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こんにちは。ハワイとロサンゼルスのTLCforKids代表、船津です。グローバル社会のコミュニケーションで大切なものが「感情表現」です。欧米人から見ると日本人は「感情表現」が乏しく「表情」から気持ちを読み取ることが難しいのです。「喜怒を色に表さず!」自分の感情を表に出さないことが美徳とされる「武士の精神」が日本人には今も流れています。感情を露に出すと大人げない、相手に失礼である、という思いを何となく抱いている方が多いのではないでしょうか。多様な人と人間関
こんにちは。ハワイ、LA、上海のTLCforKids代表、船津です。アジア人俳優は表情が乏しくハリウッドで使えない!という記事を読みました。確かに、西洋人に比べるとアジア人は喜怒哀楽を表に出さないですね。日本や韓国など儒教(礼儀や上下関係を重んじる)の影響が強い文化では、人前でヘラヘラするのはダメですね。また日本人は相手の気持ちを尊重しますから、感情を露わにするよりも、自分の気持ちを抑えることを優先します。嬉しくても、相手に悪いと思って、喜ばない。悲しくても、相手に悪
バイリンガル子育ての大原則!それは「両親が言葉の先生である」です。これは海外子育て中の両親の多くが見逃していることなので声を大にして言います。両親が言葉を育てる先生です!海外では両親が日本語を育ててあげなければ、子どもの言葉の発達は必ず遅れます。日本に住んでいれば、子どもが生まれた時に「よーし!がんばって日本語を育てるぞ!」とは思わないでしょう。日本で子育てをしている気分「放っておいても日本語は育つだろう」という意識のまま子どもに接していると、子どもの言語発達は遅れていきます。海外在
こんにちは。TLCforKids代表の船津です。小学5年生で「英検準1級」に合格したタカシ君。でもタカシ君は帰国子女ではありません。またインターナショナルスクールに通っているわけでもありません。タカシ君は家庭学習だけで高度な英語力を身につけることに成功したのです!タカシ君は英語好きの母親の影響で、幼い頃から英語の歌や動画に触れて育ちました。日本語の発語がしっかりしてきた頃から、母親はフォニックス絵本やドリルを与え、英単語が読めるようになる環境作りを心がけました。簡単な単
こんにちは。ハワイ、LA、上海のTLCforKids代表、船津です。フォニックスの中で重要な取り組みが「ライミング」です。中でも、同じ音韻かつ同じ綴りで終わる単語グループを「ワードファミリー」と呼び、英語圏の子どもたちのリーディング指導に幅広く導入されています。最もよく使われるワードファミリーは37種あります。短母音ワードファミリーが「at,an,ap,ack,ank,ash,ell,est,it,in,ip,ill,ick,ing,in
こんにちは。ハワイ、LA、上海のTLCforKids代表、船津です。アメリカの子どもたちは幼稚園から小学校2年生の間にフォニックスで英語のリーディングを習います。フォニックスの中でも核となる取り組みが「ワードファミリー」です。ワードファミリーは同じ綴り、かつ同じ音韻で終わる単語をグループで覚えていくものです。代表的なワードファミリーは37種あります。*WylieandDurrellの研究による短母音(A=アと発音)ワードファミリーが「at,an,ap,ack,ank,
こんにちは。ハワイ、LA、上海のTLCforKids代表、船津です。日本人の子どもに多いのが臆病な子。親から離れられない新しい環境に怯える人見知りが激しいもちろん、外国人にも臆病な子はいますが、日本人に特に多い気がします。*あくまでも私の経験値です臆病な子は新しい環境に馴染んだり、人間関係を構築することが苦手なので、集団社会で生きにくく、学齢期を通してつらい思いをすることが多いですね。何事にも効率(スピード)が要求される現代社会は、子どもたちにも「早い成長」を期待します。早
こんにちは。TLCforKids代表、船津です。子育てと教育。似たような言葉ですが、意味は全く違います。子育ては「子どもの心身を育てること」教育は「知識・技能を習得させること」この二つが今の社会ではごちゃ混ぜになっていて、親も先生も、互いに責任のなすり合いをしています。生徒が不祥事を起こすと、校長先生が出てきて頭を下げている場面をテレビで見かけますが、違和感を感じませんか?校長先生は教育者であり「知識・技能を教えること」が仕事です。子どもの「心