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最近、「未成年1」(ドストエフスキー著、亀山郁夫訳、光文社古典新訳文庫)を購読しました。「未成年」はドストエフスキーの大作ですが、「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」と比べると、知ってる人は少ないでしょう。しかし、ドストエフスキーは面白いなあ。私にとって、なぜドストエフスキーは面白いと感じるのか?「未成年」を読んで、気になったので、ドストエフスキーのホロスコープを見てみます。ドストエフスキーのホロスコープは、太陽がさそり座なので、水の男です。なるほど!!さそり座
やっぱり買ってしまった!全5巻あるよ!カラマーゾフの兄弟!実は少し前から読んでみたいと思ってはいたものの、何しろ仕事と勉強しなくちゃいけないことと家事とで余裕がなくて。しかも全5巻…しかしながら、買わせていただきました!なぜって?推しが!推しが演るからですよ!https://www.nodamap.com/seisankaku/正三角関係|NODA・MAP第27回公演NODA・MAP第27回公演『正三角関係』www.nodamap.comぎゃあーーーー!チケット取
とうとうインドに抜かれました。このまま日本はどんどん下流国になってしまいます。日本人は勉強を馬鹿にしています。それがすべての元凶です。東大入試が100メートル走になったら、みんな徒競走教室に通うでしょう。この下流国で、東京大学など言ってももはやしょうがないことなのに、です。シンガポール国立大学に抜かれ、北京大学にも精華大学にも抜かれています。「競争に勝つこと」でなく、本当の学力をつけること。おかしくなり始めたのは「医学部至上主義」になってからです。医学よ
原題:Following製作年:1998年製作国:イギリス上映時間:70分クルストファー・ノーラン監督の処女作がデジタル・リマスターでリバイバル上映されると聞いて、さっそく柏のキネマ旬報シアターへ出かけ観てみた.本年度累積86本目の観賞は、今から26年前の作品.—————————————————クリストファー・ノーラン監督が1998年に発表した長編デビュー作.他人の尾行を繰り返す男が思わぬ事件に巻き込まれていく姿を、時間軸を交錯させた複雑な構成で描き出す.作家志望のビルは
ウクライナ紛争前、ロシアに頻繁に出張していた。渡航禁止、経済制裁、送金停止・・・の結果、中断しているが、私が現役のうちに復活することはなさそうだ。モスクワ中心街とモスクワから国内便で1時間程度の田舎町に泊まっていた。1~2月は外を歩くのも嫌になるくらい寒かった。マイナス20℃くらいかしら。商談後は、決まってウォッカ。飲みにケーションは日本のオヤジと同じだ。私はせいぜい3杯で白旗だが、オヤジ達は(たぶん)10杯くらい軽くいってたんじゃないかな。あれは熊レベルだ。工場の壁にロ
映画「夜明けのすべて」を吉祥寺の映画館で観た。自他の精神的外傷に付き添い、また付き添われ、お互い、上手くすればお互いに救済さえできるのはやはり生身の人間だなぁとおもわせてくれる映画だった。その生身の人間が、家族、恋人、友人である必要はない。古めかしいことばを用いれば縁ということになるのかもしれない。令和の新しい人間関係を模索していた、ともいえるのだが…。山城むつみさんの大著「ドストエフスキー」によれば、神とは人間同士の関係性のなかに現れるものだそうである。だれもが神になる瞬間、つまり
エイモア・トールズ宇佐川晶子訳ニコライ二世一家が処刑され長きにわたった帝政時代終焉ボルシェヴィキ政権が誕生しソビエト連邦になり革命政府に無期限の軟禁を下されたアレクサンドル・イリイチ・ロストフ伯爵はサンクトペテルブルクの屋敷や別荘没収ののち暮らしていた高級ホテルメトロポールホテルのスウィートから屋根裏部屋に一生軟禁の刑を受ける1922年から32年の生活!長きにわたる軟禁の日々!!ニーナソフィアふたりの少女から大人への階段⁈に付き添いつレストランの総料理長マネージャー
先日の朝日新聞に、長らく歌人であった人の訃報が掲載された。人事担当者として何人もの同僚にリストラを言い渡した後、「自分がひび割れていくのを感じた」と詠んだ歌を私も覚えている。組織に売り渡すのは被雇用者の労働力とスキルだけのはずである。なぜ、人格までを雇用者は要求するのだろう。毎朝、通勤電車の中でXをチェックするのが習慣になっている。今日の記事で、社労士さんが「なにをもって重罪とし、何をもって軽罪とするのか」と述べていた。「うーん」。最近頭に浮んでいるのは、キリスト教
本を読むことを止めることは、思索することを止めることである。フョードル・ドストエフスキー(ロシアの小説家、思想家)本って素晴らしいな~とともに…。元氣アップ大作戦~本との未知なる対話~【日時】2024年5月12日(日)開場17時30分18時~19時30分【場所】946BANYA(くしろばんや)釧路市錦町2丁目4釧路フィッシャーマンズワーフMOO2F港まちベース946BANYA北海道釧路市のフィッシャーマンズワーフMOOく
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典88(78人目)~フョードル・カラマーゾフ(会合)~フョードル:「フォン・ゾーンに似てますな」財産をめぐるドミートリーとの仲たがいが限界に達していたので、フョードルが先手をうって、ゾシマ長老の庵室に家族全員で集まることを、半ば冗談で提案した。アリョーシャは、父が道化役を演じてみせようとしているのではないかと、心配している。【⇒第1編:ある家族の物語5長老たち】庵室の会合へは、イワンと辻馬車に乗って出かける。声をかけ
自分の為に書く‥‥‥‥‥‥‥‥‥ドストエフスキーだいぶわかってきましたただドストエフスキーがわかるという事とわかったドストエフスキーをどう使うか❓これはドストエフスキーわかってないと絶対に出来ない事【屁理屈笑笑笑笑笑】わかりやすく書くと〜〜わかったドストエフスキーをどう使うかわからん〜〜につきるドストエフスキーわかったら使い方ぐらいわかるドストエフスキーわかってないからどう使おうかわからないだけぢゃないか!(ー`дー´)キリッ(ー`дー´)キリッ(ー`дー´)キリッ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典42(34人目)~グルーシェニカ(序&1日目)~・グルーシェニカ…もうひとりの悪女、もうひとりのヒロイン。しなやかな猫のような女。見た目は「世間並み」の美女。フョードルとドミートリーを夢中にさせ、二人を泳がせて楽しんでいる。さらに、ラキーチンにアリョーシャを連れてくるように頼む。「ねえ、あの人を連れてきてちょうだいよ、あの人の僧衣を脱がしてみせるから」と言う。カテリーナは白から黒へ、グルーシェニカは黒から白へ。物語の中心人物であり
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典25(19人目)~イワン・カラマーゾフ(2日目14時半~)~【イワン一覧】~イワン・カラマーゾフ(序&1日目11時半)~~イワン・カラマーゾフ(1日目17時~)~~イワン・カラマーゾフ(2日目14時半~)~~イワン・カラマーゾフ(大審問官)~~イワン・カラマーゾフ(2日目の夕方以降)~~イワン・カラマーゾフ(8日目)~~イワン・カラマーゾフ(2週間後)~~イワン・カラマーゾフ(公判前日1)~~イワン・カラマーゾフ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典39(28人目)~カルガーノフ~カルガーノフミウーソフの遠縁。大学入試の準備中の二十歳くらいのハンサム青年。この世に絶望し、夢の中に生きる貴公子。信仰の力とカラマーゾフの力を持たないアリョーシャ。放心状態で考え込むことがある。庵室での会合に、ミウーソフが連れて来た。アリョーシャとも友だち。修道院へは生まれて初めて来た。修道院の前で乞食に囲まれたとき、フョードル・イワン・ミウーソフは施しをしなかったが、カルガーノフだけ、「ひどく慌
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典26(19人目)~イワン・カラマーゾフ(大審問官)~【イワン一覧】~イワン・カラマーゾフ(序&1日目11時半)~~イワン・カラマーゾフ(1日目17時~)~~イワン・カラマーゾフ(2日目14時半~)~~イワン・カラマーゾフ(大審問官)~~イワン・カラマーゾフ(2日目の夕方以降)~~イワン・カラマーゾフ(8日目)~~イワン・カラマーゾフ(2週間後)~~イワン・カラマーゾフ(公判前日1)~~イワン・カラマーゾフ(公
…ところで皆様に感謝ですそれにしても…。…そんな現象がよく起こりましたつまり、このことをつくづく感じますそして、これこそがなぜ“鍼”が内科的疾患に非常に有効なのかということの証明になるかと思います※鍼には、目に見えないものを動かす力があるからですねなので私は、鍼とこの仕事に本当に助けられたなぁ〜と輝鍼灸院と患者さんに心から感謝しておりますところで最近、院長にプレゼントしてもらったiPadなのですがスマホの小さい画面では色々と作業しづらくなってき
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典102(113人目)~ラキーチン(前半)~性格など神学校を出た二十二・三歳の見習い僧。どういうわけか修道院で手厚い庇護を受けている。いたるところにコネがある。町の生き字引。ひどく落ちつきのない、ねたみ深い心の持ち主。イワンの予想では、近い将来、修道院長になる出世の道に飽き足らず、ペテルブルグに出て、十年くらい論文を書いて、雑誌を乗っとり、社会主義的色合いでリベラル派の無神論がかった雑誌を出版して、やがてペテルブルグに豪勢なビ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典4(10人目)~アレクセイ・カラマーゾフ(1日目11時半)~【アリョーシャ一覧】~アレクセイ・カラマーゾフ(序)~~アレクセイ・カラマーゾフ(1日目11時半)~~アレクセイ・カラマーゾフ(1日目16時~)~~アレクセイ・カラマーゾフ(1日目19時~)~~アレクセイ・カラマーゾフ(1日目21時~)~~アレクセイ・カラマーゾフ(2日目早朝~)~~アレクセイ・カラマーゾフ(2日目12時~)~~アレクセイ・カラマーゾフ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典2(5~9人目)~アリーナ・ペトローヴナなど~・アリーナ…モークロエ村の娘。ドミートリーからじきじきの指名があった。【⇒第8編:ミーチャ6おれさまのお通りだ!】おてんば娘のステパニーダが手にステッキをもって熊つかいを演じた。熊役のマリアとアリーナは、卑猥な姿で床に転がった。【⇒第8編:ミーチャ8うわ言】・アリーナ・ペトローヴナ…スネリギョフ(二等大尉)の妻。四十三歳。カテリーナ曰く、「頭のおかしな奥さん」。スネリギョ
もうすぐ長期休暇なので、この機会に積んでいた本を読もうと思います!この本が発行されたのは1967年、今から半世紀ほど前です。ということは、2024年に生きている私がふむふむと読んでいる内容は、1967年の学者たちが研究したドストエフスキーであって、私から見たドストエフスキーではないのです。ややこしいですね。最近の研究から入った方が手っ取り早いのでは、と思いましたが、未知の分野に飛び込む時、研究を時系列で追った方が、どういう流れで今に至るのかが分かるので面白いかも!と思ったので、少し前のもの
「教団X」というタイトルを目にしたとき、アメトークの読書芸人を思い出した。それがこの本との出会いであった。「教団X」は、怪しげな宗教団体を通して、人間というものを多方面から考察する物語であった。物語では、松尾率いる「神はいるか考える会」と沢渡率いる「セックスで信者を洗脳する宗教団体」が対立する。最後にはテロにまで発展する。この本のキーワードは、・物理学(相対性理論、量子力学)、宗教に絡めた人生観・無になるということ、執着を捨てること・意識は脳の活動を見る鏡という考え方・他人と比べ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典96(94人目)~マクシーモフ~性格などトゥーラ県の地主。六十ぐらい。病的な好奇心で、「場違いな会合」へ向かう四人に近づき、庵室への案内を買ってでる。長老のことを「完全無欠の騎士」だと言っている。長老の庵室へは向かわず、先に食事会の開かれる修道院へ、小走りで向かった。フョードルは、マクシーモフが、フォン・ゾーン(猟奇的に殺された好色漢)に似ていると言う。【⇒第2編:場違いな会合1修道院にやってきた】1日目11時半マ
ドストエフスキー『罪と罰』~冒頭でつまずかないために~ドストエフスキーの長編を読むとき、『罪と罰』を最初に選ぶ人が多いと思います。たしかに、ほかの長編よりも読みやすいですが、冒頭に壁があって、投げ出しやすい作品でもあります。第一部の終わりまで興味を持ち続けられれば、あとは一瀉千里です。ファイト!冒頭、主人公の青年(ラスコーリニコフ)が、「あれ」をするかどうかで悩んでいます。「あれ」の正体がなかなか明かされないので、何がなにやらわからないまま、だいぶん泳がされることになります。ドスト
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典24(19人目)~イワン・カラマーゾフ(1日目17時~)~【イワン一覧】~イワン・カラマーゾフ(序&1日目11時半)~~イワン・カラマーゾフ(1日目17時~)~~イワン・カラマーゾフ(2日目14時半~)~~イワン・カラマーゾフ(大審問官)~~イワン・カラマーゾフ(2日目の夕方以降)~~イワン・カラマーゾフ(8日目)~~イワン・カラマーゾフ(2週間後)~~イワン・カラマーゾフ(公判前日1)~~イワン・カラマーゾ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』~冒頭でつまずかないために②~〈献辞〉扉のページに、妻のアンナへの献辞があります。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」というヨハネの福音書の引用です。キリストが十字架にかけられることで、キリストの復活を信じる人たちは救われるという、キリスト教の贖罪思想を表す言葉です。このモチーフは、物語の中でさまざまなバリエーションで登場します。・物語の中で、ゾシマ長老がこの「言葉」をアリョーシャに贈
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典60(48人目)~ゾシマ長老~・ゾシマ長老…この町の三代目の長老。若いころは軍役につき、コーカサスで尉官をつとめた。六十五歳だが、すでに衰弱のため、余命いくばくもない。逝去とともに奇跡が起きて、修道院に栄光が訪れることが期待されている。アリョーシャが修道僧の世界に入るきっかけをつくった。三位一体という言葉があるように、彼の一生にカラマーゾフの三兄弟が一体になっているように思われる。ロシアの長老制度は、十六~七世紀に一度忘れ
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』人物事典21(16人目)~イッポリート・キリーロヴィチ~事件まで検事(補)。事件当日、署長の家に偶然集まっていた四人衆の一人。最終盤の2人の主役のひとり。ドミートリーの予審で突破口を作った切れ者。この町では特別な人物。三十四、五ながら、すでに肺結核の兆候がある。かなり太めの奥さんと結婚していて子どもはない。ドミートリーとは疎遠だが、神経質で夢見がちな細君のところへ、ドミートリーはときどき顔を出す。細君は彼をやさしく迎え、彼に興味を示して
ドストエフスキー言わずと知れた世界の文豪.カラマーゾフの兄弟や罪と罰といった大作は超有名です.が、難解で冗舌.読みづらいったらありゃしない.挑戦して諦めた人も多いのではないでしょうか.これがロシア文学か、と.尻込みしてしまうかもしれません.しかし、ドストエフスキー、大作ばかりではありません.なんと童話を書いています.短いです.8ページです.今回はその童話を紹介します.「いざカラマーゾフ」と言う前に「とりあえずドストエフスキー1つ読んだぞ」と、ドストエフスキー作品の取
唐突ですが、「心の襞(ひだ)」っていう言葉を聞いたことありますか?実は僕も、明確な語義は分かってはいないのですが、イメージを強く掻き立てられるお気に入りの言葉です。「襞(ひだ)」というのは、しわ状のもの、例えば衣服やカーテンなどの折り目や、キノコの傘の裏にある放射状のびらびらした部位のことですが、精神的なものの比喩としても使われるようです。感銘を受けることを、「心の襞に触れる」なんて表現をするらしい。心をいう場合は、恐らく「機微」という言葉がニュアンスとして一番近いのではないかと思いま
A(エース)ポート・マフィア幹部一番疑問が多いのが、A(エース)の元ネタは誰なのかというところだと思います。ズバリ、フョードル・ドストエフスキーの長編小説『賭博者』(とばくしゃ)に登場するアレクセイ・イワーノヴィチだと思われます。その理由として、アレクセイ・イワーノヴィチはかなりのギャンブラーということ。(この理由はかなり大きい)アニメ上でAはドフトエフスキーを勧誘することから、ドフトエフスキーと関わりのある人物であるということ。A(エース)は多額を上納しポート・マフィアの幹部とな