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ハリネズミちゃん特有の病気であるふらつき症候群の進行具合についてのご相談もあります。個体差もあるため一概にどのように経過していくとは言えませんが、大体の目安としてお考えいただけたらと思います。ふらつき症候群を発症してから、およそ1年から2年ほどかけて症状が悪化していくと言われておりましたが、色々なケースを見てきた中でもう少し現実的な日数が見えてきたように思います。⓪発症前、もしくは健康な時ハリセレブプラスあしもとしっかりエキゾチックアニマル用サプリメントハリセレブプラス〜あしもとしっ
ハリネズミ専門店ハリネズミの隠れ家では、トイプードルちゃんも多頭飼いをしています。もともとはハリネズミちゃんの健康のために考えたごはんやサプリメントでしたが、うちの子たちはどの子もハリセレブシリーズが大好きです。以前、僧帽弁閉鎖不全症になって虹の橋に渡ったプードルちゃんがいてました。当時、僧帽弁閉鎖不全症に対する認識は、名前と症状を知っているぐらいで、どのようなメカニズムで発症するのかということは全く知りませんでした。また、ハリネズミちゃんのアフターケアをしている中で、心臓病と診断された子
ハリネズミちゃんのお問い合わせの他手作りケージについてのお問い合わせもよく頂きますハリネズミの隠れ家では色々なケージの作成を趣味の延長で作ったりしてきましたDIYが好きな方は簡単に作ることが出来るかと思いますがそうでない方はご注文をされる方がおられますハリネズミちゃんの手作りケージはDIYの中でもそれほど難しいものではないかと思いますどのようなケージを作るかにもよりますが木製のケージの場合①設計図②木材カット③ペンキ塗り③組立の順になります
冬も本番に近づきハリネズミちゃんにとっては寒い日がやってきました。ハリネズミの飼育には欠かせないペットヒーターその使い方を間違えると、ハリネズミちゃんが怪我をするだけでなく、命の危険性もあります。今回はハリネズミちゃんに使用するペットヒーターについての私見を書いていきたいと思います。ハリネズミによく使用されるペットヒーターは①床面に敷くペットヒーター②天井や側面に吊り下げるペットヒーターの2種類があります。①床面に敷くヒーターは、大きく2つに分かれます。ケージ内に入れて敷くタイプ
ハリネズミちゃんがごはんを食べなくなってしまった時には、シリンジやスポイトなどを使って強制給餌を行わなければならない時があります。今回は、ハリネズミちゃんの強制給餌について書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんに限らず、シリンジなどで強制給餌をする時に気をつけなければならないことが誤嚥になります。ハリネズミちゃんの場合、誤嚥してしまうと命の危険性があります。だいたい、強制給餌をしなければならない時は、病気である、弱っているなど、十分にごはんを食べるだけの体力がない場合が多いです。た
ふらつき症候群を発症されたハリネズミちゃんのほとんどが、回し車を使われていたというのが当店の調査でわかってきました。今回は回し車の使用の有無についての私見を書いていきたいと思います。自然界に生息するハリネズミちゃんは、当然回し車を使用しておりません。ペットとして飼育していく中で、ケージという大きさの制限がある中、最大限の運動ができる道具として使用されるのが回し車になります。ケージが大きくなればなるほど運動できるスペースが広くなるため、回し車を設置しなくてもよい反面、空間が広くなることで温
ふらつき症候群のことに関しては、今までブログやインスタグラムにて何度も投稿をあげてきましたが、それでも5年ほど前に比べてふらつき症候群の診断をされたハリネズミちゃんが増えてきているように感じます。一つはふらつき症候群の症例が増えたことで獣医さんが、ふらつき症候群の可能性があるという診断がされるようになってきたこと。もう一つは、遺伝などの詳しい繁殖を知らないブリーダーが増えてきたことがその理由としてあげられるかと思います。今一度ふらつき症候群について書いていきたいと思います。ふらつき症候群
ごはんを食べなくなった時…ハリネズミちゃんは急にごはんを食べなくなる時があります。当店で飼養しているハリネズミちゃんでごはんを食べなくなるのは、腎臓や肝臓などの内臓の病気の時や腫瘍が大きくなり過ぎて内臓を圧迫している時や女の子の子宮の病気の時やもうすぐ寿命を迎える時です。よく、ハリネズミちゃんは偏食するのでごはんを食べなくなるといった話を聞くことがありますが、当店ではこういった偏食によるごはんを食べないという症状が見られるということはありません。当店の経験では、ごはんを食べなくなっているの
ハリネズミベビーちゃんというのは離乳時期にもよりますが、免疫が十分に育っていないことが多いです。生後1ヶ月は母乳で育てられることが望ましいのですが、産まれた匹数にもよりますので、その後どのようなごはんを与えるかが大切になってきます。また、皮膚トラブルを抱えている場合もあります。これは、お母さんハリネズミちゃんが子育ての間、気性が荒くなる場合があります。このような時はケージ内の環境を変えることができないため、ダニや真菌になる可能性が高くなります。①免疫を健康に維持する②皮膚トラブルを改善さ
大寒波になるのは本当に久しぶりかと思います。このような時は、エアコンだけではハリネズミちゃんの適温を保つことが出来ません。そこで、当店が行なっている方法をご紹介します。①カーボンヒーターカーボンヒーターはお部屋全体を温めるほどの能力はありませんが、ケージの近く(近すぎると温度が高くなりすぎたり、ケージが変形してしまうため、温度計を置きながら適切な距離を取って下さい)に置くことで、温度を取ることができます。②オイルヒーターカーボンヒーターよりは能力が落ちますが、カーボンヒーターよりはお
秋も深まり、いよいよ冬の寒さが近づいてきました。小動物を飼っている方にとって、温度管理が気になる季節となってきました。それと同時に乾燥の季節にもなってきました。今回は小動物の地肌の乾燥について、当店の私見を書いていきたいと思います。地肌の乾燥がひどくなる冬場は、皮膚トラブルの原因になることがあります。乾燥からフケ、そして、フケからダニへと変化していきます適度に地肌を潤わせることが皮膚トラブルを防ぐ大きな役割になります。当店ではハリセレブスプレーハリネズミの皮膚トラブルに『ハリセレ
体重が増加傾向のハリネズミちゃんでは、ダイエットを考えたりするかと思います。実際にハリネズミちゃんが肥満傾向かどうかの判断は血液検査によるところが大きいのですが、採血するときに麻酔をかけるなど、ハリネズミちゃんへの体の負担を考えるとなかなか思い切ることも難しいかと思います。今回は当店で行なっているダイエット方法について書いていきます。ダイエットをするかどうかを考える前に、まずは肥満かどうかの判断する必要があります。当店では、肥満かどうかを判断する方法として、抱っこした時のお腹の柔らかさで
お盆などや旅行でペットホテルを利用せずに、ハリネズミちゃんと一緒に帰省を考えられている方もいらっしゃるかと思います。今回は、一緒に帰省したり旅行に行かれる際における注意点を書いていきたいと思います。帰省するには色々な交通手段があると思います。自動車、電車、飛行機、高速バスなどを利用される際の注意点をそれぞれ書いていきます。どの移動手段でも言えることですが、大切なことは温度管理になります。必ず温度計と一緒に移動することが必要かと思います。また、移動の際のケース(ケージ)にも気をつける必要
ハリネズミちゃんの体調がすぐれない時に、緑色の吐瀉物や便をすることがあります。色々と見解はあるかと思いますが、当店の経験やアフターケアなどからわかったことを私見ではございますが書いていきたいと思います。緑色の吐瀉物で真っ先に考えられるのが、胃や腸などの消化器系の疾患があります。胃や腸に異変がなくても緑色の嘔吐をすることがあります。それが膵炎になります。血液検査で膵臓の炎症が見られることもあります。ハリネズミちゃんの場合、ちょっとした体調の異変でもこのような緑色の嘔吐をすることがあります。
たまにある相談で、ハリネズミちゃんのお腹がパンパンに膨らんでいるというものがあります。ごはんの量が増えたわけではないのに、急にお腹の膨らみが大きくなった場合、いくつかの原因が考えられます。今回は当店の経験から分かったこのお腹のパンパンに膨らんだ状態についての私見を書いていきたいと思います。①ガスが溜まっている最も多い原因がお腹にガスが溜まっている場合になります。ゆっくりとマッサージをすることにより、ガスの排出を促すようにしていきます。それでも排出できない時には動物病院で注射をしてもら
ハリネズミのお散歩についての専門家の意見について…まずは、家にあるハリネズミ飼育本を見返してみましたネット時代ですが、書籍はそれなりの知見に基づいて責任をもって書かれているものですので、しっかりした知識を得たいときには書籍を見るようにしています。(まあ…昭和の人間なもので…紙が好きなのもあります)そして、ハリネズミはペットとしての歴史が浅いということなので、本の内容を比較したくて複数購入しました。見返してみた結果、外んぽについての記載は以下の通りでした。・
身体を掻いたり顔を床などに擦り付ける行動についてハリネズミが上記のような行動をとる時、その多くはダニがいてることによるものであると思われます。ダニは基本的にハリネズミの針側の地肌に生息していますが、顔や鼻などにダニが移動することがあります。このような時、一般的にはお薬(レボリューション)を使って治療する方法がとられますが、副作用も少なからず存在します。最悪のケースも起こり得ることがあります。ハリネズミにつくダニは、主にヒゼンダニやキュウセンダニです。ハリネズミの飼育環境は、ダニの生息に
まだまだ日中は暑さも残っていますが、真夏の暑さも和らぎ過ごしやすい季節となってきました。この季節の変わり目に起こりやすい身体の異変があります。今回はそのことについて書いていきたいと思います。季節の変わり目になぜ、体調の変化が起こるのか?それは、当店では温度変化や気圧変化による身体へのストレス(負担)が原因だと考えています。ワンちゃんやネコちゃんたちもハリネズミちゃんと同様に体調を崩すことがあります。症状としてみられるものとして、下痢、嘔吐、食欲不振などがあります。ハリネズミの場合は、
最近、食欲不振や嘔吐の相談が増えてきました。今回は嘔吐について、当店の経験から得た私見を交えて書いていきたいと思います。吐く行動についてはいくつか原因がありますが、吐瀉物の色などにより判断するようにしています。①フードの色の吐瀉物吐き戻しといって、喉が通らなかった場合に一度吐き戻してふやかしてから喉を通す行動があります。これは特に問題がなく普通の行動になります。②黄色〜黄緑色の吐瀉物食べたものが胃や腸までいったものが逆流して嘔吐したものになります。それらの原因として考えられるのが❶
ハリネズミのアンティング行為について当店の飼育経験やアフターケア、それ以外のハリネズミの健康チェックを数多くみてきた当店の見解について書いていきたいと思います。ハリネズミのアンティングについては、今の所詳しいことがわかっていないというのが現状かと思います。ネットなどの情報でもいろいろな見解があるため、何が正しいのかというのもわからない状況であるかと思います。何のための行動なのか?それはおそらく、ハリネズミにしかわからないことかもしれませんが、当店のハリネズミの飼養や観察、研究の結果から以下
動物たちの健康のバロメーターとして、排泄物、すなわち尿や便の臭いや色で判断することが出来ます。今回は動物が緑の便や黒い便が出た時の症状や対処法について、当店の経験から分かったことを書いていきたいと思います。一般的に健康な便というのは茶褐色や茶色で、形があり便を処理した時に跡が残らない、排便後すぐの場合には少し臭いはしますが、固まると臭いがほとんどしない、大腸にある時間が短い時は細長く、長い時はコロコロして大きく、繊維が多ければ長くて大きめの便になるといったことが言えます。また、排便の色でい