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『水のないプール』(1982)1980年宮城県仙台市で実際に起きた性犯罪から着想を得た作品とのこと。監督若松孝二脚本内田栄一製作若松プロダクション配給東映セントラルフィルム内田裕也、中村れい子、浅岡朱美、MIE、藤田弓子、沢田研二、安岡力也、殿山泰司、常田富士男、原田芳雄、赤塚不二夫、タモリ、他。地下鉄の切符切り(知らない人もいるかもしれないが、昔はパンチで切り込みを入れるのが乗車券の確認だった)係の男は妻と2人の子供の父親だ。妻は小さい子供の面倒にくたびれ
リピート公開J=ビートエッセイ987101「作詞・作曲ジュリー」の傑作内田裕也「きめてやる今夜」をめぐって内田裕也「きめてやる今夜」(1977年)作詞・沢田研二作曲・沢田研二編曲・ジョニー大倉昨日取りあげた沢田研二版「きめてやる今夜」に先行すること数年「ロケンローラー」内田裕也のためにジュリーが作った曲。そのオリジナル・バージョン。ゆったりスローな三連符バラード。後年
樹木希林氏の心に響く言葉より…「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。「こんなはずではなかった」「もっとこうなるべきだ」という思いを一切なくす。自分を俯瞰(ふかん)して、「今、こうしていられるのは大変ありがたいことだ、本来ありえないことだ」と思うと、余分な要求がなくなり、すーっと楽になります。もちろん人との比較はしません。これはやはり、病気になってから得た心境でしょうね。いつ死ぬかわからない。諦めるというのではなく、こういう状態で
女優歴58年。個性派女優として名を馳せ2008年には、紫綬褒章を受章したのが2018年に亡くなった樹木希林さんである。彼女が、映画・ドラマと数多くの作品を遺し、また、ロックミュージシャンの内田裕也さんと独特の別居婚生活を送り続けたことは、有名だろう(希林さんが亡くなった半年後後を追うように、裕也さんも亡くなっている)。しかし、彼女が渋谷だけで時価総額10億円以上の不動産を遺したことは、女優としての経歴に比べるとあまり知られていないようだ。南平台の戸建て物件
前回の続きだが、『追憶内田裕也スクリーン上のロックンロール』が連日、池袋の新文芸坐にて二本立て上映してた。前回、表向きはあくまでも内田裕也作品を鑑賞する事がテーマだったが、実は裏テーマもあった。その裏テーマがMIE出演作品を鑑賞する事だ。『コールガール』…これ、観たかったんだよなぁ!公開当時はウブな学生だったから映画館へ行って『コールガール』を観る勇気がなかったしねぇ(笑)。主演のMIEといえば、当時、ピンク・レディーを解散したミーちゃんのことだ。その未唯mie(ミ
若松孝二監督、内田裕也主演の官能犯罪映画実在するクロロホルムを使った強姦事件をモデルにした作品これは犯罪映画の皮を被ったファンタジーである「水のないプール」1982年公開/103分/日本(米題:APoolWithoutWater)監督若松孝二脚本内田栄一製作若松孝二/浅岡弘行/清水一夫音楽大野克夫撮影袴一喜編集中島照雄製作会社若松プロダクション配給
女優・加山麗子ファンです。ある女の浮気調査を依頼された冴えない探偵・浩太郎(内田裕也)と、彼より頭が切れる秘書・美紀(加山麗子)が、予想もつかない連続殺人事件に巻き込まれる日活ミステリーロマンポルノ「エロチックな関係」。レイモン・マルロー原作「春の自殺者」の映画化。<内田裕也、加山麗子>昭和53年製作・配給にっかつ/上映時間93分。<日活ロゴ>洒落たタイトルバックで始まる本作。藤田敏八、澤田幸弘、小澤啓一らとともに日活ニューアクション路線を支えた長谷部安春監督作品。その後の日活
2月22日、ザ・タイガースのトッポ(加橋かつみさん)のライブを観に東京銀座に行ってきました。かつみさんの銀座TACTライブは初体験、ライブは18:30からで、予約不可。1時間前に行ったら大丈夫そうだったので、近くの名店、銀座LIONでビールを一杯お値段は高かったのですが、うまかったのですよぉぉぉ銀座TACTこのライブハウス、40周年になるので、湯川れい子さんや平尾昌晃先生の祝辞も、、、木戸銭は6500円(ワンドリンク付)バンドは、キーボード:野口久和、ベース:
ひとつ前の当ブログでもチラッと触れましたが、「タイガース」の前身「ファニーズ」を発掘したのが内田裕也さんでした。裕也さんががまだ渡辺プロに所属していた1966年、大阪のジャズ喫茶(今でいう「ライヴハウス」)の老舗「ナンバ一番」を訪れて「ファニーズ」を発見します。「ナンバ一番」は兵庫出身の内田さんもかつて出演、プロへの足掛かりとなった場所であり、ここの専属になることはプロへの登竜門であるような有名な店です。ローリング・ストーンズやビートルズのカヴァーを演奏していた「ファニーズ」を観て、裕也さんは
生憎、手元に音がなく、買い直してしまった。内田裕也の『さらば愛しき女よ』(1982年)と、萩原健一の『DONJUANLIVE』(1980年)の2枚のアルバムを最新のデジタル・リマスターCDで、密林で購入した。同作がレコードとしてリリースされた直後は貪るように聞き、それこそ、盤面が擦り切れるほどだった、というのは盛り過ぎだが、愛聴盤だった。その前後のライブも記事にしているから見ているはずだ。内田は3月17日、萩原は3月26日と、今年、2019年に相次いで逝ってしまった。彼らの死後、様々なメディ
2019年4月21日記事この記事と、島田陽子様の過去記事、アクセスを時々爆発して頂いてます。根強い人気?黒木瞳様踊られます伊藤俊也監督作品、日本、117分島田陽子様、名高達郎様、黒木瞳様、工藤夕貴様、野村真美様、江波杏子様、寺田農様、伊武雅刀様、内田裕也様他好きな作品です。ドラマ版は斉藤由貴様が主演で、そちらも拝見しました・・・が、さすがに、もうあまり記憶にない。当作品、黒木瞳様が、宝塚を退団されて間もない頃。今の所、みどりの黒木様で一番好きな存在感作品だ
本日鑑賞した映画は人気芸能レポーターの奮闘を通してマスコミをはじめワイドショーに踊らされる大衆を皮肉る内田裕也主演作品『コミック雑誌なんかいらない!』公開日:1986年2月1日上映時間:124分-あらすじ-芸能レポーターとして活躍するキナメリは世間の賑わす有名人への攻撃的な取材で人気を博していた。ジャーナリズムを掲げ、様々な現場に突撃していく彼だったがある事件を機に自らの在り方に疑問を抱くようになっていく。2008年「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を獲得した
神保町シアターニッポンノアツい男たち~無鉄砲野郎の美学より製作:NCP監督:崔洋一脚本:内田裕也崔洋一撮影:森勝美術:細石照美音楽:大野克夫出演:内田裕也吉行和子小泉今日子中村れい子宮下順子アン・ルイス佐藤慶ビートたけし1983年7月2日公開男(内田裕也)は秋葉原の電気街をブラブラ歩いた末に、量販店でパソコンを購入します。彼は交番勤務の冴えない巡査部長で、妻のTOSHIE(吉行和子)からは愛想を尽かされ離婚に応じ、娘のRIE(小泉今日子)も母親に引き
シネマヴェーラ渋谷キャメラを抱いて走れ!撮影監督仙元誠三より製作:東映セントラルフィルム監督:工藤栄一脚本:丸山昇一原案:松田優作撮影:仙元誠三美術:山崎秀満音楽:クリエイション出演:松田優作辺見マリ蟹江敬三田中浩二山田辰夫山西道広鹿沼えり岡本麗財津一郎内田裕也1981年4月25日公開元刑事で売れないブルースシンガーのBJ(松田優作)は、生活のために、私立探偵の仕事も兼ねています。彼は近藤かずえ(馬渕晴子)から家出した息子の明
今ではすっかり白髪の仙人みたいな風貌になってしまったロッケンローラー(ロックンローラー)内田裕也さんが若い頃の主演映画です。さすがに40年前なので若い❗❕ッス。この頃の裕也兄貴は若松孝二監督の「水のないプール」に崔洋一監督の「十階のモスキート」に滝田洋二郎監督の「コミック雑誌なんかいらない」に立て続けに出演しておりました。役者内田裕也の姿を垣間見るのはこの三作に尽きると思います。地下鉄で「カチカチカチカチカチカチカチカチ…………」(まだ自動改札になる前の話なので)と切符を切る男
(1)やったことがほんのわずかだもの。やり残したことばっかりでしょう、きっと。一人の人間が生まれてから死ぬまでの間、本当にたわいもない人生だから、大仰には考えない(2)靴下でもシャツでも最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるということだと思う。自分の最後だけは、きちんとシンプルに始末すること
この本をつい手にとって買ってしまったのは、先週のこと。3日間続いたレッスンの一番初めのレッスンの帰りに、頼んでいた本をとりに行った時、たくさん積まれていたその本の題名に吸い寄せられたのです。いろんなことに心が屈託していた私には素敵な言葉に見えました。「なりゆきにまかせる」一見やさしいことのようでいて、実は難しい。成り行きに任せるとは、なにがあってもなんとかできる自分がいて、それをドンと受けとめる度量があって初めて言える言葉。もしかするとこの本が目に飛び込んできたのにはもう1つ