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今回ご紹介するギターは、1970年中頃から1979年まで製作されたYMシリーズで2番目に高価なMartinD-45コピーモデルのYM-1500です。オール単板モデルで、ボディは、トップにえぞ松、サイド・バックにローズウッドを使用して組み上げられています。1980年に入るとYMシリーズは、YWシリーズと表記が変わるのでYMシリーズは実質1979年までの生産となります。40年以上を経過しているので年式相応の無数の大小の傷、打痕等が見られます。トップの左下側部分に長さ8.5mmほどの割れの修
今回ご紹介するギターは、YAMAKI1200です。1970年代前半のYAMAKIの縦ロゴで、市場ではまず見ない”幻”とも呼べるギターです。私が、このギターを手にすることができるとは、思ってもいませんでした。スペックは、エゾ松トップ、ハカランダサイド&バックは単板です。特に裏板のハカランダは、ほぼ柾目の極上品で、70年代初期でもこれ程の極上ハカランダ単板は中々見ることはないと思います。YAMAKIの元営業の方の話では、当時YAMAKI1200は、宣伝用として楽器屋に配られたギター
今回紹介するギターは、YAMAKIR-100です。ヤマキ(山幾)ギターは、1960年代後半にクラシックギターの製造から始まり、フォークブームの風に乗り、Hamox、Folks等といったギターブランドの製造も手掛けていました。販売元である楽器商社ダイオンがジョージ・ハリソンがバングラディシュコンサートで使用していたことで知られるハープトーンギターの輸入も手掛けていた関係で、ヤマキブランドのハープトーンモデルを製造していたことでも有名です。この個体は、FやYMといった型番が多いヤマキギ
第3回目は、YAMAKI1100です。1970年代前半のYAMAKIの縦ロゴで、通称ちびロゴと言われているものです。また、この個体はヤマキ1100の最初期のもので、市場では殆ど見る事がない大変珍しいものです。スプルーストップ、ハカランダサイド&バックは単板です。特に裏板のハカランダは、ほぼ柾目の極上品で、70年代初期でもこれ程の極上ハカランダ単板は中々見ることはないと思います。指板とブリッジはエボニー、ロトマチックシャーラーペグ、ブラックピックガード、指板のアバロンヘキサゴンインレイ
今回ご紹介するギターは、前期に引き続き、ジャパンビンテージブランドとしてコアなファンを持つヤマキ(山幾)ギターですが、こちらはR-60という珍しいギターです。以前にR-100をご紹介しましたが、そのドスンとくる低音の良さに魅かれて、材の違いでもう1本購入してしまいました。サイド&バックはローズウッドでヘリンボーントリムのヴィンテージD-28をベースとした仕様となっており、ホールリングのヘリンボーンや指板及びヘッドにバインディングも施されています。ロゼッタの積層リングもブラックが太く目立ち