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4月14日(日)、今年度の第1回能力検査が行われました。2歳馬155頭、3歳馬1頭が21の競走に分かれて受検し、2歳馬54頭が合格。馬場水分は1.6%~1.4%で、一番時計は第8競走のスターイチバン(牡2、平田)が記録した2分12秒6でした。昨年同様に、ソリのずり金を交換した直後で、牡馬490キロ。雨があった昨年とは違い、砂煙も上がるような馬場でしたが、合格率は約35%と、過去二年とほぼ同程度でした。やはり一大イベントであることには変わりありませんが、ひと昔前より、馬主さんや厩舎も第1回
今季オープニングのメインとして4月19日(金)に行われたスプリングカップは、前々で運んだメムロボブサップ(牡8、坂本)が第二障害を一腰で抜けると、後続を突き放して圧勝。通算43勝目を挙げました。馬場水分1.3%で勝ち時計は1分36秒6。障害を下りてから追い上げたアオノブラック(牡8、金田)が2着、好位からしぶとく粘ったヤマカツエース(牡5、金田)が3着に続いています。休催期間を挟んでの開幕週の特別。結果がどうであれ、どの馬も評価を上げたり下げたりする場面ではない、と思いながら見ていましたが
「アアモンドグンシン、押し切って一冠目取りました!」2018年7月に行われた、3歳三冠ロードの初戦である第43回ばんえい大賞典。単勝1.5倍と断然の支持を集めた1番人気馬が、破竹の7連勝で重賞初制覇を遂げた。しかし、ばんえいファンの目を奪ったのは、その強さだけではなかった。ソリを曳き切った直後にガックリとヒザをついたかと思うと、そのまま地に倒れ込んだ勝ち馬の姿。新たな重賞ウイナーとして、ばんえい競馬の歴史に刻まれたアアモンドグンシンの名が、見ている者の心にもまた刻まれた瞬間だった
農林水産大臣賞典ばんえい記念を二度制すなど、長きにわたって活躍したメジロゴーリキ(牡10、松井)が、競走馬を引退、種牡馬入りすることが先日発表されました。通算成績は195戦26勝。重賞はばんえい記念のほか、ばんえいダービー、天馬賞、帯広記念など、通算11勝を挙げています。3月17日に行われたばんえい記念は記憶に新しいところでしょうが、今回はメジロゴーリキについて語ります。といっても、ただでさえ競走生活が長く数を使うばん馬、その中でも一線級に居続けたゴーリキ。一つ一つを取り上げるわけにもいか
・普及活動を本格的に再開感染症騒動の落ち着きを受け、外部への普及活動が再び活発化、10月からは帯広市内の幼稚園や保育園を対象としたPR馬フクスケの馬車運行が再開された。また、10月の東京競馬場でばんえい十勝フェアを開催、1月にはPR馬ハクウンリューが四年ぶりに川崎競馬場へ出張、2月に馬事公苑で行われたホースメッセでもトークショーが開かれるなど、道外での活動も目立った。昨季から徐々に制限は緩和されていましたが、ようやく元に戻った、と言っても良いでしょうかね。PR馬の道外競馬場への出張は過去にも
東京競馬場の訪問記↓の続き。『初めての東京競馬場(1)』少し前に書いたが、Europeのライヴを見るために東京へと向かったワタクシ。『EUROPE〈TimeCapsule40thAnniversary…ameblo.jp前回からだいぶ間が空いてしまい、実際に訪れた日からはふた月以上が経っておりますが。ま、そこは、ばんえい優先のブログということで笑その前回、視察研修、などと書いたが、馬やレースよりも競馬場を見たいがために訪れたので、場内を歩き回る。各所に案内図が掲げ
3月17日(日)に行われた大一番、農林水産大臣賞典第56回ばんえい記念(BG1)は、道中で先手を取ったメジロゴーリキ(牡10、松井)が第二障害を一腰で越えると、ゴールまで脚色衰えずに歩き切り後続を完封。一昨年に続き、二度目のばんえい記念制覇を遂げました。重賞は通算11勝目。鈴木恵介騎手はばんえい記念5勝目で重賞通算99勝目。今季の重賞は11勝目で、金山明彦・元騎手(現調教師)が1980年度に記録した年間重賞最多勝利記録を更新。松井浩文調教師は自身の持つ最多記録を更新するばんえい記念7勝目で、
3月9日のメイン、第2回とかちえぞまつ特別(オープン)は、好位からすんなりと障害を越えたオーシャンウイナー(牡6、中島)が快勝。今季も荷を積む重賞は避けるなど大事に使われているが、強敵相手に十分に経験を積み、良い5歳シーズンとなった。確実に地力が上がった印象だし、来季からいよいよ勝負の時。2着ブラックサファイア(牡7、長部)は例によって障害で止まったが、下りてからはさすがの伸び脚。今後も障害ムラな面が解消される可能性は低いが、持ち前の切れ味が活きる場面はいつでもあるだろう。3着ギンジ(牡7、
少し前のことだが、11月6日の金曜日、近しい親戚の法要があった。私も幼いころは大変お世話になった方で、平日ではあったが有休をとり参列した。法要が行われたのは美唄市だったが、その前にこれも親戚のつながりで札幌の白石区に用があり、それを終えたのちに美唄(あ、ビバイと読みます)へ向かった。時間に余裕があったので、高速道路は使わず、国道12号で札幌から江別と岩見沢を抜けて美唄へ。法要がつつがなく終了し、ひと通りの挨拶を済ませ解散。札幌の西区にある自宅への帰り道は、美唄からだと、北村方面への裏道
今日(5/24)の北海道新聞の社会面に、興味深い記事があった。ばんえい砂利確保に苦慮との見出し。要約すると、・競馬場で使われる砂利は、通常より小さい直径5~7ミリの“ビリ砂利”だが「硬くて砕けにくい砂利が見つからない」・毎年入れ替えているが、阿部騎手「7、8年前から砂ぼこりがひどい」・ビリ砂利は流通量が少ない。以前は根室やオホーツク管内の河川で採取したが、法規制のため、最近は十勝川に近い畑から採取してきた。・今季から十勝管内の札内川沿いのものに替えたが、採取できるのは5年が限界で
2022年7月2日馬の一発逆転ライブショーを見るために、ばんえい十勝の帯広競馬場に来ています。体重1トンもある体格のいい馬が、一トンの鉄橇を引いて戦いに挑みます。世界で唯一の競馬ショーなんですね。今日のメインレースは「わし座特別」、嬉しいことに入場が無料でした順番にゲートインしていきます。戦いの場は、二か所の障害がある、直線400mのコースです。障害をどうやって乗り越えるのかが勝敗の分かれ目になります。さあ、そろそろスタ
少し前、5月4日のことになるのだが、ホッカイドウ競馬の門別競馬場へ初めて行ってきた。現在はばんえい一本の私でも、かつては熱心な中央競馬ファンだったし、平地競馬のこともある程度は知っているつもりだ。ただ、ずっと北海道に住んでいながら、昔から道営には興味がなかった。JRA札幌競馬場を借りて開催していた頃に(古いなー)二度ほど生観戦したことはあるが、札幌はやっぱり中央の競馬場として見てしまうので、そのダートコースしか使用しない、一般論で言えば中央よりレベルの落ちる馬たちによる競馬に、それ
もうだいぶ前の話になるが、7月8日にJRA函館競馬場へ行ってきた。私が住む札幌からだと、帯広より遠い函館だが、熱心な中央競馬ファンだった数年前までは、年に一度は必ず行っていた。札幌を土曜の朝4時半過ぎに発てば、高速道路を使わずとも開門前に着く。腰を据えて最終レースまで楽しんで安宿に素泊まり、日曜ももちろん最終までガッチリ、というのが恒例行事になっていたものだ。ただ、いまや中央にはほぼ興味がなくなってしまったので、5年ぶりの函館。それも競馬場が目的ではなく、久々に道南をラウンドした中での一