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ネタバレを少し含むので、最後まで読み終えていない方はご注意ください。花城と謝憐の初めての出会いは、花城が城壁から落ちて謝憐に受け止められた時です。その後、風信によって傷の手当てのために連れて行かれますが、後の風信の言葉から、この時風信を蹴って逃げたことが分かります。二回目に会ったのは、花城が戚容に連れ去られて暴行を受け、馬車の後ろにくくり付けられて街中を引きずり回された時でした。この時謝憐は花城を助け、皇極観に連れて行きます。皇極観では花城に怨霊が集まり、謝憐の仙楽宮が燃えます。そしてそ
謝憐と花城の心が通じ合った後の甘いシーンについて見ていきます。まだ日本語訳が出ていない範囲になるので、小説で直接読みたい方や、ネタバレNGの方は飛ばしてください。①二人が気持ちを通じ合わせた後、白無相が追いかけてきて「後で落ち着いたら話そう」と言って謝憐と花城は一緒に逃げるのですが、「落ち着いたら」のタイミングがいざやってくると、二人は少し気まずくなります。心が通じ合ってすぐだし、他に誰もいなくて二人だけなので、急に何を話したらいいかわからなくなります。謝憐は指先で顔を掻きながら、軽く咳払いし
一番いい所で風呂の順番・・・思わず池田を睨んだ「見せてから入って」などと子どもじみた我儘も言えず君が浴室に入るのを見送った君がホッとした表情をしたのがちょっとだけ気になった・・・「いつも以上に早くない?」思わず嫌味を言ってしまった(大人げないな)「夏は長湯しないだろそれに、後がつかえてるんだからゆっくり入れないだろなあ、内田」話を振られた内田も大きく頷いて「早くビール飲みたいから超早で出てきた」「それはそうだけど・・・」
今日は久しぶりにあらすじ紹介をしたいと思います。多少ネタバレを含むのでご注意ください。花城は小さい頃、赤い瞳の右目が原因で周りから忌み嫌われ、他の子供から虐められたり、家族からも疎まれて、幸せとは程遠い子供時代を過ごしています。国の一大イベントに城壁から飛び降りようとしたことも、生きることが苦しすぎてなぜ生きるのか尋ねたことも、それを物語っています。その心残りを少しでも埋められるような物語を、二人の結婚後の二次創作の物語『紅紅児駕到!』からご紹介したいと思います。少し長いので、二回に
蒼の隠れ家の打ち合わせはあっという間に終わり再会を喜びながら会食となった一つだけ不思議だと思ったのは何処に扉が出現したのか「わかちゃん、しゃちょうさんここにくるせつめいはだれからきいちゃの?」さとちから質問を投げかけられた二人顔を見合わせて苦笑い「説明は聞いていないんだ」「社長殿が言う通り私も何も聞かされていないのですよ」それなのに扉を開けた?怖くなかったのかな?思わずお兄ちゃんを見ると同じように目をパチクリさせて驚いた「怖くなかっ
※これは妄想腐小説ですBL要素が含まれます~間違われた方、苦手な方はお戻り下さい~••✼••┈┈・•••❀•••・┈┈••✼••スタスタスタ……何をやってるんだ俺は。ナンパじゃないって分かってた。大隈君が彼と話しているあの笑顔を見て、知り合いなんだって分かった。だから余計に焦った…あんなに親しく話す…その2人の関係性が………だからこそ双子に”行け“と言った。寧ろただのナンパであって欲しいとさえ思って話しかけた。だけどやっぱり2人は下の名前を呼び会う仲で、しかも
天官賜福の中で「初夜」が描かれてなくて、その後のことは描かれているのですが、初夜だけ飛ばされてしまってるんですねそこで二次創作の作品ですが、二人の初夜について描かれた良き作品があるので、紹介したいと思いますネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。(以前お伝えしている通り、ここの二次元にはガイドラインという結界が張られているので、それに抵触しない範囲の紹介になります物足りない...となる可能性が高いですが、あらかじめご了承ください)----本編では謝憐と花城が君吾と対峙して
歌を謳いながらお土産を渡していく歌いながら俺の脳内では♪走り出せ走り出せ君が選んだ土産~俺の手を目指してきてよ来たら抱きしめるよ~迷わないで迷わないで行先は一つどんなに小さな物でも一つだけのHappiness♪欲だけの歌詞が流れてた正直、自分が選んだ土産は誰の手に渡っても良い悩みに悩んで買ったものは捻りも面白みもない無難な物(金額もほぼ千円)どうか神様、お願いします!曲が止まり俺の手の中にある袋は持った感じ俺ので
殿下への熱い思いを心に秘めたまま犠牲になってしまった黒武者''無名''が、時を超えて殿下と心を通わせます。''無名''の死を悼む全ての人に届きますように。(ネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)謝憐の代わりに全ての呪いを一身に受けて消えてしまった''無名''という黒武者の少年。自分のせいで死なせてしまったと、謝憐はその後八百年間にわたって罪悪感を引きずりながら放浪しました。謝憐と花城の日常生活の中から、時を超えて殿下と''無名''が心を通わせる部分をご紹介したいと思
「あらためて、乾杯」「乾杯」間接照明の明かりが反射して表面の細工がダイヤモンドみたいにキラキラ煌めいた。「おいしい!このグラスだと同じワインでも美味しく感じる!」「ほんとだね」さすが。高いグラスって口当たりが全然ちがう。「ふふ、先生とのペアグラスだからもっと美味しい」「……」潤は幸せそうに微笑んだ。そんなわけで。仲睦まじくお過ごしくださいと祈りを込めてプレゼントしたワイングラスで乾杯し直す21時現在。今日の俺は全てが裏目に出ている。諦めさせるどころか、なんかいい雰囲気に
天官賜福、伏線シリーズ第5回です。ネタバレを含む箇所があるので、最後まで未読の方はご注意ください。①半月関で砂嵐の時に逃げ込んだ岩の洞窟で、謝憐が石板の字を見ながら、''突然''「将軍」と口にした時、南風と扶搖は同時に「えっ?」と聞き返しています。この描写は何を言ったのかが聞き取れなくて、そう返したと思っていましたが、よく考えると洞窟の中は静かだし、「将軍」と呼ばれて、二人とも無意識に反応してしまったんだろうなと思います。二人の正体についての伏線はたくさんありますが、そのうちの一つだと思
慕情は謝憐を裏切った印象が強く、性格も屈折しているので、なかなか好かれない面もありますが、実は彼はとても魅力的なキャラクターなのです。今回は、慕情について紐解いていきます。ネタバレを含むので、最後まで読み終えていない方はご注意ください。慕情という人物彼は「杯水二人」の質問で、砂漠で死にかけている二者がいたら、より生きる価値がある方に水を与えると答えました。謝憐が天界から追放されて、みんなで食べるものに困る生活を送っている時に、自分が中天庭に戻ることで突破口になろうとしました。与君山で謝
彼が言った一言が妙に引っ掛かった特別居住区「RAY」の存在はO国に住む者はほぼ知ってるこの国以上にアルフヘイムの加護を受けた場所エルフの王が住んでるとの噂もあるそこに異変?「どうしてさっき『「RAY」で何かあった?』って聞いたの?」彼は俺の問いを予測してたのか慌てる様子もなく「日本食に必要な調味料は「RAY」から輸入してるだろだから、何かあったのかなって思っただけ」本当にそうだろうか?それ以上の事を知ってる気がした絶対に何か隠してる
まさか僕の選んだお土産が彼の手に渡るなんて想像していなかったから驚いた最初は寿司のキーフォルダーにしようかと思ったけどローダンセの2回目の旅行記念品は船の上で買ったキーホルダーキーホルダー被りはダメだと思い次に候補に挙げたのはキャラクターの靴下それも東京らしくないなと思い直し重要文化財にもなってる駅舎のファイルとアートショップに有ったポストカードにした作者は僕の好きな現代アートの画家さん丁度、千円になったので二つをセットにした一番驚いたのはそれが僕のだと当
前回の初夜と同じシリーズの中から、謝憐と花城の結婚後すぐの日常生活を紹介したいと思います。二人が再会して結婚した上元節の当日から見ていきます(少々ネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)----天庭を再建するために毎日忙しく奔走していた神官達は、今年の上元宴で一息つけるのを楽しみにしていました。毎年恒例の上元宴の燈会では、神官達が長明燈の数を競うのが慣わしですが、今年は十名以内の神官が何人もいなくなったし、血雨探花もいないし、もしかしたらきっと自分も十名以内に入れる
潤俺の顔がキッと引き攣ったのが見えたのだろうか。いや、身の危険を感じたのだろう・・「確かに、行き違いはあったし、誤解もあった。俺がもう少し自分とあの人の立場の差を理解していればここまで最悪な結果にならなかったかもしれない。東京を離れてこんな僻地に隠れて住んでいるあの人が哀れだと、可哀想だとは思う。」いきなりぐずぐずと言い訳を始める。でもよ、その言い方はなんだよ完全に上から目線なんだよ。それがおめえの胸糞悪い
前回の続きです!前回までの内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この…ameblo.jp『天官賜福22風師と黒水沈舟のその後②』早速たくさんの方が読んでくださり、イイネもくださり、本当にありがとうございます。とても励みになります昨日の続きです。前回の内容はこちら↓『天官賜福21風師と…ameblo.jp『天官
昨日の続きです!----数日経って、三人で街に遊びに出かけました。道中、謝憐はずっと紅紅児を抱っこしていて、紅紅児も謝憐の首をぎゅっと抱きしめて、時々耳元でひそひそ話をしたり、とても仲睦まじくしていました。花城はそれを見て、甘やかしたくなくて、冷たく「自分で歩け」と言います。「大丈夫だよ。人も多いし、抱っこしてる方が安全だよ。」「じゃあ僕が抱っこするよ。」怖い顔をしながら言うので、紅紅児も抱っこして欲しいとは思いません。でも紅紅児は謝憐が疲れるといけないと思い、自分から降りて「哥哥、自分で歩
潤「おい、何してんだよ。リーダー、リーダー大丈夫?おいっ。やるものはないって本人が言ってるだろう。お前しつこいぜ。」飛び込んだ先は、やっぱりガレージ。ただ、今はあんたのアトリエになっているようだ。壁に立てかけられた大小様々なサイズの絵たち。水彩画から、油絵、線だけのもの多種多様なものたちがあった。あんたはここで絵を描いていたんだ。自由に、心のままに・・・「松本!なんでおまえがここにいるんだよ。そ
今日は天官賜福の最大の謎’’花城の通霊口令’’について考察してみたいと思います。(''謎''とされているだけあって、正式な答えはないので、あくまで考察止まりです!最後まで読んでもスッキリしないのでご注意ください!)まず、他の人の通霊口令を紹介したいと思います。(ちなみに通霊口令はみんな自分で設定するもので、現代で言えば、言葉の電話番号みたいなものです。離れている誰かと話したい時にこれを三回唱えると相手と繋がります。)各神官の通霊口令謝憐は、’’背诵一千遍道德经就是了''(道徳経を千
翔さんが話題の人となって凄くモテて、翔さんの茶道教室は大人気。そんな翔さんの所に、びっくりするような話が舞い込んで来た。それはある日の夜の事、翔さんと僕のマンションに突然まあ君が訪ねて来て、「なんで突然来るんだよ〜。」「だってすっごくいい事思いついたから、早く2人に話しを聞いて欲しかったんだもん、」「でもさぁ、せめて来る前に電話くれてもいいんじゃない?俺たちが取り込み中だったらどうするんだよ〜」「もうしょおさんたら///この間のしょおさんの失言事件の時
天官賜福の中国版には旧版と新版があり、新版は2023年5月頃に発売されていて、少し内容が改編されているのと、10万字の加筆、番外編の追加があります。日本語訳の小説もアニメも今のところほとんど旧版を元にしていると思います。新版が届いたので、新版で改編されている箇所をとりあえず読んだところまで書いてみたいと思います。大枠のストーリーは同じですが、細かいところの説明描写が増え、より理解しやすくなったように思います。-----・謝憐が花嫁の輿に乗っている時に、南風と扶瑤と、「嫁ぐ時につい
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。①花城の告白花城は謝憐に何度か告白めいたことをしています謝憐の反応を見たいのか、思い余って口に出してしまったのか、冗談を装って告白してる花城が愛おしすぎる1回目は、黄金の馬車の上の「哥哥,成亲吧」(兄さん、結婚しよう)2回目は、謝憐の菩荠観が倒壊しそうになった時に、「要不然搬我那里去算了」(うちに引越しておいでよ)3回目は、山の妖怪のお腹にい
花城と謝憐の会話はとっても心が温まり、好きな人も多いと思います。謝憐には心のわだかまりが幾つかありましたが、それはどれも花城によって解かれています。ネタバレを含むので最後まで読んでいない方はご注意ください。①「万人を救おうとするなんて愚かだ」半月関の後、半月は謝憐が昔、万人を救うことが夢だったと話しました。この時、謝憐は恥ずかしくなっています。昔の謝憐は挫折を知らず、自信に溢れていて、何も怖くないし、何でもできると思っていた時期がありました。しかし度重なる挫折を経て、自分は万能ではないと思い
天官賜福にははっきりと書かれていなくて「謎」とされている部分がいくつかあります。今日は万神窟の最後の絵について考察していきます。割と大事な場面のネタバレを含むので、まだ最後まで読んでいない方はお気をつけください。万神窟の神像の素顔が明らかになった後、慕情と風信は壁の絵を見て、花城が当時謝憐が救った子供だと気付きます。謝憐が最後の絵を見る前に、慕情と風信に止められて、見ることができていません。二人の反応や前後の文章から、以下の条件を満たすことがわかります。①花城は謝憐との思い出を絵にしてい
台湾BL「奇蹟」(邦題:奇蹟DEARTOME)2023年8月22日20:00rakutenTV配信VideoMarket(link)配信GagaOOLala,Viki,iQIYI,WeTV配信(※多分,要VPN)2024年2月1日Lemino(link)2024年2月9日Blu-ray&DVD発売全13話2024/2/1追記↓
天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この2人にはどうしても胸が苦しくなります。黒水沈舟と風師のその後について、同人文で続編のストーリーが上がっていて、内容が素敵だったので、あらすじを載せてみたいと思います。少し長いのであらすじ紹介に止まりますが、それでもボリュームがあるので数回(多分5回前後)に分けて更新したいと思います。非公式のストーリーですが、公式では語られていな
だいぶ前に、細かい考察と伏線①②を書いてから、そのままいろんな記事を挟んでいるうちに時間が経ってしまいました。もちろん③以降もあります!もう日々、書きたいことが渋滞してます...。ネタバレを含むのでご注意下さい。『天官賜福6細かい伏線や考察①』天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。ネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。①謝憐が3回目に飛…ameblo.jp『天官賜福10細かい考察と伏線②』天官賜福には何度か読んで初めて気
今回があらすじの最終回です。前回の内容はこちら↓『天官賜福31風師と黒水沈舟のその後⑪』前回も沢山のイイネありがとうございました。二次創作なのもあり、当初は興味ある方がいらっしゃるか不安な中書き始めたのですが、楽しみに読んでくださる方もいると知っ…ameblo.jp-----二人の旅は続き、ある時は農作物を食い荒らす犯人を探し出して駆除したり、ある村では橋を建てかけて隣村への行き来を楽にしたり、ある時は山にいる盗賊を説得して改心させました。師青玄は、盗賊になる人達もまた、どうしようもない
天官賜福の中で、裴茗の雨師に対する気持ちは、非常に複雑なものとなっています。裴茗から逃れたいときに、わざわざ雨師のところに避難しに行く描写が何度かあります。それは、雨師が裴茗の陰影であることを知っていて、裴茗は気まずくて雨師に会いたがらないことを知っているからです。今日はこの二人について考察していきます。ネタバレを含むのでご注意ください。飛昇前の二人飛昇する前、二人は後に敵対する国の将軍と公主でした。裴茗が須黎国の将軍で、雨師篁は雨師国の十六番目の公主だったのです。公主とは言え、宮人の生