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院長の鈴木です。私は、長年、インターバル速歩によるうつ病の治療の研究をしてきました。2月15日(木)19:57~のNHK「あしたが変わるトリセツショー」では、当院が推奨する運動療法の「インターバル速歩」が取りあげられます。私の研究の師匠、信州大学の能勢教授がご出演予定です。インターバル速歩は医学的エビデンスが豊富で、誰でも続けやすい運動法です。うつ病・うつ症状や不眠に対してもインターバル速歩は効果的で、当院の治療にも取りいれています。体力、筋力に対する効果はもちろん、生活習慣病や認
まず,信州大学大学院医学系研究科の能勢博教授が提唱する「インターバル速歩」を紹介します。「インターバル速歩」とは,ややきついと感じるくらいの「早歩き」と「ゆっくり歩き」を3分間ずつ交互に繰り返すウォーキングのことだそうです。能勢教授は,「なにもしないチーム」「1日1万歩を目標に,普通歩きするチーム」「インターバル速歩チーム」に分けて行ったウォーキングの効果を検証しました。それによると,「普通歩きチーム」はほとんど脚の筋力に目立った変化はなく,「なにもしないチーム」とほぼ変わらない結果が出ました
院長の鈴木です。運動は、うつ病・うつ症状を改善することが近年の医学で分かってきました。私は、「うつ病の運動療法」を専門分野として長年、研究と臨床をしてきました。私自身がプロキックボクサー(NJKF日本チャンピオン)として運動してきた経験から、キックボクシングはうつ病などの疾患やストレスに効果的な運動だと考えています。実際に、開院当初は近隣のキックボクシングジム(TARGET:那須川天心選手も練習していたジム)と連携して、「キックボクササイズ」の運動療法をし、それで症状が改善した患者さ