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乱暴な相場展開です。トランプ関税の話ではありません。暖地生産者がもっとも儲けなければならない3月の彼岸相場です。花産業の得意ワザ、すんだことは忘れる。勝った負けたは時の運。次の勝負に勝てばよい。すでに母の日商戦まっしぐら。過去を考えるのが愚ブログ。今回のお題は、花産業がすでに忘れてしまった(あるいは、忘れてしまいたい、あれは夢の出来事であってほしい・・)3月彼岸相場を検証します。暖地生産者が、歯をくいしばって高い油を焚くのは、彼岸に花を咲かせるため。油をケチれば、開花は遅れ
読者の皆さまには「耳にタコ」、切り花の「品薄単価高」。なかなか解消しません。常態化しています。昨年4月の愚ブログでは、消費者は切り花の値上に対して購入回数を減らしていることを報告しました。2023年4月28日「切り花の価格転嫁による値上で消費者は購入回数を減らした」https://ameblo.jp/awaji-u/entry-12850036637.htmlこの消費者の切り花の「年間購入回数の減少=買い控え」はまだまだ続いています。以下、いつものように似たようなグラフが出てきます
波乱万丈の3月が終わりました。生産者、市場には疲労感が大きい彼岸相場でした。「品薄単価高」バブルがはじけたようです。このことは別の機会に検証します。今回のお題は、4月入学式恒例「新小学1年生女子の将来就きたい職業」調査結果。ランドセルメーカー大手のクラレが毎年調査。今年は27回目。今回は、これまでとは違う切り口で、「新小学1年生女子の将来就きたい職業」調査を検証します。2024年4月14日「クラレ調査新小学1年生女子の親は子どもを花屋にさせたくない」https://ameb
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年最初のお題は、「2025年を切り花の国内生産のV字回復スタートの年に」です。まず、国産切り花生産量の推移のグラフを見ていただきます(図1)。いつもは2000年以降の下り坂のグラフを示していました。花産業で働く若いひとは右肩下がりしか知りません。そんなひとに、日本の花産業にはうなぎ登りのイケイケドンドンの時代があったことを見ていただきます。図1国産切り花生産量の推移数字は5年ごとの生産量(億本)、緑数字は1995年