ブログ記事673件
昨日句会を行なった同じ「まちなか文化小屋」で今日は「シネマ塾」。ジャン・リュック・ゴダールの「ヒア&ゼアこことよそ」を上映し、その後解説と意見交換。解説を友人の映画好きが行うので、誘われた。ゴダールは、なんたって我が青春のアイコンの一人。喜んで参加した。「ヒア&ゼアこことよそ」は1976年(昭和51年)の制作、上映は1978年7月22日とある。72年以後3年間いっさいの新作を発表しなかったジャン・リュック・ゴダールが新しい同志であり、妻であるアンヌ・マリ
来る12月14日のアンナ・カリーナの没後4周年を記念して、アンナ・カリーナのゴダール作品を紹介いたします。(1940年9月22日-2019年12月14日死去,79歳没)■アンナ・カリーナは、1940年9月22日デンマークのコペンハーゲンに生まれました。1959年に、短編映画に出演し、カンヌ映画祭で入賞したことをきっかけに、パリへ移り、モデルとして雑誌等に登場しました。1960年に、ゴダールの映画『小さな兵隊』で本格的にデビュー。その後、ゴダールの映画には合計7本出演しています
ジャン=リュック・ゴダール1963年「軽蔑」4Kレストア版公開中題名は知っていても未見だった作品観てきました公開当時は小学生!観てもちんぷんかんぷん意味不明だったでしょう…1963年10歳ゴダールの作品は「勝手にしやがれ」を観た位リバイバル上映だったかビデオだったか…ふ〜んこれがヌーベルバーグっていうのか!ジーン・セバーグオシャレでパリジェンヌってこんな感じなのね!と思ったのを覚えているけれどリアルタイムで新鮮な作品に巡り合った衝撃は残念ながら感じることは出
『我がフランス映画ベスト100』は過去に観たフランス映画の中からもう一度観たいと思う作品をあげたものでフランス映画史的観点から見た「優れたフランス映画ベスト100」ではなく、個人的な「フランス映画鑑賞遍歴」というべきものです。上位の数本を除き数時間後、数日後に全く違うものになっている可能性もあります(最後に選外になった候補作品を列記)。サイレント映画は除外してフランスと他の国の合作映画は恣意的判断(自己判断)としました。『光年のかなた』(アラン・タネール)のように仏・スイス合作の作品であ
来る12月14日のアンナ・カリーナの没後4周年を記念して、アンナ・カリーナのゴダール作品を紹介いたします。(1940年9月22日-2019年12月14日死去,79歳没)『女と男のいる舗道』(1962)監督ジャン=リュック・ゴダール共演サディ・レボ撮影ラウール・クタール音楽ミシェル・ルグラン【あらすじ】ナナは、娼婦に零落する女優志願の娘。若くして結婚し、子供をもうけたが離婚して家を出た。安月給のレコード店員では生活が持たず、つい男に誘われ、体を許した代償と
来る12月14日のアンナ・カリーナの没後4周年を記念して、アンナ・カリーナのゴダール作品を紹介いたします。(1940年9月22日-2019年12月14日死去,79歳没)『はなればなれに』(1965)監督ジャン=リュック・ゴダール共演サミー・フレイ、クロード・ブラッスール撮影ラウール・クタール音楽ミシェル・ルグラン【あらすじ】冬のパリ。フランツとアルチュールは大親友だが、性格は正反対。推理小説マニアで、ヒマはあるけど金がないのだけが共通点。そんな2人は美しいオ
11月13日は、ジーン・セバーグの生誕85周年です。(1938年11月13日生誕-1979年8月30日死去)それを記念して、ジーン・セバーグの作品を紹介いたします。『リリス』(1964)Centaur+Columbia製作・監督ロバート・ロッセン共演ウォーレン・ベイティ、キム・ハンター、ピーター・フォンダ撮影オイゲン・シュフタン【あらすじ】退役軍人のビンセントは、地元の町にある病院で作業療法士を目指し働き始める。そこに患者として入院しているリリスという女性に接し
12月14日は、アンナ・カリーナの没後4周年でした。(1940年9月22日-2019年12月14日死去,79歳没)『愛すべき女・女(め・め)たち』(1967)第6話『2001年愛の交換<未来>』(『未来展望』)監督ジャン=リュック・ゴダール共演ジャック・シャリエ、ジャン=ピエール・レオ撮影ピエール・ロム【あらすじ】男女の恋愛禁止となった近未来。一組の男女が出会い、愛の行為を発見していく話。■オムニバス形式で収められた短編です。アンナ・カリーナとゴダール
本日11月13日は、ジーン・セバーグの生誕85周年です。(1938年11月13日生誕-1979年8月30日死去)それを記念して、ジーン・セバーグの作品を紹介しています。『勝手にしやがれ』(1960)監督ジャン=リュック・ゴダール原案フランソワ・トリュフォー共演ジャン=ポール・ベルモンド撮影ラウール・クタール【あらすじ】警官を殺してパリに逃げて来た自転車泥棒のミシェルは、アメリカ人の恋人パトリシアとお互い自由で束縛のない関係を楽しんでいた。そんなある日、彼の
気狂いピエロ1965年フランス、イタリア監督ジャン⁼リュック・ゴダール出演ジャン⁼ポール・ベルモンドアンナ・カレーニナヌーベルバーグを代表する映画とのことゴダール監督とジャン⁼ポール・ベルモンド主役というスター二人の映画なので撮影・公開当時は、話題になったのではないかななんて思いました退屈な結婚生活から抜け出したいという衝動に駆られ、偶然再会した昔の恋人と一夜を過ごす。翌朝、見知らぬ男の死体を見つけた2人は逃避行を始めるお金のない二人は強盗をしながら南仏を
アンヌの恋人はジャン=リュック・ゴダールであった。そう、あの天才映画監督のゴダールである。アンヌを見初めたゴダールは、新作「中国女」の主役に彼女を抜擢する。ふたりが恋に堕ちたのは、やっかいなことに五月革命直前のパリであった。原題は「手強い男」まだ19歳のアンヌにとって、17歳も年上のゴダールは大人に見えた。天才の名に恥じず自信に満ち溢れている。言っていることはよく分かんないけど、それはゴダールが稀に見る天才だからで、ちょっと変わってるのも凡人とはステージが違うからである。そんなゴダー