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眠りの底に感じる、生への鎖。アグニを救おうとする手。生きて欲しいと願う心。たくさん人を殺し、たくさん人を死なせ、罪悪感もためらいもなく嘘をつけるようになってしまったアグニ。燃えながら生きていうくうちに壊れてしまったなにか。もういい。もうこのまま逝かせてくれ。しかし、またも…呪いの言葉。「生きて」この言葉で、何度でも蘇る。死の淵に幾度立たされようと。そして、アグニは覆われた。何に?それはわからないけれど…なにか、邪悪な気
久しぶりの藤本タツキ作品レビューです。『妹の姉』藤本タツキの「妹」という存在への偏愛はどうなっているんでしょう。憧れが行きすぎた妄想になっているんでしょうか。これでリアルにマジモンの妹がいたら逆に怖い。(え?こはるちゃん?)このお話、姉妹設定なので個人的に突き刺さるものがありますが、ジャンプの古典名作を彷彿とさせる内容となっております。ジャギ様曰く「兄より優れた弟など存在しねぇー!!」の女子版「姉より優れた妹など存在しねぇー!!」な姉への、妹からのヌードパンチ姉へ
過去回想話。アグニとルナが二人きりで彷徨っていたわけが判明します。母親は登場してなかったけど、家を不法占拠した集団が来た時点では両親共に健在だったのかな?1話でふたりは「食材」でしたが、2話では「薪」でした。最初は両親が「薪」にされたみたい。そのときは子どもたちが祝福者だということはわかってなかったんでしょうね。わかっていたなら両親(おそらく祝福者ではない普通人)は死ななくて済んだんじゃないかな?でもやっぱり強盗としては成人は生かしておけないか?どっちにしろダメだったかな。