ブログ記事584件
今日は国立西洋美術館へ行ってきました!DoestheFutureSleepHere?ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?という展覧会を観てきました。というのも先日、登録しているyoutubeチャンネルの東浩紀さんの番組で弓指さんというアーティストの方が出ていて、この展覧会に出品していることを話されていて、とても興味をもったからなのですが、いやいやよかったです!いろんなアーティストさんのいろんな自己表現的なものがあって、好みはあると思いますが、若者のパワ
国立西洋美術館常設展に行ってきました。目的は版画展示室で開催中のゴヤ〈戦争の惨禍〉全場面展示。スペイン独立戦争下の惨たらしい場面を描いた版画作品ですが、当然これは個別の、特定の戦争の絵ではなく、人類の歴史に、現在に顕れる、普遍的な人間の姿。殺し殺され、犯し犯され、奪い奪われ、積み上がる死体の山。軽々しくスマホを向ける気にはならないので写真はありません。周りを見ても、撮影可でもカメラを持つ人はいませんでしたし、誰もがとても静かに鑑賞していました。ゴヤの卓越した画力と人間の獣性を見
『ゴヤの名画と優しい泥棒』TheDUKE2020年イギリス映画95分監督:ロジャー・ミッシェル脚本:リチャード・ビーン、クライヴ・コールマン撮影:マイク・エリー編集:クリスティーナ・ヘザーリントン美術:クリスチャン・ミルステッド衣裳:ディナ・コリン音楽:ジョージ・フェントン出演:ジム・ブロードベント(ケンプトン・バントン)ヘレン・ミレン(妻ドロシー・バントン)フィオン・ホワイトヘッド(息子ジャッキー・バントン)マシュー・グード(弁護士ジェレミー・ハッ
おはようございますリーフですマニアックな一部のゴヤエルファン()の皆様に贈りますゴヤエル写真まとめ過去ブログ全部見直してゴヤエル写真をピックアップ超面倒臭いことしてみましたっ巻末のおまけには…ヘボエル写真集、ポムエル愛の劇場のまとめリンク付き「ゴヤエル」とは…↓↓↓スペインの巨匠ゴヤの絵画に出てくるビションがモデルだという汚いボサボサ泥々な犬のようになってしまうことです拡大過去の代表的ゴヤエル〜金のビションと泥の汚ション物語〜初登場2017年3月ゴヤエル(
こんにちは。ブログをご覧頂きありがとうございます。私の好きな絵ではありませんがプラド美術館へ行った時に思わず絵の前で立ち竦んでしまった忘れなれない絵画。我が子を食らうサトゥルヌスこの絵を間近で鑑賞した時気持ち悪い絵だと思ったしこんな作品を書けるなんてゴヤは頭がおかしかったのかな?なんて、思いました。ゴヤがこの絵を描いたのは諸説ありますが宮廷画家だったゴヤはもしかしたらカニバリズム(人肉嗜食)や子供を生贄に捧げているのを知ってい
エリカ・ラングミュアの「物語画」(高橋裕子訳,八坂書房,2005年)から。古典古代のイストリアでなく,同時代の歴史を取り上げた例として,ダヴィッドやゴヤがいるが,1867年にマネが「マクシミリアン皇帝の処刑」を描く。当時の状況だが,フランスはナポレオン三世の政府の時代。マネは政府に反対の立場を取っていたという。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの弟フェルディナント・マクシミリアンは,1864年にフランス軍の後押しによってメキシコ皇帝となった。しかしアメリカ南北戦争の北軍の勝利やヨーロッパ
1961年に起きたゴヤの絵画盗難事件の映画化。とんでもない嘘みたいな実話。「ゴヤの名画と優しい泥棒」★5ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)は60歳、小さいアパートで妻(ヘレン・ミレン、あの女王様役の!)と長男と暮らす。不足がちの年金生活だが、仕事は長続きせず、売れない戯曲を書いてばかり。妻が議員の家の掃除婦をして家計を支えていて、「家計を優先して」とぼやくのも無理はない。社会正義の夢を追うバントンと、現実の生活に向き合って支える妻。リタイアしてテレビを見て批評ばっかりして