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『米国・中国・日本の国勢2025』第1回<人口>世界の人口問題の中で、最も特徴的なのは「日本の少子高齢化」です。参考までに、若い国の代表インドの人口も加えました。2023年現在では、中国は約14億人、米国は約3億人、日本は約1億人、インドは14億人です。2023年時点で、総人口はインドが中国を追い越して世界一になりました。これから先10年、20年、30年とどのように推移していくのでしょうか。人口は、対策を打ってすぐに効果の出るものではありません。また、増えればますます増
今日は二個移植と一個移植の比較をした論文になります。かなり細かく分類してるので一つ一つの区分の件数は少ないことを念頭においていただけると幸いです。JiangJ,WuX,SunH,HanL,ZhangX,LiuC,WangY,LiQ.EffectsofVariousTransferStrategiesofFrozen-ThawedCleavage-StageandBlastocystEmbryosonPregnancyandNeona
子宮内膜症は生殖年齢女性の約10%に発症し、不妊の主要原因の一つです。しかし、体外受精(ART)を行った際に、内膜症を持つ女性の成績が他の不妊要因を持つ女性と比べてどう違うかは、これまで明確ではありませんでした。この研究は、オーストラリア・ニュージーランドの大規模ARTデータベース「ANZARD」を用いて、79,318人の女性のART治療成績を解析し、内膜症の有無および併存不妊因子の有無による「累積出生率(CLBR)」を比較したものです。研究デザイン対象は2014~2019年に初回の採卵周
こんにちは、原田高志です。看護学生や新人看護師の方に、看護のコツを伝えたいと思っています。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として20年、学生指導の経験から【看護師国家試験・合格をめざす看護学生向け】「出生と死亡の動向」を聞き流しで学ぶはじめに:看護師国家試験で問われる「出生と死亡の動向」って?看護師国家試験の出題基準では、「出生の動向」「死亡の動向」「平均余命」「家族構成」「母子保健統計」など、社会の人口や健康を表す指標がよく出題されるよ近年の傾向として、最新の統計データや
融解後の胚盤胞のグレードを再評価し、それが出生率と関連があるのか調べた論文を読んだので紹介しますこの研究では、4613名の単一正倍数胚盤胞の移植、7750周期を対象としました。また、グループ1:凍結前、融解後の胚盤胞のグレードが同じグループ2:融解後の胚盤胞が凍結前と比較してグレードが高いグループ3:融解後の胚盤胞が凍結前と比較してグレードが低いグループ4:融解後に再拡張せずグレードの再評価ができなかった以上、4群を比較検討しました。年齢、AMHについて、グル
体外受精(IVF)で採卵した数を聞いて、「少なくて不安…」「たくさんあれば安心?」と感じた方は多いのではないでしょうか?最新の大規模研究では、採れた卵子の数と1年以内に出産できる確率(累積出生率,CLBR)の関係が詳しく調べられました。📊研究の内容と結果対象:4つの大規模ランダム化比較試験に参加した1,746人の女性方法:卵巣刺激に「フォリトロピン・デルタ」というFSH製剤を使用した場合の、採卵数と1年以内の出産率を解析。結果のポイントは次の通りです:1〜5個の卵