ラテン語とは
ラテン語は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語のひとつです。元々は少数言語でしたが、広大なエリアを支配した古代ローマ帝国が公用語としたことから、ヨーロッパのみならず、アフリカ大陸やアジアにまで伝わっていきました。その後、西ヨーロッパの支配地図の変容に伴って変化していき、イタリア語・フランス語・ドイツ語などのロマンス諸語が各地で成立しました。西洋語の多くの単語はラテン語由来によるものです。古代の書物がラテン語で書かれていることや、中世までは公式文書にラテン語が使われていたことなどから、西欧の文化や歴史を学ぶ者にとっては現在でもラテン語の習得と翻訳作業が欠かせません。現在でもバチカン市国の公用語はラテン語です。ラテン語に関するブログには、ラテン語の学習方法や、ラテン語の歴史や重要性を解説しているものが多く集まっています。