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デヴィッド・リーン監督が初めて挑んだ超大作評価:★★★★☆「逢びき(1945)」や「旅情(1955)」など質の高い人間ドラマを監督していたデヴィッド・リーンが初めて挑んだ大規模なスケールの作品で、この後は「アラビアのロレンス」など、質の高い大作を連作することになる。<ストーリー>タイとビルマの国境近くの日本軍捕虜収容所に、イギリス軍捕虜が送られてきた。この捕虜たちを使って、クワイ河に橋を架ける作業が進められていた。収容所長の斉藤大佐(早川雪州)は完成を急
《曲目解説》ロシアの作家ボリス・パステルナークの原作をデヴィッド・リーン監督が映画化した『ドクトル・ジバゴ』(1965年/米伊)の曲で、ヒロインのラーラ(Lara)をモチーフにした曲である(一般的には「ララのテーマ」となっていることが多い)。音楽はモーリス・ジャールが担当した。“Somewheremylove”のタイトルで、アンディ・ウィリアムス、コニー・フランシス、レイ・コニフ等が歌い、ポピュラーソングとしても一躍有名となった。オリジナルではロシアの民族楽器バラライカ
名匠デヴィッド・リーン監督のアカデミー賞7部門受賞に輝く名作「戦場にかける橋」(1957年)。劇中に流れる「クワイ河マーチ」も有名ですね。1943年、第二次世界大戦の最中。タイとビルマ国境付近の日本軍管轄の第16捕虜収容所にニコルソン大佐(アレック・ギネス)率いるイギリス軍の一隊が移送されて来ます。収容所所長の斉藤大佐(早川雪舟)は、クワイ川に鉄道が走る橋を架ける建設作業用の人員として英軍捕虜を移送したのです。収容所にはアメリカ兵のシアーズ中佐(ウィリ