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3年程前に発売された「アレッサンドロ1895」です。発売された時から気にはなっていましたが、モタモタしているうちに買いそびれていました。先日、マイサイズの新品がオークションに出品されていることに気づいたので、迷わず落札しました。調べてみると1895年に考案された最初のアレッサンドロを忠実に再現したモデルだそうです。この靴はベルルッティの既成靴としては珍しく、グッドイヤーウェルト製法により作られています。既成のベルルッティの靴はマッケイ製法のものがほとんどであり、軽い履き心地もその
以前の記事で、スエードの毛羽立ちには「ライターであぶる」のも効果的と言いながら、自分ではやったことがなかったので、慎重に実験してみました。鍋の点火に使うライターです。普通のライターでやると、しばらくすると手が熱くなるので、このタイプが理にかなっています。激しく毛羽立っています。毛足の長いスエードは手入れが大変です。ライターであぶった後の写真です。毛羽立っていた部分が焦げてなくなり、結構キレイになったと思います。ライターの火は動かしつつ近づけすぎないようにして
色々と考えましたが、今年も結局ジョンロブのバイリクエストは見送りました。というもの、前から気になっていたセミブローグのデッドストックを手に入れたからです。それは現在では廃番になっているジョンロブの「SEYMOUR」です。この靴は現在ではほとんど流通していない茶色の箱時代の靴のうち、おそらく1990年代前半のクロケット&ジョーンズ製の製品です。その証拠に、靴内部に3桁のラスト名が記載されており、その「236」ラストはクロケット&ジョーンズの製品で現在でも稀に使用されているものだからです
革靴の中敷インソールを自作して考えたことをまとめておきます。もともと中敷インソールは大嫌いです。インソックのブランド名が見えなくなるし、足を入れた時の滑りが悪くなりモッサリする。(あの良い革の中敷に足を入れた時のスルッという感触が大好きです)脱いだ後に見える中敷が鈍臭い。だいたい、合ってない靴を履いているのが明確です。かつて革靴を履く時に靴べらを使っていない時には、購入するときもゆとりのあるサイズを選んでいましたので、ぶかぶかで履くのが普通でした。10月にオデッサとシャインオアレ
上の写真はベルルッティの公式サイトから引用したものです。エキリーブルという比較的新しいラストを採用したモデルで最近気になっています。ベルルッティでは珍しく、この靴はグッドイヤーウェルト製法で製作されているということです。グッドイヤーウェルト製法といえば、コバの部分のウェルトに出し縫いのステッチがあるのが普通ですが、この靴にはそれがありません。これは「ブラインドウェルト」という意匠であり、靴がエレガントに見えることから、ビスポーク靴などではよく使用されます。ちなみに、ベルルッティ
ベルルッティとしては珍しいグッドイヤーウェルト製法の靴です。ベルルッティの靴はマッケイ製法のものがほとんどであり、お店にもグッドイヤーウェルト製法のものはほとんど入荷していないようです。逆に、ベルルッティのビスポークでは、基本的にグッドイヤーウエルト製法、または、それ以上の製法で製作されるようです。改めて言うまでもなく、ベネチアンレザーと独特のパティーヌ(染色技法)により生み出されるベルルッティの靴は間違いなく素晴らしいのですが、一つだけ納得のいかないことがあります。それは、ベルルッ
先日、奇跡的にBONORA(ボノーラ)のデッドストックを手に入れました。自分のサイズでこれほど状態の良いモノに出会うとは思ってもいませんでした。この靴はプレーントゥ・オックスフォードに分類されると思いますが、レースステイ部分以外は一枚の革ですので、構造的にはホールカットに近いと思います。ボノーラといえばカカトに縫い目のないシームレスヒールです。構造がホールカットであるがゆえに、シームレスヒールにするためには内側に縫い目を配置する必要があります。このような縫い目を内側
オールデン(ALDEN)はアメリカを代表する靴メーカーです。とりわけ私の目当てはホーウィン社のシェルコードバンを使った靴です。下の写真は昨年の初め頃にラコタハウス(総輸入代理店直営)で購入したプレーントゥ・ダービー(990)です。ラコタハウスにもほとんどコードバン靴の在庫はなく、予約してから4か月後に手元に届きました。お店の人に1年くらいはかかるかもしれないと言われていたので、これでも早い方なのだそうです。購入してみて感じたことは、何よりもオールデンというメーカーは品質管理が?とい
JMウエストンのサイズのことを思い出しました。私はウエストンのローファーを2足所有しています。ひとつは3年以上前に購入したマッケイ製法のルモックです。(写真右)もうひとつは昨年購入したグッドイヤーウェルト製法の定番ローファー180です。(写真左)ルモックは180の遺伝子を引き継いでいるといわれることがありますが、私はそうは思いません。スマートなトゥシェイプの180とは対照的に、ルモックはリラックスした印象を受けます。しかし履いてみると全然違います。ルモックの方が圧倒的に細く
No.F0656カラー:ダークブラウンサイズ:24cmウィズ:Eデザイン:ストレートチップ製法:グッドイヤーウェルト製法甲革:国産レザー(多分)中底:牛革表底:レザーソール付属品:無し同一木型:オデッサ価格:22000円(税別)購入日:2019年4月12日履き下ろし日:2019年9月26日池袋で行われたファミリーセールで購入しました。購入時に木型については確認しましたが、甲革は上記と違う可能性があります。ファミリーセール向け商品のようですが、たまにアウトレット店に
こんにちは。wearworks代表の依田トモノリです。【オーダーシューズの新機軸】見た目はベーシックなレザーシューズ。「ん?何が新機軸なんだ?」そう思われる方がほとんどかと思います。至ってシンプルなプレーントゥ。何が新機軸かと言うと、その答えはアウトソールにありました。こちらのプレーントゥ、アウトソールがスニーカー仕様になっているんです!そう、見た目は普通のレザーシューズながら、履き心地はなんとスニーカー!これ、走れますよ。笑しかし、スニーカーソールということはソールが擦
皆さん、こんばんは!アメリカンフリーク岡澤です😊物凄いスピードで情報が流れ、様々な商品の広告宣伝が溢れ返る中で、本当に欲しい物、良いものが中々見え難くなっている現代何となく良いかなと思って手には入れてみたものの、何か違うと感じて急に興味が冷めたり、失敗したと後悔する事も多いですねそれだけに、本当に長く愛着の持てる物や良いものを見つけた時の喜びには非常に大きいものがありますね😊さて今日はDeluxewareから入荷した7ホールブーツMileMasterをご紹介します!Deluxewa