イトウ・・・北海道の一部の河川・湖沼に生息するサケ科の日本で最大の淡水魚。その体長は1.5メートルに達します。北海道の生息域は道北の朱鞠内湖、猿払川。道東では阿寒湖や釧路湿原などです。南限は後志の尻別川ですが河川の改修や森林の伐採・農地の拡大による汚泥の流入、ダムによる河川の寸断などにより尻別川での自然増殖はほぼ絶望視されています。北海道の釣り人にとってもその希少さと大きさから人気が高く幻の魚と呼ばれています。5~6歳で成熟し他の鮭類と違い産卵後には死なず一生のうちに何回も産卵を繰り返します。4