ブログ記事213件
『仁義なき戦い・頂上作戦』(東映74)の殺し屋役『大奥浮世風呂』(東映77)の将軍家綱(菅貫太郎)のイチモツを切断する遊び人役など、その強面な表情とともに忘れ難い個性を放つ志賀勝(1942~2020)は、戦前は二枚目、戦後は東映時代劇の名脇役として知られる加賀邦男の三男(俳優亀山達也は兄)60年4月に京都平安高校卒業。東映京都の大部屋俳優としてスタートするが、とくにやくざ映画における凶悪そのもののチンピラ役をすさまじい迫力で演じきり、75年には室田日出男、川谷拓三らとピラニア軍団を結成(7
新東宝・大蔵時代の映画ポスターを中心に情報も収集しました。ポスターの役割は客寄せの宣伝ですが、映画ファンにはポスターに描かれる世界も大きな魅力の一つです。新東宝は昭和25年(1950年)3月、東宝から独立して自主配給をはじめ、初期は文芸作品も多く製作していましたが、配給網が狭かったので経営が窮地に追い込まれる中、昭和30年(1955年)、興行界の大物、大蔵貢が招聘されました。『風雲七化け峠』(1952年)監督:並木鏡太郎嵐寛寿郎,三原葉子、新人三原葉子のデビュー作品。<三原
いよいよまた忙しい季節が始まりました。今年限定の仕事も入っていて最近の4月では一番忙しいかも。ウイルスで世界経済全体が相当痛んでいるし、この先私自身もどうなるのか全く見えませんが、とにかく今目の前に仕事があることに感謝したいですね。というわけで、4・5月は大河ドラマは2話分まとめて更新、映画は旧作オンリーにして、週1くらいの頻度で更新できたらいいなと思ってます。減速モードに入る前に、これだけは記事にしておきたかった『神々の深き欲望』を。『復讐するは我にあり』の記事に書いたとおり、
「続網走番外地」(1965)高倉健主演ヒットシリーズ第二弾をU-NEXTで観ました。初見。監督は石井輝男。予告編はコチラ。冒頭、函館の銀行で宝石を強奪する事件が発生。時を同じくして、網走刑務所を出所した橘真一(高倉健)が本州青森に向かうべく、函館港にいました。出迎えに来た舎弟の大槻(アイ・ジョージ)が同行中。青函連絡船には、別の殺人を自供して網走刑務所を一時的に出て、殺害現場の郡山に刑務官(関山耕司)同行で実況見分をしに行く桐川(田中邦衛)、なにかと橘に絡んでくる女スリの