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Sリハ病院からT病院への再入院までの2週間Sリハ病院を退院してから、T病院へ再入院するまでの2週間。夫は自宅で過ごした。日中、私は仕事へ、子ども達は学校へ。夫は家でひとりの時間、そのほとんどをベッドの上で過ごしていたという。あれほど心待ちにしていたはずの退院。けれど社会復帰にはまだ遠く、加害者との交渉も止まったまま。さらに、右大腿骨の骨癒合は進まず、近いうちにまた手術を控えていた。先が見えないその時期、夫は心を閉ざしていった。鬱のような状態だったのだと思う。
交通事故にあい救急搬送された夫は、T病院で110日間のつらい治療を乗り越え、その後Sリハ病院に転院して5カ月間リハビリに取り組みました。この5カ月の間に、夫は松葉杖での歩行から、義足を使ってT字杖で歩けるまでに回復していました。屋内であれば、杖を使わずに歩けるほどになっていました。■情報提供書に記されていた「転院当初の夫」理学療法士YさんがT病院宛に作成してくださった「リハビリ情報提供書」には、夫がSリハ病院に転院した当初、どれほど厳しい状態にあったかが淡々と書かれてい