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77点。「キリキリキリ……恐いでしょう?」「キリキリキリ……痛いでしょう?」痛みは嘘をつかないとかいっちゃってる和製サイコロジカルホラー。痛たどころじゃ済まなさそうな描写有り。裸は上手く隠してます。安心だね!私、この映画は世の男性諸君に「時計じかけのオレンジ」のアレックスが如く、無理矢理にでも見ていただきたいものです。(にっこり)以下、ネタバレ。って言うか、考察。オーディションって審査する側、される側の熱量が違うじゃないですか。上下関係もそうですけど、だ
42点。お断り)色んな意味で誰にもお薦め出来ないので、誰も見ない様に酷評しなきゃ!と思ったホラー映画。なので、この映画が好きな方は以降を読まないで欲しいです。映像が粗いのは良いけど、不自然過ぎる血飛沫と、家庭用包丁で指どころか、腕まで切れちゃう描写は骨の概念が無いみたい。音楽は狙い過ぎて鼻につく、何となくファッションメンヘラの匂いがします。テーマは深い様に見せつつ、そうでも無いので、この映画を観て学べる事は恐らく、無いです。まともに考察なんかしてる人も居ないでしょうから、ネ
【ネタバレを含みます】映画「エスター」を観た。久しぶりにゾクゾクさせていただきました。ブログのタイトルに付けた「古典的演出による現代的ホラー」というのを解説していきたいと思います。古典的演出というのは、ホラー映画の「来るぞ、来るぞ」、「もしかして?…」とドキドキさせる演出で、例えば最初にエスターが起こす事件、同級生の女の子を公園で突き落とす前のシーン。同級生の女の子はエスターを探して公園の木で作られた大きめのすべり台を備えたアスレチックジムを進んでいくのですが、階段を上
83点。"ミスミソウ"はお花屋さんで鉢としてなら取り扱いがあるかもしれませんね。以下、ネタバレ。って言うか、感想。原作のラストシーンは、厳しい冬を乗り越えて、初春の雪解けに咲く事から"雪割草"とも呼ばれるこの山野草が、面一杯に咲き乱れる光景に、おじいちゃんが亡くなった孫二人に呼びかける台詞で〆る、「春花、祥子、春が来たよ。」老い先短いであろうおじいちゃんに深い悲しみを背負わせて、それでも残りの人生を生きるという結末です。当映画はラストこそ違いますが
あうあうあ松山春天回避ニュースむむう。慌てず治して戻ってきてなのそれはそうと隼人さんの続報は・・・あうあうあん?録画しっぱなし消化しなくちゃ怖くて観てなかったザ・ノンフィクション(ブフォ令和の婚活漂流記・・・怖かったぐっすんぐっすんDT理系アラサー男性、両親は離婚してて母親と同居さんの婚活見るも無残真剣高裁に進みたい東大卒研究職女性との電話で「もし結婚するなら家賃10万ぐらいの部屋を借りて」ウッソw双方大卒社会人、東京近郊で家賃10万円?ね
今回は本編は75分とコンパクトで、突っ込みどころと物足りなさはあるものの、和田光沙の怪演のおかげで気持ち悪さが際立っていた城定秀夫監督の作品を紹介します。僕だけの先生らせんのゆがみ主演:湊莉久出演:和田みさ(和田光沙)/橋本雄大/徳元裕矢/森羅万象/麻水貴仁/古田覚大/藍原大・あらすじ町の掲示板に張り紙を貼るひとりの女性がいました。間宮家の姉、智子は頭痛に苦しみながら家庭教師募集の張り紙を貼っていました。張り紙には1匹のカマキリが止まっていました。ある日の朝、女子大生の村田美雪
ご訪問いただきましてありがとうございますお弁当の猫きのこです🐾皆様、お気に入りのアニメ・小説・映画・漫画など作品が多々あると思います。昔は、ヒッチコックあたりの今にして思えば結構ゆる~いトリックでも、どんでん返しのラストは驚いたものでした。しかし、この展開は絶対こうなるともうネタバレしきってしまい、よほどのことでないと驚いたりしなくなってしまいました。逆に全く驚かなかったのに、なぜ、世間が騒いでいるのかと不思議に思ったのが『シックスセンス』。もう、最初からすっかりネタ
76点。2時間39分と長い。吉高由里子デビュー作。「自殺サークル」の世界線を共有する、正式な続編では無いらしいサイコロジカルホラー。前作の焼き回しと一部チャプター以外の直接的な描写は避けています。それは、それぞれのチャプター毎に人物の視点が違い、その人によっては直視出来ないから。全編にその章の人物のナレーションが付いてるけど、映像とリンクしないのもリアル。結末によるいくつかの答えは提示されるけど、観客それぞれ答えが無数にありそうで正しいのか正しくないのか、怖いのか怖くないのか解らな
邦題:アザーズ原訳:他人70点。ニコール・キッドマンの緻密な演技を愛でるスーパーナチュラルゴシックホラー。血も出ない、誰も死なない、格式の高いお上品な映画です。残念だね!これで夫が帰って来なければ、家族皆で見ても良いのにな。リチャード邪魔。舞台設定が秀逸で全体的に閉塞感が漂う、明暗を巧みに使い分けて、重厚な雰囲気を醸し出し、ねっとりとした恐怖を演出しています。以下、ネタバレ。って言うか、考察。この映画を語るとどうしても、コンセプトが良く似た下記映画の