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安部公房原作勅使河原宏監督いつもながら、大ネタばれです。これほどの映画!是非、是非のお薦めです。迷った方は、記事をスルーしてください。クレジットタイトルに判コのコラージュ。この判コにも意味がある。ある夏の日都会に住む31歳の教師・二木順平(岡田英次)はリュックサックに水筒を背負いある県の駅に降り、バスに乗り、終点で降り、海辺に向かった。潮の香りのする砂地を歩いていると突然、視界がひらけて部落があらわれた。部落
『横溝正史シリーズ』『犬神家の一族』全五回テレビドラマトーキー各60分枠五回計239分カラー放送日昭和五十二年(1977年)四月二日から四月三十日企画角川春樹事務所毎日放送原作横溝正史第一回昭和二×年建物の屋上で椅子に腰かけていた青年は逆立ちをする。下宿のおばさんが「汽車が出る」と知らせる。おばさんは青年に仕事の依頼が来たから溜まった家賃を払ってもらえると喜ぶ。二人の居る建物には探偵事務所と書かれている。
日本人離れした彫りの深い顔立ちから、フランスの二枚目映画スター、ジャン・マレーに似ていると言われた知性派俳優岡田英次(1920~1995)は千葉県銚子市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。46年に新協劇団(第二次)に入団、54年同劇団の分裂で退団、木村功らと劇団青俳を設立、後に現代人劇場を経てフリーとなる。61年劇団・劇空間カクテルを結成したこともある。映画初出演作品は『花の素顔』(松竹49)翌年松竹制作『また逢う日まで』の女流画家役久我美子とのガラス越しの接吻は、話題を呼んだ。映画は