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明治37年の御製です。あさみどりすみわたりたる大空の広きを己が心ともがな明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。「さわやかな浅みどり色に澄みわたった大空の、その果てしない広さを、わが身の心としたいものである。」一貫して平和を望まれた陛下の大御心。世の中は感情的な勢いに呑まれ、戦争へと突き進もうとしていました。皆が心を鎮め、冷静になって、もう一度平和への道を模索してほしいと願われたことでしょう。日露戦争を避けたかった陛下、この御製
今日はゆるがせブラザーズ撃破第6弾参政党編です。ゆるがせブラザーズ「悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」と言ったら保守っぽいと考えている、思考停止した人たち第1弾:日本保守党編第2弾:国民民主党編第3弾:公明党編第4弾:自民党編第5弾:N国党編神谷党首のカルト的思想神谷党首が、皇位継承問題についてどう考えているのか、はインタビュー形式で回答しているnoteの記事が端的にわかりやすいです。こちらは2023年(令和5
明治36年の御製です。千早ぶる神のひらきし道をまたひらくは人のちからなりけり明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。「皇祖の神々がお開きになった道の大本を、さらにまた豊かに開いてゆくのは、人の力である」人事を尽くして天命を待つ。勇・智・親・愛。この4つの徳が、神の四魂の働きなのです。人間はその神意に寄り添いながら、それぞれの世界で、人事を尽くしてゆくことが望まれます。惟神の道とは、「神のまにまに」「神の御心のままに」という意味でもあります。明
明治35年の御製です。ちはやふる神をまつりてこともなくくれゆく年をいはひけるかな明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。「はげしい霊威をおもちになった神をお祭り申して、何の障りもなく静かに暮れてゆく年の幸いを、心謹んで祈ることである」明治27年日清戦争を経験した日本は、その後ロシアの脅威に晒されることになります。義和団事件の後、満州に軍を駐留し続けるロシアは、シベリア鉄道を通して兵站を確保しようとし、また海軍力も世界最強レベルになりつつありました