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「Medicineメディスン」を観に行きました。劇場前に長蛇の列が出来ていた。当日券予約のお客さんだった。場内に入ると、古い学校のレクリエーションルームのようなセット。天井付近に「congratulations!」の横断幕。誰かのお祝いらしいが、風船が雑に転がっていて、どうやらパーティーは終わっている。壁の時計は12時43分を指して動いている。この時計で1時に開演するようだ。ステージ奥にあるドアは、廊下から薄明かりが漏れて来ている。昼なのか、夜なのか?冒頭。廊下のドアから田中
夜はバスで南下して三軒茶屋のシアタートラムで日本でも人気のアイリッシュの劇作家EndaWalshエンダ・ウォルシュの最新作を白井晃が演出した舞台「Medicineメディスン」を観た。********演劇サイトより**********病院らしき施設のなかの部屋。パジャマ姿のジョン・ケイン(田中圭)が入ってくる。そしてまもなく、ドラム奏者、メアリーという名前のふたりの女性(奈緒と富山えり子)、老人と巨大ロブスターがやって来る…2021年イギリスでの初演から瞬く間に世界
シアタートラムに『Medicineメディスン』を観に行ってきました。初トラムです。最後列下手(しもて)でしたがコンパクトな劇場なのでとても見やすかったです。ネタバレしようにも何とも説明し難い物語です。考えるより感じる作品なので、観た人の数だけ解釈が生まれると思います。おそらく、別の日に観劇すれば、また別の解釈が生まれるんじゃないかと思います。1時間40分の上演時間中(休憩なし)、2人のメアリー(奈緒・富山えり子)の熱量には圧倒されました。そして、ジョン・ケイン(田
執筆記事が掲載されました!読んでいただけると嬉しいです✨エンダ・ウォルシュ最新作!舞台『Medicineメディスン』田中圭主演×白井晃演出で日本初演-演劇メディアAudience(オーディエンス)5月6日より東京のシアタートラムにて、田中圭さん主演の舞台『Medicineメディスン』が上演されます。病院engeki-audience.com田中圭さん主演舞台『Medicineメディスン』5月6日よりシアタートラムにて上演されます。田中圭さんが大好きな私は自分からこの記事を書
シアタートラムにて、平日マチネなのに、立ち見いっぱい👍田中圭、奈緒、富山えり子の3人舞台ドラムがBGMで一部入ります。幼い両親の間に産まれた男は、虐待やネグレクトで、村にも馴染めず、いじめられ、蔑まれ、精神を病み、病院に永らく入っている。セラピーという名の元、売れない役者のメアリーという同名の女二人と、物語を演じる。途中、途中に、アナウンスで、誰に言われてここに来たのか?を、どうしたいのか?を聞かれ、現状を出ることを拒否することで、マインドコントロールに近い形で、ずっと病院にいるんだろ
作エンダ・ウォルシュ演出白井晃田中圭/奈緒/富山えり子/荒井康太(ドラム奏者)アイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュの作品、というのに惹かれて観ました。初演は2021年イギリス。彼の芝居は、今回同様に白井さんが演出した「バリーターク」「アーリントン」を私は観ているほか、デイヴィッド・ボウイと共同執筆したミュージカル「ラザルス」を配信で観ました。ウォルシュの作品では、閉ざされた空間、そこに居る普通のようで普通じゃない人、その人が抱える孤独、その人が語る物語、外に出ていくこと