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内田也哉子『BLANKPAGE』私が彼女に注目したのは、父である内田裕也さんの告別式での弔辞だった。なんと心に残る言葉を持っている人だろうと。それからいくつかの著書を読んだ。今回の本にその弔辞の全文も載って、改めて読み直してみた。子供の時分から海外留学を経験し、かなり長い時間日本を離れて暮らした彼女は正しい日本語をどこで学んできたのだろう。おそらく数多くの本を読み、豊かな感受性を育て、樹木希林という偉大な母親の影響所以に疑う余地はない。
樹木希林氏の心に響く言葉より…「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。「こんなはずではなかった」「もっとこうなるべきだ」という思いを一切なくす。自分を俯瞰(ふかん)して、「今、こうしていられるのは大変ありがたいことだ、本来ありえないことだ」と思うと、余分な要求がなくなり、すーっと楽になります。もちろん人との比較はしません。これはやはり、病気になってから得た心境でしょうね。いつ死ぬかわからない。諦めるというのではなく、こういう状態で
リピート公開J=ビートエッセイ987101「作詞・作曲ジュリー」の傑作内田裕也「きめてやる今夜」をめぐって内田裕也「きめてやる今夜」(1977年)作詞・沢田研二作曲・沢田研二編曲・ジョニー大倉昨日取りあげた沢田研二版「きめてやる今夜」に先行すること数年「ロケンローラー」内田裕也のためにジュリーが作った曲。そのオリジナル・バージョン。ゆったりスローな三連符バラード。後年
まいどdeおいど。仙台は桜がげんきに顔をだしております。てな訳で、今回も早速いってみましょう。縁ある人を勝手に紹介するコーナー、題して「今日のイントロデュースマン」【今日のイントロデュースマン#3】石橋良太さん(通称:バシさん/元楽天イーグルス投手)大阪府堺市出身。昨年現役を引退。2019年はチーム2位の8勝を挙げクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。地元が同じで親近感もあったバシさんが昨年引退することになり、張りきって手を挙げ慰労会をする運びになった。どーでもいい話から人
2月5日にザ・タイガースデビュー53周年を迎えた。デビュー曲、『僕のマリー』のレコーディングを初めてした時、何回も何回も演奏をしたのを思い出す。20回目ぐらいで、やっとすぎやま先生からOKが出た。千歳烏山で合宿して、炊事や洗濯も自分たちでしたな…近くのレコード店に『僕のマリー』をジュリーと買いに行った。デビュー前に内田裕也とザ・タイガースで新宿ACBに出演したり、日劇ウエスタンカーニバルにも出演した。まだデビューもしてないうちに、日増しに歓声が大きくなって、ファンのかたが増えて
若松孝二監督、内田裕也主演の官能犯罪映画実在するクロロホルムを使った強姦事件をモデルにした作品これは犯罪映画の皮を被ったファンタジーである「水のないプール」1982年公開/103分/日本(米題:APoolWithoutWater)監督若松孝二脚本内田栄一製作若松孝二/浅岡弘行/清水一夫音楽大野克夫撮影袴一喜編集中島照雄製作会社若松プロダクション配給
今ではすっかり白髪の仙人みたいな風貌になってしまったロッケンローラー(ロックンローラー)内田裕也さんが若い頃の主演映画です。さすがに40年前なので若い❗❕ッス。この頃の裕也兄貴は若松孝二監督の「水のないプール」に崔洋一監督の「十階のモスキート」に滝田洋二郎監督の「コミック雑誌なんかいらない」に立て続けに出演しておりました。役者内田裕也の姿を垣間見るのはこの三作に尽きると思います。地下鉄で「カチカチカチカチカチカチカチカチ…………」(まだ自動改札になる前の話なので)と切符を切る男
女優歴58年。個性派女優として名を馳せ2008年には、紫綬褒章を受章したのが2018年に亡くなった樹木希林さんである。彼女が、映画・ドラマと数多くの作品を遺し、また、ロックミュージシャンの内田裕也さんと独特の別居婚生活を送り続けたことは、有名だろう(希林さんが亡くなった半年後後を追うように、裕也さんも亡くなっている)。しかし、彼女が渋谷だけで時価総額10億円以上の不動産を遺したことは、女優としての経歴に比べるとあまり知られていないようだ。南平台の戸建て物件
本日鑑賞した映画は人気芸能レポーターの奮闘を通してマスコミをはじめワイドショーに踊らされる大衆を皮肉る内田裕也主演作品『コミック雑誌なんかいらない!』公開日:1986年2月1日上映時間:124分-あらすじ-芸能レポーターとして活躍するキナメリは世間の賑わす有名人への攻撃的な取材で人気を博していた。ジャーナリズムを掲げ、様々な現場に突撃していく彼だったがある事件を機に自らの在り方に疑問を抱くようになっていく。2008年「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を獲得した
シネマヴェーラ渋谷キャメラを抱いて走れ!撮影監督仙元誠三より製作:東映セントラルフィルム監督:工藤栄一脚本:丸山昇一原案:松田優作撮影:仙元誠三美術:山崎秀満音楽:クリエイション出演:松田優作辺見マリ蟹江敬三田中浩二山田辰夫山西道広鹿沼えり岡本麗財津一郎内田裕也1981年4月25日公開元刑事で売れないブルースシンガーのBJ(松田優作)は、生活のために、私立探偵の仕事も兼ねています。彼は近藤かずえ(馬渕晴子)から家出した息子の明
『水のないプール』(1982年監督若松孝二脚本内田栄一)出演・内田裕也、中村れい子、MIE、浅岡朱美、原田芳雄、沢田研二、安岡力也、藤田弓子、紗貴めぐみ、黒田征太郎、赤塚不二夫、タモリ、殿山泰司、常田富士夫ほか。雨の降る夜の帰り道、男(内田裕也)は公園で二人の男に襲われていた若い女・じゅん(MIE)を助けてやった。じゅんのアパートに行ってずぶ濡れになった服をバスタオルで拭き、ジンジャーエールでもてなされた後、「夜道の一人歩きには気を付けるんだよ」と言い残し、名前を尋ねるじ