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高2時の奏は、東進で下記3講座をとっていました。1.B組英語(今井先生)2.数学ぐんぐん応用編(長岡先生)3.ハイレベル化学理論化学(鎌田先生)いずれも90分×20コマとなります。1.5倍速で受講していましたので、1講座20時間、復習時間を含めても30時間程度で受講が終わります。高2時1年間の奏の総勉強時間は800時間ですが、自宅ではあまり勉強ができなかったので東進での勉強時間が大半です。東進講座にかかる時間は復習時間を含めても30時間×3講座の90時間ですから
息子二浪目のとき、私は息子に受験する大学について一つだけ条件を出しました。それは、模試でA判定を取り続けるということでした。一度でもB判定が出るようなら諦めるようにとも言いました。(一度だけ冠模試でB判定が出たようですが、私に結果を隠していました)模試の結果は絶対だと思っていたわけではありませんが、模試でA判定が出るような位置に居続けなければ、(現役時、一浪目の結果を考えて)息子の合格はかなり怪しくなるだろうと思っていました。なりふりかまわず私が上京までして始まった二
息子が、センター試験の結果をイケメン先生に報告すると、イケメン先生は、『お母さん、安心したでしょう?』と、まず言ってくださったそうです…イケメン先生とは入塾の時に一度お会いしただけで、結局面談の申し込みもせず、すべてお任せしてしまったけれど、遠い地方から上京してきて、子どもを必死に支えている母の存在を、ずっと気にかけてくださっていたのだと、そのとき初めて知りました。なんて素晴らしい先生なのでしょう。ただ生徒に勉強を教えるだけではなく
我が家の受験体験記をすべて書き終えて、いまはほっとしています。ブログを書くかどうかずっと悩んでいて、我が家のような、あまりにも特殊なケースの受験体験記を書いても、誰の役にも立たないのではないか、ただの面白い受験体験記として読まれて終わり…になってしまうのではないかと不安に思っていました。一浪時の予備校での一年間、そして不合格の場面などは、当時のことを思い出して書くうちに、精神的に不安定になり、具合が悪くなってしまうほどで、やっぱりブログなんて書かなければ良かったと少し後
わずか数ヶ月の短いブログでしたが、思っていた以上にたくさんの方に読んでいただき、そしてコメントやメッセージもいただき、本当にありがとうございました。ただ書いているだけですと、読者の皆さんがどのように感じたのかよくわからなかったので、『いいね!』の数がたくさんあったときや、コメントがたくさんあったときは、とても励みになりました。アクセス数だけだと、炎上してても増えますからね…我が家の受験は、非常に情けないことばかりで、ブログで書いてその恥をさらすことについては、ず
二次試験の日を迎えるまで、私は淡々と家事や仕事をこなし、その日まで無事に過ごせることだけを願っていました。たとえ模試でA判定を取っていても、センターで十分な点数を取っていても、ここで、息子はもちろんのこと、私が病気にでもなったら、すべての苦労は水の泡となってしまいます。休日も出かけないようにしたり、仕事の後も、いつもだったらちょっと寄り道をして帰ることもあるのに、スーパーでの買い物もさっさと済ませ、まっすぐに自宅に帰っていました。この頃は家にいる時以外は、いつもマスクをし
年末年始にかけて、私はとにかく精神的にきつかったという記憶しかないです。またセンター試験で失敗して信じられないような点数を取ってしまったらどうしようか…。私立大学に行くことになったらどうしようか…。毎日息子の受験のことを考えると吐き気がしていました。二浪すると、浪人中に成人式を迎えることになります。うちは男の子なので特に気にならなかったのですが、成人式の日、職場のテレビで成人式のニュースを見て、『ああ、今日は成人式だったんだ。』と、ちょっと寂しい気持ちになったことを覚えて
昨日ブログを書いたのですが、書き終えてUPする寸前に操作ミスで全部消えてしまい、途方に暮れてしまいました二時間もかけて書いていたのに一瞬で消えてしまうなんて…。丸1日経ってやっともう一度書き直す気力が戻りました合格発表の次の日かその次の日、このあたりの記憶があやふやですみません。入学の書類が届きました。表に大学名が入った、しっかりとした大きな封筒で、ずっしりと重くて、この封筒を郵便配達の方から受け取ったとき、あらためて合格の喜びを感じました。嬉しくて、その大きな
東工大第一志望者の場合、私立併願校はどこにするか、とその難易度や対策法を記載します。東工大受験科目は英語数学物理化学の4科目ですから、私立はどこでも負担無く受けることが可能ですが、一般的には早慶、理科大になると思います。東工大受験生であればMARCHも考えるでしょうが、東工大を本気で受かろうと考えている層(安定的にC判定以上出ている層)であれば理科大は取りやすいと思います(理由は後述します)。一方で、早慶の壁は厚く、東工大合格レベルであっても滑り止めには全くなりません。東工大合格者で
ちょうど今と同じ、9月に入る頃だったでしょうか。あっという間に、今年もセンター試験出願の時期が来たなあと思いました。予備校に通っていればある程度予備校の方で、出願についてお知らせしてくれたり、写真を撮ってくれたりということがあったかもしれませんが、二浪目のこの時は全部自分でやらなければいけませんでした。自分で…というか、親があれこれ言わないとギリギリまでやらない子なので、写真は隣の駅の何々写真館まで行って撮るとか、出願の用紙を取り寄せるとか、いつ郵便局に受験料を振込みに行く
男の子は多少苦労させたほうがなんとなくいいような気がして、指定校推薦や確実に入れる大学への現役進学より、一浪してもいいから一般入試で志望校へと、息子が高校生の頃、私はそのように考えていました。現役合格にはまったくこだわっていなかったのです。入学できればどこでもいいわけではない、本人が納得のいく大学へ進学させなければいけないとそれをいちばん強く思っていました。息子は中学時代も高校時代も、ずっと学校に行きたくないと言い続けていました。学校の勉強が楽しくないというのが理由です。
秋の冠模試で、息子はB判定だったことがありました。しかし、私がそれを知ったのはずっと後でした。息子は絶対に志望校を受けたくて、B判定だった模試の結果を隠していたのです。一回でもB判定だったら、違う大学を受けることになっていたからです。なぜB判定だったのか…息子にはその理由がわかっていました。前の晩によく眠れなくて睡眠不足のまま模試を受けたら、簡単に解ける問題も時間がかかってしまったり、凡ミスしてしまったりしたのだそうです。だからしっかり寝られたらこんなことにはならない。絶
とうとう息子が森の家を出て行く日がきました。息子はここの環境がとても気に入っていて、大学に入ってからも、森の家が恋しいと言っていました。しばらくホームシックにかかっていたほどです。ホームシックって普通、生まれ育った家に対して思うものですよね?たった一年しか住んでいない、しかも二浪していて自分の人生の中では暗い一年だったはずなのに、ホームシックになるほどこの森の家が好きで、ここでの生活はとても平和だったと。なんだか不思議に思います。でも、考えてみると、ここでの生活はとに
我が家は東工大合格のための目標点数(ノルマとして)を以下のように設定していました。【英語】75/150点苦手科目の英語は半分の75点を目標にしていました。過去問はだいたい75-100点(採点は東進、以下同様)に収まっていまして一番ブレのない科目と認識していました。東進の採点と当日の採点にどの程度ブレがあるか分かりませんので、あまり期待せず、過去問実績の最低点あたりを絶対確保しようといった感覚です。【物理化学】210/300点物理化学は比較的得意です。模試でも過去問で
この年の二次試験はとても大変でした。以前にも書いたように、志望校決定が11月という遅い時期だったので、ホテルがどこもいっぱいで予約が取れず、喫煙ルームになってしまったり、毎日タイプの違う部屋を予約するしかなくて、(1日目はシングルで2日目はツインでといった感じで)毎日部屋を変わったり、本当に落ち着けずに苦労しました。皆さん、ホテルの予約はとにかく早いほうがいいですよ。受験しないことになったら早めにキャンセルすればいいのですから。ホテルには前々日から宿泊して、そのホテル
息子を無事に大学に進学させて、あとに残った私の仕事は、この森の家を引き払って自宅に帰ることでした。どうして息子と同時期に引っ越さなかったのかというと、国立の発表が3月上旬というとても遅い時期にあることと、それがダメだった時にさらに国立後期日程の大学を受験して、その合否を待たなければいけなかったからです。第一志望の大学への進学でなければ、このままこの森の家に私も住んで、ここから息子を通学させるつもりでいたので、進学先が決定するまではマンションの解約もできなかったからです。そし
12月になりました。ひさしぶりに自分のブログを見てみたら、ブログを書き終えた今もアクセスしてくださっている方がいらして、とても嬉しく思っています。私にとって子どもの受験のブログを書くということは、自分の人生でいちばん辛かった時期の記憶を引っ張り出して、もう一度その時の辛かった気持ちと向き合いながら書いていくという、とてもとても辛い作業でした。だから、もうブログを更新しなくなった今でも、私のブログを必要とする『誰か』に読んでいただいているということが、大変な励みになりま
暗い内容の話を書いたので、今日は前向きな話題に切り替えたいと思います。息子の通っている大学、私はとても気に入ってます。キャンパスや大学の設備なども想像を超えるほど素晴らしかったのですが、(これはどの旧帝大を受験しても思ったことです)いちばん満足しているのが、学生に対するサポートが素晴らしいということです。一人一人の学生を本当に大切にしてくれている、そう感じることが多いことでしょうか。息子が言うには、いままで教わったすべての教授が熱意を持った授業をしていて、学生
おひさしぶりです。かなり長い間更新できなくてすみません。このブログを読んでくださる方のために必ずこれだけは書かなくてはいけないと思ったのが「二浪した息子の就活がどうだったのか」ということでした。コロナ禍で各企業による採用がここ数年抑え気味だったと思うのですが、それが今年度は逆転して採用枠が増えたのか学生の売り手市場になったと聞きました。このような特殊な状況でしたのであまり参考にならないかもしれませんが私が感じたのは「二浪したことによって就職が不利になることは全く無か
ちょっとずつフォロワーさんも増えているので、何も更新しないのも申し訳なくて何か書こうと思うのですが、子どもは『二浪した息子』一人だけなので、いまは受験のことも疎くなってしまって。考えたら、子どもは一人だったので、二浪という、ありえないことをしてくれたけれども、子どもが二人いて一浪ずつした、とでも思えば、気が楽になるのかもしれませんまあ、子どもが二人もいれば一人くらい優しくて気が利く子で、母の日に何かプレゼントしてくれるようなそんな子だったかもしれませんが、現実は一人息子で、
私のブログは2月から3月にかけてアクセス数が伸びます。書き残しておこうと思うことはほとんど書いてしまったので、いまはほとんど更新していないのですが、毎年そのアクセス数の伸びを見て数年前の自分を思い出し、胸が痛みます。有益なことは何も発信できませんが、浪人生のおこさまを持つ保護者の皆様の気持ちに寄り添うことはできると思います。うちは二浪もしてますから息子の浪人は私にとって人生最大の難関でした。自分自身の人生は平凡で、特に荒波に揉まれることもなく、特に恵まれてもいな
このブログを書き始めたとき、私はお世話になったイケメン先生や、イケメン塾の存在を教えてくださって先生に紹介してくださった『二浪日記』のmarimcreamさんに恩返ししたいという気持ちがとても強かったので、息子の浪人時代を振り返ることはとても辛いことでしたが、合格までの道程をすべてブログに書くことができました。そして多くの受験生の保護者の皆さまにお読みいただき、我が家の失敗例から何かヒントを得てお子様の受験に役立てていただければと、そのような思いでいました。でも、ブログを
いや~、なんていうか、総合的に忙しいです。もうバッタバタ何言ってんの?毎度の愚痴よ・・・仕事は少々のことはありますがピークに比べたら落ち着いているのですが引き継ぎ業務やら、あいさつ回りやら、年度末決算の処理やら、自身の目標管理やら、担当変更に伴う膨大な書類の整理やら・・・。そこに各種送別会、(1回じゃないんだこれが。課で、部で、所で、みたいな?)お墓参りにも出かけ・・・爆睡もしないと持たないお年頃というのもあり・・・
何もなかった部屋に必要最低限の家具と電化製品が揃うと、やっと人間らしい生活ができるようになりました。息子の部屋には机と本棚と洋服掛け、私の部屋にはポツンとパソコンが置いてありました。パソコンラックなどはなく、1500円くらいで買った安いテレビ台にPCのモニターを置き、キーボードとマウスは、なんとアイロン台に乗せて使っていました。高さも大きさもアイロン台がぴったりだったのです(笑)和室だったので、畳に座ってパソコンを使うのには、これで十分快適でした。6畳しかないダイニングキ
先日、探しものをしていて、東京で暮らしていた頃の書類を見ていたのですが、その中からイケメン塾からの請求書が出てきました。それを見て、イケメン塾に振り込んだ毎月の塾費だけが、息子のために支払ったたくさんのお金の中で、唯一、いまでもこのお金を払って良かった、本当に息子のためになったと納得できる教育費だったと、そう思いました。反対に一番無駄だったと思うのが、浪人一年目に通わせた大手予備校です。いまでも、この一年さえなければ…こんな選択をしていなければここまで悲惨なこと
この間高校に入ったと思ったら、もう大学受験のお話苦労せず入れるなら、東京の私大(理系)でも良いよ長女の大学受験では、予備校の費用、模試代、遠距離の交通費や宿泊費、恐ろしい金額になった受験料、2大学分支払った入学金精神的に追い詰められた気苦労などを考えると、次女には楽々と入れる私大へ行って欲しい。ところが国立理系を目指す!と超勉強している次女。え~~~、国立目指すんだったら公立高校文理学科行かせてたけど国立大学の大学案内は送料有料のところばかりなので、グランフロント大阪
突然ブログを更新したかと思ったら、時期的に非常に罰当たりなタイトル(笑)これを書きたいと思ったときに書きたいものを書いているので、どうぞお許しください。最近、ふとしたきっかけで自分が書いたこのブログを最初から全部読み返すことがありました。泣きました…。そして思ったのは、『神も仏もなかった』ということでした。一浪目、受験した大学の合格発表のページに息子の受験番号がなかったとき、この世には神も仏もないんだ…と、すべてのものから見捨てられたような気持ちに
さて、新年度始まりました同じ中高一貫校に通う息子くんたち🐶🐹次男くん🐹は毎年担任が違うのに対し、長男くん🐶はこれで同じ担任4回目です。なぜ長男くん🐶高3になり、授業に空きコマができるようになりました火曜日→2時間木曜日→1時間金曜日→2時間いやーでかい!この時間を毎週自習にあてられるのは大きい。いつも家庭教師の先生と、通学とで疲れてしまっていたので、時間確保できるのは大きいです国立理系だとぎっしり授業埋まっているそうです。それではほなまた
息子の二浪が決定した日、私はある方にメールを出しました。本能的に、もうこの方に頼るしかないと思ったのです。息子の不合格さえしばらく受け入れられなかったくらいですから、もし二浪したら…と以前から考えていたわけではありません。ただ、受験ブログのトップブロガーさんである、その方の息子さんが通われていた塾に、数年前から興味を持っていました。正確に言うとずっと憧れていました。予備校さえないような田舎に住んでいたので、せめて関東近郊にでも住んでいたら、遠くても無理をしてでも新幹線に
息子は一浪時代の予備校と寮生活がきっかけで、睡眠障害になりました。受験生にとっては命取りと思えるほど怖い病気です。息子が二浪することになってしまった原因のひとつだと思います。タイトルには『治すために』と書きましたが、実際には受験のときにも治ってはいませんでした。受験に影響が出ないように、いろいろな努力をしたという程度です。まず、うつ状態と睡眠障害は密接な関係があると思ったので、うつ状態を治すために運動をさせ、体を動かすことによって、疲れて夜少しでも眠れるようにと考慮しま