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「偐紫田舎源氏」2日目を観劇してきました。「語りの世界」と言いつつ、朗読のみではなくて早変わりやだんまりの歌舞伎風の演出もあり、日舞もあり、やはり面白くて興味深い舞台だと思います。上演時間が短くてあっという間に終わってしまうのが寂しいくらい、もう少し観させてほしいなと感じました。語りの後に、宝塚歌劇でいうフィナーレのような場面もあって、これは嬉しかったですね。衣装とヘアメイクも、「偐紫田舎源氏」の世界に合っていて、皆さん素敵で良かったです!水夏希さんは、現役時代
あべのハルカスの近鉄アート館へ。演者は本を持ち、鳴物、三味線をバックにすすむ古典劇。ついこの前、オスカルだった水さまの和物、しかも男女の早着替え!着物も声色も仕草も瞬時に変えて、美しさに圧倒されるーー!なんてかっこいい。みっさまの白ブラウスがまぶしいと思ってたら2幕はどこの若女将の風情の紫字に艶やかな大ぶりの菊のお着物。なんて美しい。朗読されるだけなのに登場人物にささっと成り立つのはさすが。三林京子さんの圧倒的存在感。出てこられるだけで舞台が変わる。舞羽さんの舞
雀連を演じるのは三林京子さん元々は舞台俳優さんとして活躍していますが、多くのテレビ出演もしている方で、実父は、文学の人間国宝の2代目桐竹勘十郎さん。3代目も人間国宝で三林さんの弟さんと言う家柄。多くのテレビ番組にも出演していますが、NHK朝ドラの常連俳優でもあります。いちばん太鼓ぴあのふたりっ子オードリーファイトだんだんカーネーションスカーレットブギウギ三林さん演じる雀連は、舟木さん演じるクリキンとに、大きな関わり合いのある役です。さて、どんな関わり合いがあるの
藤間勘十郎文芸シリーズ語りの世界Vol.1「偐紫田舎源氏」初日の公演を観てきました。会場となった近鉄アート館は、2016年6月に悠浦あやとさん主演のOSK公演を観た時以来ですので、8年ぶり。偐紫田舎源氏の読み方も分からないくらい、私は何も知らなくて(;^_^A「にせむらさきいなかげんじ」と読むそうです。原作を読んでみようと図書館で本を借りたのですが、私にはほとんど読めませんでした。なによりも長編なんですよ。長~い物語なんです。なので、公演案内を読み、「夕顔」が分かれ