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車のクラクションと聞いたことのない曲調のハッピーバースデーが鳴り止んだのは、夜中の3時を過ぎた頃だった。ようやく眠りに…と思いきや、朝方祈りのためのコーランが大音量で聞こえてきた。こればかりは宗教のものなのでもちろん不満はないのであるが、全く眠れはしなかった。出発前夜は突如としてキャンセルされたピラミッドツアーを新たに探していたので0時から寝ていない。もう30時間ほど睡眠を取っていない状態である。が、新たに見つけ出したツアーが9時から始まる。目の下にメジャーリーグの日避けよろしく状態
夢も希望もないエジプトのホテルに泊まっているひよこよさん一家。(これはホテルのHPにあったいい感じに撮れてる写真)そして前日は夜中2時起きの9時間移動だったのに関わらず、全く眠れなかった。その理由としてとにかく外が騒がしいのだ。街の人々の止まない怒号、ホテルの受付で当たり散らす外国人女性客、1秒たりとも鳴り止まない車のクラクション、突如真夜中に大音量で流れた、聞いたこともない曲調のハッピーバースデー…聞いたこともない曲調のハッピーバースデーについては、夜中に思わず笑い起きしてしま
BarBenFiddichの店主鹿山ですロシアと言えば思い付くのは職業柄、思想柄がらで様々であるが、酒類業界の人間ならばまず思い浮かぶのはウォッカだろう2019年度は日本にウォッカ協会が立ち上がりウォッカの面白さにも気付き始めたのは鹿山ですウォッカについて全てを書くととんでもない文字数になるので一部抜粋テーマを決めたいロシアにあるサマゴンという名の蒸留酒を御存知だろうか?カネゴンみたいな名前だが、サマゴンだウォッカを知るにはサマゴンを知らなくてはならないこれはロシアの歴
こんにちは。今日もふんわりほわほわ、ひよこよです。知人のロシア人に『日本での仕事は客室乗務員だったのか』と聞かれ、お世辞だと分かっていながら今日1日スキップで過ごしています。『それはないわ』と夫に言われましたけど、こういうのはもう気分の問題ですからね。この一言でお家で家事してるお母さんがご機嫌いぇーいならもうその言葉の価値はプライスレスですわ。そんなひよこよさん御用達サンベリーで、『あるじゃん!』と思わず声に出してしまったものをご紹介します。そしてこちらがサンベリー
『私たちのホテルはここやないねん』そう何度も強く伝えたが、2人の男性はスーツケースを運んでしまう。取り返そうとこちらも必死になって止めたが、『とにかく上で話そうや』と男たちは急ぎ足で階段を上がっていく。1階…2階…3階…階を追うごとに不安が募り、子どもたちの肩を抱いた。『大丈夫やから。マイフレンド、俺たちについてきてや』出た、“マイフレンド注意報”だ『ヘイ、マイフレンド』と外国人が声をかけてくることを、ひよこよさんは“マイフレンド注意報”と呼んでいる。マイフレンドと
こんにちは。さてさて、今日はおまりーの話。ポメラニアンのおまりーは6歳になった。ポメラニアンらしからぬ長い足と長い鼻を持ち合わせた彼女の性格は、果てしなく甘えん坊でビビりである。ウラジオストクに来てからはひよこよさんが月に一度シャンプーをしていた。軽くカットもしていたが、ドライヤーで乾かしきれなかった毛がもつれて毛玉が出現してしまった。『ウラジオストクにいいサロンはないものやろか…』毛玉をハサミで切る度に、その思いが日に日に増していた。犬を飼われている他の日本人コミュニティでも聞
次男のことである。インターのyear5に通う次男のクラスは先生の配慮なのか、中国人が3人、韓国人が1人と比較的アジア人が多めのクラスとなっている。少し前に夫が、『なぁ、次男のことやけど。次男、クラスの中国人の子から“リーベンシャーピー”って言われてるんやて。』と風呂上がりのひよこよさんに言ってきた。リーベンシャーピーどういう意味だろう。Google翻訳で音声認識してみると日本のばかであった何ということだろうか。次男がリーベンシャーピーと覚えて帰ってくるほど彼は何度も何度も
ひよこよさんは歴史物が好きである。学生の時は日本史を専攻したのの、日本に関わらず世界のありとあらゆる歴史を知ることが好きなのだ。中学生の頃は少女漫画の王道歴史もの『王家の紋章』(現在も連載中)を読み漁り、映画『ハムナプトラ』を見てさらにエジプト史に興味を持った。(飛行機の中でも観た)しかし日本からエジプトへの旅行は距離的に腰が重い。だがワルシャワからなら直行便で4時間ほどである。年末の旅行はひよこよさんたっての希望でエジプトに決まった。…そしてエジプト旅行出発前夜のことである。
まずは過去に書いたこちらの記事を一読していただけないだろうか。『あなたに見せたい。』昨今の日本も同じだが、ロシア人もとにかくスマホをいじる。WhatsApp(LINE的なSNSアプリ)で1日中誰かと何かしらのやり取りをしているのだ。『おはよう…ameblo.jpこのLINE的なチャットアプリ『WhatApp』にてMより送られてくる謎の動画像。ロシア人特有のものなのかと思いきや、モスクワではそんな画像はひとつも送られてきてことはなかった。極東ウラジオストク周辺での不思議な習わしなのかもし
早朝3時、ワルシャワショパン空港に到着。クリスマスシーズン真っ只中で混雑を予想していたが、そんな考えは杞憂も杞憂であった。(人っこひとりいやしない)オーストリア•ウィーンを経由して(爪先まで赤い制服が素敵なオーストリア航空のCAさん)ウィーンでザッハトルテは食べておこう機内からのエジプトの街並み降り立つのが不安になるほどの砂ぼこり。砂ぼこりで視界ゼロ。そんな不安は他所にカイロ国際空港へ到着。カイロは税関申告書の記入が必要な国なので、必ずペンを持参しよう。ひよこよさん家はボー
今日から子どもたちの学校が始まった。夏休みの終焉である。今日は通常授業ではなく、家族で参加する転入生のオリエンテーションの日であった。小学6年生の長男はYear7(中学1年)に進級した。日本人である長男は他国の同学年の子たちより遥かに幼く見える。それでも彼は学校からの帰宅後に『学校、楽しみだな』と言っていた。ウラジオストクの幼稚園初日に、何も言うことが出来ずにズボンを濡らしてしまった長男はもういない。モスクワの小学校初日にハンカチ1枚を頼りに耐え抜いた長男でもない。長男を支え
子どもたちのインターは定期的にアプリでお知らせをしてくれる。今後のスケジュールや寄付のお願い、授業で必要なものを揃えて欲しい時などである。先日、year5に通う次男(9歳)のクラスからこんな連絡があった。『今私たちのクラスは古代ギリシャを勉強しとります。12/16に最後の古代ギリシャの授業を予定しとるんやけど、その時に生徒たちが古代ギリシャの服を着られたら素晴らしいことやと思いますわ。』という文面とともに、写真が添付されていた。①、布を用意②、古代ギリシャの服の出来上がりのような
引越し荷物の船便が届いた。前回の航空便での引越し作業の際、『今ハンブルグ(荷物の寄港地)で大規模なストライキが起こっていて、船便が遅れる可能性が高いです。』と引越しスタッフさん言われ、9月中旬を覚悟していたので嬉しい限りであった。箱総数70箱。どんどんと運ばれてくる。日本人スタッフの方が、現地スタッフさんへ箱をどこへ運ぶか指示をしてくれる。『えー…これは台所へ。これも台所、次も台所で…それも台所。あ、次も台所ですね。えー…次が…あ、次も台所…で、その次も台所…』70箱中
ルーターの配線をしまう工事をすべく、業者がやってきた。ポーランドはほぼ土足文化なので、今回は使い捨てのシューズカバーを履いてもらった。シューズカバーは日本から持ってきた。もちろん中国製だが、ネットで買ったら想像以上に中国を出してきたシューズカバーである。たいそう立派な工具箱を携えた彼は、到着するなり何かを探していた。ずっと探してる。『…鉛筆と定規忘れたわ。貸してくれんか。』こんな立派な工具箱なのに唯一必要な鉛筆と定規を忘れた修理工は、ひよこよさんの30cm定規で作業を開始した
2017年、ロシアはウラジオストク。ブログを書き始めたばかりの当時は、ウラジオストクの街中や生活面といった情報がネット界隈でもあまりなかった。なので、『街並みや買い物、生活面での情報を発信して、今後の誰かの役に立ちたい。』という尻に毛が生えた程度のジャーナリズム精神もあってブログを書き始めた。確かに初期の記事を見るとそんな感じである。面白くも何ともない生活のいろはや休日の様子がしたためられている。そんな尻毛ジャーナリズム精神のブログを『朝のトイレで読むのに最適な小気味良いブログ
葉っぱ付きの人参を探している。ここ最近、野菜が置いてあるお店に入っては葉っぱ付きの人参を探し求めているが見つからない。確かに7月末までは至るところで見かけたのに、もうどこの店へ行っても丸坊主人参しかないのだ。いつでも髪がある人参があると思っていた。ポーランドは髪あり人参が常にひよこよさんに寄り添ってくれている国だと。なので急いでは買い求めなかったのだ。しかしもう丸坊主人参しかいない。人参の髪は季節と共に去ってしまったらしい。ひよこよさんがこんなに髪ありにこだわる理由は天ぷらであ
おまりーの話をしよう。靴履き犬として毎度おなじみのポメラニアン、おまりー。幼い頃から男性と間違われがちなおまりーであるが、彼女ももう井森美幸の伝説のキャッチコピーと同じく『おまりー13歳、まだ誰のものでもありません』状態でプロ淑女と相成った。プロ淑女は一日中寝ている。腹時計の正確さは素晴らしいもので、散歩とご飯の時間だけは起きてきてはひたすらひよこよさんを見つめる。しかし年に数回、おまりーがご飯を食べない時がある。ご飯を置いておいてもソファに座ったり余裕なのだ。かといって
ひよこよさんの家族は春巻が好きである。いつも30本ほどの春巻を巻く。ひよこよさんは不器用なので餃子はお断りだが、春巻ならまだギリやれるのだ。春巻の皮は大きなスーパーであれば、ピエロギ(ポーランド風餃子。ロシアでのペリメニ)売り場に置かれていることがある。40枚で冷凍されてるこの春巻の皮は、モスクワ時代に買っていたものと同じものである。この第一家食品の春巻の皮をまたありがたくお迎えする日が来ようとは…。いくら冷凍されているとはいえ、春巻の皮が2026年の11月30日まで保存出来る
ワルシャワからロンドンへは3時間弱。朝3時半起きであったひよこよさんはいつの間にか眠っており、気がついた時には眼下にロンドンの地が広がっていた。初めてのひとり入国審査。芸人•中川家のコントで見るような強面審査を想像してちびる覚悟で臨んだが、サンタクロースかと思うくらい優しい審査官であった。ひよこよさんのロンドン目的は2つである。1つ目は友人たちと時間の許す限り喋り倒すこと2つ目はロイヤルドルトンを探すことロイヤルドルトン。ロイヤルドルトンとはイギリス•ロンドンで1815年に創業さ
おまりーが股関節を脱臼してちょうど1週間が経った。その1週間の間に海賊経営の動物病院へ3回来院し、毎回レントゲンを撮ったのだが1回目は熱い抱擁を交わしたDr.ウォジチェホスキーが撮り、『犬はうずくまる②』ひよこよさんは一度子どもたちを自宅へタクシーで送り、その足で紹介してもらった病院へと向かった。『犬はうずくまる①』日曜日、夫が朝6時にドイツへ出張に出かけた。…ameblo.jp2回目はカルバンクライン肌着と共にレントゲン技師の助手となったひよこよさんが撮り、『犬はうずくまる④』ソフ
『8/8家におる?Wi-Fiケーブルをしまう工事をしたいんや。』スピード感を持って対応する我が家の大家、金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキから連絡が来た。さすがユキ姐。バカンス中でもWi-Fiケーブルのことは忘れておらず、すでに業者を手配済みだとは。『一応こんな風にはまとめとるで。』とひよこよさんは写真を送った。『ええやん。でも箱を用意したるわ。工事の業者を8/8に向かわせるで。』そんな連絡が8/6に来た。その翌日のことである。お散歩を終えたおまりーが西陽がさすラグに
さて、ブログネタが困窮している。正直に言ってしまうのがひよこよさんブログである。自分で言うのもおこがましい話であるが、到着してから1ヶ月が過ぎ、子どもの夏休み期間であるのに更新できたことをよしとしたい。ここではっきりと皆さまにお伝えせなばならないことはひよこよさんのブログは不定期更新である、ということである。子どもたちの夏休みもあと少し。学校さえ始まればいつでもどこへでも出かけられるだろう。とはいえ、『ブログひとつ書くには足りない話』がちょいちょいあるので、今回はそれらに陽の目
最近のブログが食べ物の話ばかりになってしまっている。豆鉄砲大好き勢の稀有な読者さんには申し訳ない気持ちでいっぱいだが、どうしても今はスーパーや市場を巡ることが多くなっていることに加え、何より子どもたちが夏休みで常にカルガモ親子状態なのである。どうか生温い目で見守っていただけると嬉しい。今日も今日とてカルガモで歩いて2km先のスーパーへ。そもそもひよこよさんを知っている人ならばまず、『2km先の買い物へ歩いていく』という事実が信じがたいに違いない。どんなに近かろうが常に自転車を乗り回
『ひよこよ、今日は家におるんか?』ひよこよさん家の大家である金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキ、通称ユキ姐から連絡が入った。ちょうど出先から帰ってきたばかりだ。ユキ姐から連絡が来るということは何かしらの修理工が来るのであろう。家にいることを伝えると、『ええやん。あと1時間後にサンシェードの修理工が行く言うとるわ。』『拝借します』寝室のサンシェードが上がらない。急に上がらなくなったわけではなく、入居した時から調子は悪かった。我が家の大家、金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキに相談も
天気予報でレアな晴れ予報を見つけると、“この日は出かけよう”と決める。ひよこよさんには行かねばならない所がある。旧市街のクリスマスマーケットである。前回は1ズロチ38円を惜しんでクリスマスマーケットへ行かなかったこともあり、今回は大枚散財よろしくでやってきた。『38円の女』前回の記事、旧市街へ行く道でのことである。『上を見て、横を見て』久しぶりに晴れた月曜日。最後に青空を見たのはいつかも分からない。こんな日は出かけにゃもったいな…ameblo.jp何を買おう。特に“これを狙っている
日本の酷暑には足元にも及ばないが、今週のワルシャワは夏真っ盛りであった。4ズロチ(約150円)で買ったバジルが食べきれないほど育つ中、備え付けの温度計を見てみると…38度である。夫が何度もシャワーで水浴びをしてしまう。というのもエアコンがないからだ。閉会したばかりのパリ五輪のニュースでもあったように、欧州圏のマンションはエアコンが備わっていない家が多い。(点けることはなかったが、モスクワの家にはなぜかあった)冬はセントラルヒーティングが点くので寒くはない。が、エアコンはないのだ
お気に入りのケバブ屋さんがある。ポーランド全土なのかはわからないが、ワルシャワはケバブ屋さんがとても多い。薬屋、コンビニに次いで多いお店ではないかと思う。ワルシャワのケバブは野菜とお肉とソースを混ぜてトルティーヤの皮で包み、それをグリルで挟んで焼き色を付けるスタイルが一般的である。中身は大体同じだが、プレート式になってポテトと食べたりご飯と食べたりもする。お肉は鶏肉、牛肉かマトンでミックスも可能な所が多い。野菜はキャベツや人参の細切りがベースであるが、味付けや香味野菜を入れたりなど
子どもたちのインターは今日からがっつり6時間授業である。ひよこよさんの家は内見した10件の家で唯一スクールバスが通る道沿いにあるという理由で決めた。が、スクールバスは謎に来週から運行開始とのことで今週いっぱいは朝、夫が子どもたちを送って夕方にひよこよさんがお迎えに行くというスケジュールになった。子どもたちは7時過ぎに出発である。7時過ぎからひよこよさんは1人という、『いっちょ阿波でも踊りまひょか』レベルの喜びである。夏休み期間中のカルガモ親子に比べれば夕方のお迎えなど屁でもない。と
11月に載せたこちらの記事。『辛抱強く』11/11到着予定の荷物が届かない。注文したのはソファカバーである。ひよこよさんの大家である金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキ、通称ユキ姐が置いていったソフ…ameblo.jpたくさんの方々に気にかけていただき、辛抱強く待ったものの荷物は到着する兆しがなかった。なのでポーランドの物流サービス、InPostに問い合わせをしてみると『まだ荷物はこっちまで来とらんよ』という回答であった。InPostの追跡番号であったのに、注文したお店からまだIn
『ひよこよ。明日の11時から13時の間にサンシェードの修理工を向かわせるからよろしくな。』ワルシャワで一番スピード感のある我が家の大家、金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキから連絡が来た。前回サンシェードを取り付けたかと思ったら取り外して帰った修理工がまた来るのだ。『ほな、またな』『ひよこよ、今日は家におるんか?』ひよこよさん家の大家である金髪ショート前髪立ち上げ女の兵藤ユキ、通称ユキ姐から連絡が入った。ちょうど出先から帰ってきたばかり…ameblo.jpまさかの3部作となったサンシェ