ブログ記事413件
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・小川哲書き下ろし、長崎を舞台にした物語を、お送りしています。今夜は、その第3夜。19歳の冬、役者を目指して長崎から上京した青年は、演出家に提案したアイデアがドラマとなり、脚本家としての道を歩み始めた。それから12年。脚本家のコンテストを受賞し、数々のドラマを手がけるようになった今、長崎出身の直木賞作家による自伝的小説の脚本家、という依頼が舞い込む。原作を何度も読み返し、上京して以来初めて、故郷・長崎へと帰ってきた。〜〜〜
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・小川哲の書き下ろし、長崎を舞台にした物語を、お送りします。今夜は、その第1夜。長崎空港に向かう飛行機の中で、私は『長崎が遠い』というタイトルの本を読んでいる。長崎市出身の直木賞作家、佐木島英治が書いた、自伝的小説だ。この本を読むのはもう5回目で、色んなページに付箋を付けたせいで、2倍くらいの厚さになってしまっている。私は、この本が嫌いだ。長崎の一風変わった祭り、歴史、食文化。そういったいかにも絵になるテーマに触れながら
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・小川哲書き下ろし、長崎を舞台にした物語を、お送りしています。今夜は、その第2夜。19歳の冬、役者を目指し長崎を飛び出した青年は、東京で演技のレッスンに打ち込んでいた。約束されていた映画出演の話は消え、アルバイトに明け暮れる日々。そんな彼に、講師として出会った演出家から、ドラマの設定案を考えてほしい、という連絡が入った。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜演出家から電話があったのは、アイデアを提出した2週間後だった。
「君のクイズ」小川哲朝日新聞出版(2022年10月発行)◆◇◆早押しクイズに情熱を傾ける青年が、ある謎の解明に挑む◆◇◆ネタバレ無しで本を紹介する私にとって、あらすじはこれしか書けません!面白かったのですが、ブログに書くか少し迷いました。まず、アメブロを含めレビュー数が多数あると予想できること。ちなみに「ブブログ」で検索したところ、小川哲さんの著作の中でも断トツ一位のレビュー数(紙の本で1803件)。なぜなら非常に読みやすく、一気読みできるページ数であり、
残り、短篇集2冊。「これが最後の仕事になる」編:講談社「最初の1行は全員一緒」のショートショート・シリーズ、第3弾。著者24人による全24作品、「メフィスト賞」作家多め。“最初の1行”は本書タイトル「これが最後の…」です。第1弾『黒猫を飼い始めた』は「ミステリー」「エンタメ」と好みの作品が多くて面白かったですね。第2弾『嘘をついたのは、初めてだった』は悪くなかったけど「ドラマ系」多めで
小川哲さんの「火星の女王」を読みました火星への移住計画が実現してかなりの時が経ち、当初の熱狂が冷めてしまっただけでなく、むしろ火星からの撤退が検討されているという時代設定です地球でなんらかのトラブルにみまわれて火星に逃れてきた研究者であるリキ・カワナベが、火星にありふれたスペラミンという物質が突然変異したことを発見します火星の独立をもくろむ大立て者が、それを火星人の発見と称して騒ぎ立てるというところから物語が転がっていきます小川さんの宇宙ものというと、昨年の短編集に収録さ
好きな作家さん小川哲。作品ごとにぜんぜん違う世界を出してくるこの人のチャリティー小説は、やはり捻っている。主人公はチャリティー小説を依頼されたあんまり売れていない作家。読者にどんな小説を届けるのか━━受け取る相手の喜ぶようにするには━━そこに“おもてなし”がある。エデンの東担当編集者からのダメ出し。甲斐と阿部が西南戦争に参加し、生死をわかつ。旧約聖書のカインとアベルのエピソードをモチーフにした…生き残ってしまったことに苦悩する━━サバイバーズギルト━━の物語。わかりに
今から楽しみで仕方ない12月13日からNHK総合とBSP4Kで夜10時から放送される特集ドラマ「火星の女王」放送100年を機に展開する「宇宙・未来プロジェクト」の一環として放送されるドラマなのだそう原作はあるけど10月に発売されたばかり積読がそれこそ山のようにあるので最新作までは手が回らないぞでも読んでおきたい…一冊ではある火星の女王[小川哲]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}火星の女王Amazon(ア