ブログ記事140件
さて九十九vsボルト。ボクシング勝負では九十九の方が一枚上手なので、ボルトはタックル狙いに切り替えます。ボルトは元々レスリング出身なんです。アマチュアレスリング出身の格闘家は多いですよね。中邑真輔・藤田和之・中西学・秋山準・桜庭和志・獣神サンダーライガー・永田裕志・鈴木みのる・長州力・三沢光晴・馳浩・川田利明・ジャンボ鶴田・マークコールマン・アレクサンドルカレリン・スティーブウィリアムス・ゲーリーオブライト・リックスタイナーなどなど、むしろアマチュアレスリングというものは将来格闘家になるための
怒涛の新タイトル攻勢第4弾。修羅の門第弐門!修羅の門が終わったのが1996年、俺が高校生の頃です。ケンシン・マエダ戦を残したままでの連載終了に消化不良感を感じずにはいられませんでしたが、まぁ海皇記も面白いからいっかぁなんて思いながら14年、ここでの連載再開には「ついにキタかぁ!」と興奮を禁じえません。まぁ子供の頃に呼んでた漫画の続編が驚くほどつまらなくなってしまうという例は多々ありますからね、その点については注意しながら読んでいく必要がありますけどね…つーわけで舞台はあのバーリトゥードから
さてジ・エイベックスの第2試合はこの対戦。ニコライ・ペトロフvs飛田高明!コマンドサンボvsプロレス、いや、コマンドサンボvs総合格闘技と言うべきか。プロレスから総合に転向した格闘家をなんと呼称すべきかは難しいとこなんですよね…さて打撃で攻める飛田に対しペトロフは当然低空タックル、しかし…引き込み返しからの腕ひしぎ、これが簡単に極めれるのなら苦労は無いんでしょうけどね。まぁ相手が道着を着ていなければそもそも引き込み返し自体が難しいか…つーわけで打撃・投げ・関節が高レベルでまとまった飛田に
さてさて、いよいよ決勝戦が始まります。陸奥九十九vs姜子牙!まぁ結末的には陸奥の勝利は動かないんでしょうが、未だに全く底を見せていない姜子牙の不気味さは際立ちますね。過去シリーズのボスキャラであった不破・アリオス・レオン、その誰よりも不気味なんですよねぇ…さて陸奥の攻撃をかわし続ける姜子牙。陣雷の予想は当たったためしがありません。それどころか陣雷があると言えば必ず無いし、陣雷が無いと言えば必ずあるという、逆の意味で必中の解説者ですからねぇ(笑)つーわけでやはり陣雷の予想は大ハズレします
修羅の門もついに最終巻です。さて九十九vsレオン、マウントポジションでレオンは打撃からこう繋げます。アームロックの中でもV1アームロックと呼ばれる極め方です。アームロックと一口に言ってもそのパターンは山ほどあるんですよね…しかしこの流れを読んでいた九十九は…指穿!脇腹に指が入ってくるわけですからね、普通なら反射的に飛び跳ねちゃいそーなもんですが、この流れを読み切っていたレオンは…構わず折ります!アームロックという言葉の響きから勘違いしがちなんですが、極めているのは腕ではなく肩関節
さて九十九vsルゥ。ルゥの発勁をくらいながらもさらに懐に入ろうとする九十九、当然迎撃するルゥ。この形から寝技に入るのを圓明流では「傾(なだれ)」と呼びます。まぁなかなか難しい入り方ですけどね、失敗すればマウント取られちゃいますからね…そしてここからの…葵蔓!いわゆる三角締めですが、この葵蔓は実戦では使えないかも。左手を極めていませんからね、その左手で脇差を抜かれて刺されるリスクの方が高そうです。がしかーし、当然これでは終わらないルゥ。三角締めは持ち上げることができます。逆に絶対持ち上
さてTHEAPEX1回戦最後の対戦カードは…ジム・ライアンVS陣雷浩一!陣雷を勝たせたところで意味がありませんからね、ここはジムライアンの勝利は間違いないでしょう。問題はその勝たせ方のみです。さてライアン相手に打撃で攻める陣雷、それを全て受け切るライアン。九十九の対戦相手はもはや何かに特化していないと勝負にすらならなくなってきましたが、ライアンは「耐久力」に特化してます。攻撃を「回避」するという点では海堂や片山、姜子牙が最強なのかもしれませんが、耐久力に関してこのライアンに比肩するキャ
さてライアンを破った九十九。柔道や相撲をやってりゃ骨格がズレないわけがありませんが、それを自分で感じ取るのは難しいですよね。逆にそういった変化を拾い取って修正できる整体師ってのは凄い職業なのかもな…つーわけで準決勝第2試合は…飛田高明vs姜子牙!これほど結果が見えてる試合もありませんね。ここで飛田が勝利して決勝が九十九vs飛田なんてカードになったら読者が腰抜かします(笑)さて1回戦でニック・ギャレットの攻撃を全てかわした超スピードの姜子牙に対し飛田はこう戦います。俗に「猪木アリ状態」
さて九十九vs姜子牙、ここでようやく九十九の記憶喪失が回復。まぁ漫画における記憶喪失はここしかないというタイミングで回復するのがお約束ですから。ちなみに俺は記憶喪失という事象自体の存在を信じていません。実際記憶喪失の人になんて会ったことないし、だいたいが嘘ついてるだけなんでしょ、アレは。が一方の姜子牙も負けちゃいません。三人目というのが含みを持たせてきますね。呂家3000年の歴史の中にたった2人、とんでもなく強い男がいたということですな。まぁこの伏線は回収はされないんでしょうけども、もしか
さて退院する九十九、付き添いの舞子ちゃんに声をかけるのは山田さん。九十九と舞子ちゃんがお似合いというよりも、舞子ちゃんの母親の龍造寺凛子さんと山田さんがお似合いかもしんないなぁ(笑)そんなわけで行われる1DAYトーナメント、組み合わせはこーなりました。九十九と姜子牙が決勝で対戦するのは確実でしょうから…初戦を勝ち上がるのは九十九・姜子牙・ジムライアン・飛田ってとこですかね…さてまず一回戦第一試合。姜子牙vsニック・ギャレット!まぁ分かりやすい噛ませ犬対決です。でもこの修羅の門という作
さーて陸奥vsライアン。実際日本の柔道選手がアマレス出身の外国人選手の低い姿勢からのタックルに苦戦してる姿が一時期よく見られましたからね。低い姿勢の相手は殴ったり蹴ったりするのはいいかもしれませんが、投げるとなると途端に難しくなっちゃうんですね…つーわけで寝技で攻める陸奥。普通の蟹挟みは相手を背中側に倒すんですが、これは膝下を刈ることによって相手を前向けに倒しているわけですな。まぁ膝関節を取りにいくなら確かにこちらの方が合理的ですかね…さてここからは一転打撃で攻めまくる陸奥でしたが…膝
さて九十九vs呂子明。相変わらずリスキーに戦う九十九。人間という生物は攻撃しようとする際必ずどちらかの足を踏み出さないと力が入りませんからね、その足を狙い撃つローキックという技術は理にかなった攻撃です。でもこればかりに頼る格闘家はつまらないんですけどね…さて九十九のローキック一発で動きを止められちゃった子明。体格の差というのは攻撃力に大きく影響しますが、それだけでなく防御力にも影響を及ぼすということですな…さてここで子明はハイキック。当然受け止める九十九でしたが…鉄板入りの靴で後頭部を
さてさて片目が見えない九十九に対してなかなか本気が出せないイグナシオでしたが…手負いの獣は恐ろしい、そんな事誰でも知ってる言葉なんでしょうが…よーく考えてみましょう。手負いじゃないフル元気の獣の方が普通に恐ろしいんじゃないでしょーかね(笑)つーわけで修羅モードに突入した九十九。九十九が修羅の顔を出したのは冬哉戦、北斗戦、アリオス戦に次いで4度目でしょうか。さすがイグナシオ、それだけでもう世界のTOP10に入ります。つーわけでアリオスの右ミドルをかわして懐に入った九十九、それをイグナシオは
、修羅の門まだ帯刀が当たり前だった時代。その時代にあって無手(素手)で人を殺す技を極めた一族がいた。その技を現代に受け継ぐ17歳の少年・陸奥九十九(ムツツクモ)は祖父に言われ格闘技界という表舞台に姿を現す。謎に包まれた千年不敗の古武術・陸奥圓明流が今そのベールを脱ぐ。作者は川原正敏。作者は過去に『あした青空』という空手少年とヒロインの青春漫画を連載したが、思うように人気が出ずコミックス全2巻で終了した。作品自体はヒットしなかったが空手の試合シーンは読者に結構好評だったので、作者は後に
修羅の門に登場する架空の流派、陸奥圓明流。その千年歴史に敗北の二字は無いといわれている。だがそれは果たして本当だろうか?九十九は以前南洋竜戦において祖先が雷電と戦ったと言っていた。つまり過去の陸奥の主要な対戦相手の記録が残っている可能性があるということなのだろうか?それともたまたまその様な話を陸奥真玄から聞いたのだろうか?正直口伝だけではどこまで本当か不明だ。過去の陸奥が事実を述べていたとしても口伝であればいつかその内容が歪んでしまったり、言い忘れ等で途絶え
かつて、「修羅の門」第二部が始まって、海堂が「不破が気にかかる」発言をしたとき、当時高校生の僕は、仲間内で「不破ダークホース説」をぶちあげた。そして、「不破の正体は、実は毅波秀明ではないか?」などとさらに無茶な推論を展開していたことを思い出す(この時点では、まだ不破北斗の戦闘シーンは全く描写されていなかった)。そして、陸奥にない不破の技「神威(かむい)」が繰り出される。当時、「神威(かむい)」の描写にはそれほどのコマ割りが使用されておらず、特定の角度からの構図しかなかった。高校
修羅の門の主人公陸奥九十九の父不破現(うつつ)。彼は不破でも100年に一人と言われるほどの身体能力を有する強者だ。ところで100年に一人はどのくらいすごいのだろうか?不破の世代交代が仮に20年毎だとしよう。そしてその間に平均2人の子供が生まれると仮定すると100/20*2=1010人くらいの不破の一族が生まれ、そのうち5人が不破になる。本人が「不破」でないので不破の一族の中でとしても10人に1人。どんなに多くても20人に1人だろう。つまりクラスに1~3人くら
修羅の門の主人公の陸奥九十九。彼が一番強かった時期はいつだろうか?2回目の海堂晃戦のときだろうか?いや違う。彼が一番強かったのは神に愛されていた15歳の時だ。神の子と評された動きは兄であり天才であった冬弥すら躱すことできなかった。その冬弥は15歳で陸奥真玄の全盛時を超えていた。そしてもうひとり陸奥真玄より強い可能性があるのがケンシン・マエダだ。しかしケンシン・マエダに対しては全盛時のとは言っていない。つまり当時の陸奥真玄よりは強いのだろう。そう考え
修羅の門に登場する陸奥圓明流。その奥義の上に存在するのものの総称が四門である。「存在するもの」というのは四神(朱雀、玄武、白虎、青龍)のことだろう。と思いがちだが四門は限界の門を開けその限界を超えることだ。では何の総称なのだろうか?限界にも複数の種類があるのだろうか?この辺りはいつか検証してみたいと思う。まずはこの四神をおさらいしてみよう。朱雀不破北斗に使用。四門の迅さを最大限に活かして対象の首を後ろから両脚で挟み、首を極めつつ回転を加えて落下と同時に