンダークリニックで性別不合の診断を受けました。就職活動や社会に出る時には普通の男性でいたかったので、在学中に男性ホルモン治療を開始、夏休みなどを利用して性別適合手術を行い、戸籍も変更して晴れて男性になりました。企業からは内定をもらい、大学も無事に卒業して、人生は順調に進んでいるかのように思えました。ところが、いざ会社員として社会に出ると、学生時代の頃には感じなかった違和感を感じるようになったのです。実は、男性として扱われても違和感も
山梨大学医学部附属病院でMtFの性別適合手術を受けたあと、術後6日目から8日目の記録です。術後6日目(月曜日)の朝に、尿カテーテル(1本)と陰部の出血、滲出液、空気などを集めるドレーンバック(左右各1本)を外してもらいました。術後3日目からトイレ(排便)歩行が可能になりますが、尿のタンクをぶら下げた点滴スタンドを引き、ドレーンバッグ2個をポシェットに入れて持ち歩かなければなりません。陰部からこれらに繋がっているカテーテルや、カテーテルを身体に挿入している部分を覆うガーゼを取ってもらったら、と
ひなたは、3月に全校生徒の前で自分が「男の子」だとカミングアウトすることになりました。元々から「自分は男の子だと」言って分かってもらいたがってたひなたでしたが、とりわけ大きなきっかけになる事件が先週月曜日に起きたのです。それは体育館で6年生を送る会の準備をしているときのことでした。副担任の先生が、「男子はこちらを手伝ってください」と呼びました。ひなたも自分のことを男子だと思っているのでそちらに行ってしまいました。クラスの子達が反応します。「女の子じゃん!」何人かの子達、ひなたの友達以外
カミングアウトの前の週は、校長先生もひなたのことの確認をしたそうでした。話して確認されることも良かったと思います。向き合って話すことで、本人の本当のことが伝わると思います。多目的トイレのことで「なんで?」と人に聞かれるなどということを話したそうです。また、校長先生「大人になったらどんな服を着たい?」ひなた「黒とか緑…校長先生が着てるような服!」といった話もしたそうです。あと、トランスジェンダーという言葉を出していいかも確認されたそうです。ひなたは、「もちろんいいです。」と答えました。
全校へのカミングアウトをする前に、ここいろhiroshimaのあっきーさんに相談したと以前の記事で書きました。そのときに、岡山大学病院で思春期抑制剤の許可をもらい、地元で打つという選択肢を教えてもらったのでした。その薬は元々は思春期早発症などに使われている薬でどこにでもあるものなのです。私は岡山大学病院に電話し、子供についての事情を説明しました。そしたら、すぐ「予約を取りましょうか」と言われてびっくり。さすがド田舎の病院とは違います。私達が住んでいるところは日本一田舎の県です。ひなたが学校の
お久しぶりです。実に22年4月2日以来の投稿です。前回の投稿がホルモン注射50回目でした。1年7か月が経過していますが、ホルモン注射は100回にも達しておりません。今回ブログを少しずつ再開しようと思ったのは、ある方のブログを拝見して、本当に共感できるところがあって、私ももう一度歩み方を考えて生きて行こうと思ったからです。そして今回はブログで知り合った「凛さん」に私の憧れの方をイメージした私の理想の女性像のイラストを本日描いて頂きま
今回は前・中・後編の最後の後編です。3年生は試練の時でした。後少しで終わりますが指折り数えています。たったの学年40人くらいしかいないのでクラスは2つで20人ずつです。3年生の4月、友達皆が隣のクラスになり、好きだった担任の先生も隣のクラスの担任。ひなたは最初からがっかりしていました。新しいクラスになったきっかけで同じクラスになった女の子たちが声をかけてきますが、ひなたは女の子としては社会性皆無なので楽しくありません。女の子たちが「かわい~い」というようなものには全く興味を持たず、描いたカ
おひさしぶりです。こんにちは、梨花です。何とか生存しています。昨日から新年度がスタートしましたね。全くブログが更新出来ていなくて2022年最初の投稿になりました。相変わらず2022年もホルモン注射が不定期です。46回目の注射を1月4日に行きました。45回目の注射が12月27日でしたので、1週間の間隔で注射に行きました。47回目も9日しか空いてない状況で1月13日に注射にいきました。毎回このペースで注射に行けると良いのですが。48回目は2月1日と実に18
性別不合当事者がね、性別を変えて生きる始めるまでのプロセス。思ってたよりはハードル低いんかなぁ?って感じる。⓵性別に違和を感じ始めて~②病院行って~③ホルモン治療とかして~④お試しで違和を感じない性としての生活をして~ここで性別に対する違和が改善されれば?ここで間での治療を継続…永続的に行う~でしょ?改善されなければ?⑤適合手術して~⑥戸籍の性別の変更して~6ステップw⓵~③までは、よくあるやつ。肉体の性的違和の緩和でしょ?wここ
四年前の今月今日に書いた記事ですが、リブログします。
※あくまでも、私個人の感じた意見なので、全ての性別違和を持っている性同一性障害やLGBTQなどの性的少数者が当てはまる事ではない事をご了承ください。2023年10月出生時に生まれた身体の性別が違和感ある性同一性障害当事者が提訴した審判が10月21日が静岡家裁10月25日が最高裁判所大法廷で行われた①10月21日の静岡家裁は出生の時に割り当てられた性別の女性が性別適合手術を受けずに戸籍上の性別を「男性」に変更を求めた申し立て審判②10月25日最高裁判所大法廷は出