ブログ記事142件
7/17(日)鑑賞2022年7月8日公開104分↓続き記事です↓『映画①「こちらあみ子」今村夏子原作予想以上に残酷でしんどい話だった』2022年7月8日公開104分7/17(日)鑑賞太宰治賞&三島由紀夫賞受賞小説登場人物海の見える広島にて小学5年生のあみ子(中央)は田中家の長女で風変わり…ameblo.jpあみ子の母お父さんと再婚したお母さんあみ子を、懸命に愛そうとしていましただけどあみ子にとって何でもない行動はお母さんにとっては耐え難い言動でしたそれは例えばあみ
2022年7月8日公開104分7/17(日)鑑賞太宰治賞&三島由紀夫賞受賞小説登場人物海の見える広島にて小学5年生のあみ子(中央)は田中家の長女で風変わり。周囲から距離を置かれているノリ君あみ子が思いを寄せる同い年の少年、母が開く書道教室に通うノリ君は、つきまとうあみ子を相手にしない、実はお母さんに頼まれて、いやいやあみ子と一緒に帰っていただけだったから左あみ子の父(井浦新)よくあみ子の面倒をみてくれています事なかれ主義です右あみ子の母(義母・尾野真千子)家で書
このネタの続き映画『こちらあみ子』のあみ子の考えなしのズレた言動の数々がなぜ残酷に感じるのだろうか・・と考えてみると、周りの人間に悪役らしい悪役が存在しない世界線だからではないだろうか。主人公のあみ子は、悪気はないけど他人を傷つけ迷惑をかけるけど、根っこから悪人てわけじゃない(発達障碍)そして周りの人達も、みな善良な人々で、あみ子に悪気はないとうっすら分かっていても、あまりにも規格外過ぎて理解不能な上に迷惑極まりないのだ。善良な人とはいえ・・いや善良だからこそ大目にみて
こちらあみ子(2022日本)監督/脚本:森井勇佑原作:今村夏子企画:近藤貴彦撮影:岩永洋編集:早野亮音楽:青葉市子出演:大沢一菜、井浦新、尾野真千子、奥村天晴、大関悠士、橘高亨牧、幡田美保、黒木詔子、一木良彦①少女の視点で見る、あるがままの世界「星の子」の今村夏子のデビュー作が原作。「花束みたいな恋をした」で主人公たちに熱く愛されていた作品「ピクニック」を収録する本の表題作、でもありますね。「周りとちょっと変わったあみ子という女の子」の生活を、説明を廃して、あみ子の主
「こちらあみ子」を観た@Netflix。傑作だった。さすが、ライムスター宇多丸のシネマランキング2022第1位だけのことはある。あらためて宇多さんの映画鑑賞眼もすごい。家族との、そして社会との接点を徐々に失っていくあみ子。物語のキーアイテムはトランシーバー。"こちらあみ子、こちらあみ子、応答せよ”どこにも、誰にも繋がらないトランシーバーに、あみ子が話し続けるシーンにはたまらず落涙した。もう一度言う。傑作だった。
『こちらあみ子』(2022)原作は今村夏子の小説。監督・脚本森井勇佑音楽青葉市子大沢一菜(おおさわかな)、井浦新、尾野真千子、奥村天晴、大関悠士、橘高亨牧(きつたかとまき)、播田美保(はりたみほ)、黒木詔子、桐谷紗奈、兼利惇哉、一木良彦、柿辰丸、他。他の子と違う風変わりな小学生のあみ子(大沢一菜)は、お父さん(井浦新)と兄孝太(奥村天晴)、新しい命がお腹にいる新しいお母さんさゆり(尾野真千子)と広島で暮らしている。さゆりは自宅で習字教室を開いており、あみ子はそこへ通っ
あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれる兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示したデビュー作。映画を観て、好きな作品とか面白いとかではないのだけど、なんか揺さぶられてしまったので、原作も読んでみた。映画は結構忠実に作られていたのだなというのがわかった。先に読んでたらまだ違う印象だったかもしれないけれど。映画のあみ子が頭の中で、
2月11日よりネットフリックスで配信の始まった『こちらあみ子』の感想を書いていきたいと思います。【広島の公立小学校に通う5年生の「あみ子」は、純粋無垢だが他人の気持ちが分からず、授業中に騒ぐ等、トラブルの多い少女だった。同級生の「のり君」が好きだが、迷惑この上ない「のり君」。家族が誕生日パーティーを開いてくれても、プレゼントのトランシーバーに夢中で、せっかくのご馳走を残す「あみ子」。流行のトランシーバーは欲しかったが友達はおらず、「こちら『あみ子』」と呼びかけても、応答は返っ
こちらあみ子監督:森井勇佑さん出演:大沢一菜さん、他応答せよ応答せよ大変評判のいい「こちらあみ子」、近場での上映をタイミング的に逃したので休みの日にちょいと遠征して観てきました。今村夏子原作の映画化(原作未読)。監督は初長編の森井監督。ちなみに広島まで行ったんですが、その日が広島の原爆の日で物凄い警察の量でした。大好きな箱である八丁座で映画を観終わった後は平和記念公園に久々に行ったりなどしました。あ、あとこの映画が広島ロケ地というのも行ってから気づきました。
■あらすじ●あみ子…風変わりな子、周囲を巻き込む。●哲郎…あみ子のパパ上、事なかれ主義。●さゆり…ママ上、ある事件で心を病む。●のり君…あみ子が思いを寄せる少年。●お兄ちゃん…あみ子の面倒を見ていたが…。●坊主頭君…あみこの幼馴染あみ子は母が開いている習字教室に来ている「のり君」が大好き。今日も誰彼となく「のり君はどこ?」と訊き倒している。のり君はとても迷惑そうだが、あみ子は気にしない…というか、のり君の気持ちを斟酌することが出来ない。そう。あみ子は
『こちらあみ子』見る。問題児のあみ子さんと徐々に崩壊していく家族の物語。容赦なく崩壊していく家族の痛々しさ。その中でも、彼女はなにも考えていないようで、彼女なりに成長しているラストに感動した。押し付けがましくなく、ただただその様子を映す冷徹な眼差し。特に、リアルな子供たちの演技が素晴らしかった。間接的な絵作りもまた、この映画に余韻を残す。おすすめです。
※ネタバレあり主人公は”風変りな女の子”として紹介されているけど、映画のレビューを見た感じ、『発達障害』で間違いないってことで、以前から気になっていた。で、最近になって観てみたけど、作中では、あみ子が発達障害だとは一言も言われていないものの、意味なく側転やスキップを繰り返したり、場の空気が読めなかったり、対話が成り立たなかったり・・・と、特徴がバッチリ出てて、私があみ子の親族だったら、まぁ・・・療育を勧めるだろうな(笑)そして、観終わった感想としては、予想以上に
『こちらあみ子』すごく、良かったです。重い内容ですが観て良かったと思う作品です。内容(ネタバレあり)をざっくり言うと…作中なんの説明もないですがあみ子(大沢一菜さん)はおそらく発達障害と診断されるであろう“変わった子”として存在しています。お母さん(尾野真千子さん)は継母でお腹の赤ちゃんが死産した時のあみ子の言動で心を病んでしまいます。お父さん(井浦新さん)は風変わりなあみ子に徐々に手を焼いていきます。優しかったお兄ちゃん(奥村天晴さん)も不良
映画『こちらあみ子』を観てきました。映画『こちらあみ子』公式ホームページ映画『こちらあみ子』公式サイト。2022年7月8日(金)より全国公開kochira-amiko.comストーリーあみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。誕
「こちらあみ子」を観てきました。ストーリーは、広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そんな彼女のあまりにも純粋で素直な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく。というお話です。あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ち
━━━━━━━━━━━━━━━━初めての方は注意事項に目を通してからお読みください━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「こちらあみ子」今村夏子レビューを見ると、多くの読者がどう感想を述べて良いか戸惑っている。戸惑いながらかそれとは無関係か、あみ子を「純粋」と表現している人も多くいる。だが俺は、あみ子に対し「純粋」という言葉を使いたくない。純粋というのは褒め言葉であり、純粋であれば大方のことは許される、そんなイメージがあるから。自分は、あみ子という存在は、何かそういう範疇では語
画像引用元:eiga.com◼️監督:森井勇佑◼️原作:今村夏子『こちらあみ子』◼️出演:大沢一菜井浦新尾野真千子◼️2022年104分芥川賞作家・今村夏子が2010年に発表したデビュー小説を映画化。広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そ
あーちょー怖いわ。こんばんは、渋谷です。一気に読みきったー。夫がなんか急に仕事に出たからのんびり本が読めたってのもあるんだけど。今村夏子さんの「こちらあみ子」を読んじゃった。太宰治賞受賞作。この「こちらあみ子」でデビューされ、この短編と「ピクニック」を収録した「こちらあみ子」で三島由紀夫賞を受賞されています。分かります?現れていきなり太宰治に三島由紀夫よ。純文学の申し子じゃん。その上芥川賞。太宰に三島に芥川。三冠王。すごいですね。私のひとつ下の39歳の、柔らか
今村夏子さん原作『こちらあみ子』原作未読です。今村夏子さん作品は「あひる」と「むらさきのスカートの女」を読みましたが、読後感が独特で、表面上特に何か起こる訳ではないのに、ゾクッとするというか胸の中にずっと飲み込めないものが残るというか...『こちらあみ子』も原作にしようか悩んだのですが、まずは映画の方がマイルドかなと思って...なんとなく恐る恐る観始めました。一言で言うと...面白かった!ただ本当に色々思うところがあった。有り過ぎた。あみ子のような子供を私は沢山知っている。ど
あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。誕生日にもらった電池切れのトランシーバーに話しかけるあみ子。「応答せよ、応答せよ。こちらあみ子」―――。奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありようが生き生きと描かれていく。