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夏はまだまだ先だと思っている方が大半だと思いますが、自分は毎年6月の二週目からイタリア出張に行くので、その頃イタリアはもう30度超えの気温で真夏と変わりません。なので、あと2ヶ月で夏が来るという感覚なのです。そのようなこともあり、一般の方に比べると少し早いですが、すでに夏に向けてアイテムも色々購入し始めています。前回のニットに続き最近購入したものをご紹介します。BLUBREのボーダースキッパーブログやMR_BEAMSCHANNEL
最近”パンツの丈の長さは長めがトレンドなので、長くしようと思いますがどうでしょうか”という質問をされることがよくあります。答えは正しくもあり、間違ってもいます・・・どういう事かというと、それはパンツのシルエットや裾幅によって変わるものなので、なんでも長くすればいいということではないのです。私がイタリア出張で撮ってきた画像で具体的に検証してみたいと思います。短く感じてきて長くしようと思っている方は、おそらくこのくらいの長さにしているのかなと思
夏になると着たくなるプルオーバーのシャツ。上の画像は、ここ数年よく着ているプルオーバーシャツです。以前このブログで紹介したものもありますね。ちなみに、最近インスタにアップしたプルオーバーシャツのコーディネートです。ベルトレスのパンツに裾をタックインして着ていますが、プルオーバーのシャツをタックインするときはベルトレスの方がしっくりきます。理由は感覚的なことなのですが、フロントボタンがないぶんフロントがシンプルに見えるので、ベルトのバックルがあるとシャ
YVESSAINTLAURENTRIVEGAUCHEの1989年秋冬のカタログのスタイリング。タータンチェックのジャケットにタータンチェックのシャツを重ね、ドットのネクタイを合わすと言う、かなりコッテリとしたコーディネート。ちなみに、当時のパリでは綺麗な色のダッフルコートが流行っていたので、サンローランのようなブランドでもこのような綺麗な色のダッフルコートを展開していました。今シーズンBEAMSで展開しているINVERTEREのロイヤルブルーがコレに近い
"中村さんがALDEN履いてるイメージってないですね"とよく言われます。おそらく社内でも私がALDENを履いているイメージは全くないと思います。確かに、もう10数年履いていないのは確かですが、実はこんなに持っているんです。ローファーとタッセル合わせて8足。結構持っています。(笑)ローファーは5足。カーフとコードバンでそれぞれ黒茶、そして型押しのカーフのオレンジっぽいブラウンの5足。オレ
先日久しぶりに結婚式に参列しました。本当に何年振りでしょうか。ご招待いただいたのはこちらのお二人。MEN’SEXの編集長の平澤さんと元副編集長で今はフリーのエディターの小曽根くん。平澤さんは彼女がBEGINからMEN'SEXに異動してきてからのお付き合い、小曽根くんは私の連載をずっと担当してくれていたので、私にとっても長いお付き合いの二人の晴れの日です。二人とも緊張していますね。人生の大事な晴れ舞台なので当たり前ですよね
以前このブログでも少し触れましたが、1月と6月のPITTIUOMOの会場を見てもドレスのカジュアル化が進んでいるように感じました。日本と違いネイビーやブラックの化繊系セットアップスーツを着ている人はそれほどいませんが、テーラードジャケットやスーツにTシャツやスニーカーを合わせてドレスダウンするようなスタイリングはかなり見られました。特にスニーカーを合わせるコーディネートは本当に多かったです。自分が撮ってきたスナップは自分なりに理解できるスタイリング
先週末にヨーロッパ出張から帰りました。今回はフィレンツェ、ミラノ、ロンドンの3都市を12日間で回りました。正月の北陸の地震で帰省先の新潟市も震度5強の揺れ。幸い被害はなかったのですが、新幹線が止まり東京へ戻れない可能性もありました。なんとか一日半で復旧し東京へ戻り、一日だけ出社し出張の準備をして8日の朝の便でフィレンツェに向かいました。今回のフライトはパリで6時間待ちの乗り継ぎでしたが、さらに2時間遅れてホテルに着いたのは翌日の深夜1時近く。フィレ
PITTIスナップ、ドレス編、ドレスダウン編に続き、今回はカジュアル編です。私がカジュアルを語るのもどうかと思ったのですが、現状のPITTIで見かけるカジュアルスタイルにも色々思うことがあり・・・コーディネートの評論のようになっている部分もありますが、客観的に見た今のPITTIのカジュアルスタイルについて書きました。今や良くも悪くもなんでも有り状態のカジュアルスタイルなので、難しく考えず見ていただければと思います。サファリ風ジャケットに白Tシャツ、ベージュ
最近お買い物の相談で買おうと思っているものが、どれだけ長く着られるかと言う質問が結構あります。どのくらい長く着られるかは人によって年数も違うと思いますが、20年後も着られるかと言えば難しいと言うしかありません。難しいというのは勘違いしてほしくないのですが、20年間ずっと買った時と同じ気分で着続けることが難しいということで、着られなくなるということではありません。これは私の個人的な感覚ではなく、お客様の動向を何十年も見続けた経験から導いた自分なりの答えです。今日
今回は前回に続きディスプレイ指導ドレス編です。セールだけでなく、新入荷のアイテムを使ったディスプレイも増えていますが、さっそく注意すべき点があったので色々アドバイスしています。前回同様、皆様のコーディネートの参考になることも多いと思いますので、じっくり読んでいただけると嬉しいです。ベージュのチェックジャケットにデニムのファイブポケットをあわせたディスプレイ。。一見どこが悪いのかなと思う方も多いと思います。私が
2024年春夏のプレスサンプルもかなり集まり、自分のリコメンドアイテムも揃ってきたので、今回は今の時点でお見せできるリコメンドアイテムをご紹介します。まずは軽いものから。BLUBREのボーダースキッパー。昨年大人気だったスキッパーに細いボーダーを乗せたBEAMSの別注モデルです。BLUBREのスキッパーは個人的にも好きで夏場の休日にかなり着ていたので、ボーダーのスキッパーは個人的にも着たくて別注しました。子供っぽくならないようにボーダーの幅にはこだ
例年どおり、お盆休み真っただ中に新潟に帰省しました。一人暮らしの父親も来月で88歳。少ない年金と仕送りでなんとか生活していますが、身の周りの事は全部自分でやっているので、お盆と正月は暮らしぶりと健康状態を確認するためにも必ず帰省しています。帰省した日はいつも外食ですが、これがなかなか大変。「なにが食べたい?」と聞くと「なんでもいい」と言うのですが、なんでもいいわけでもなく・・・(苦笑)11日は祭日だったので、新潟の飲食店はどこも予約でいっぱい。
イタリアに行っても街中でフェラーリやランボルギーニを見かけることはあまりありません。ミラノのモンテナポレオーネのような高級店が並ぶエリアは別ですが、東京の方がよほど走っているのを見かるというのが実情。ミラノでもフィレンツェでも大通りから裏道に入ってしまえばかなり道が細いので、小回りが利くコンパクトカーは日常の脚としてはとても重要です。イタリアを代表するコンパクトカーと言えばFIAT500。2007年に発売されて以来イタリアでの人気は全く衰えず、現在も街中で一番見かけるコ
以前このブログで紹介した、RIZOLUTEのファイブポケットを購入してから、いわゆるJAPANDENIMブランドに対する興味が深まり、以前から少し気になっていた日本のデニムブランドのファイブポケットを購入しました。ご存知の方も多いと思いますが、BEAMSのカジュアルでも定番で展開しているORSLOWの107BEAMS(ビームス)orSlow/アイビーフィット107ワンウォッシュデニム(パンツデニムパンツ)経年変化を楽しみたいベーシックモデ
このところ急に暖かくなってきてきました。いきなり気温20度って、何を着ていいか困りますよね。この時期は厚手のニットを薄手にしたり、ジャケットも軽いものにしたり、オーバーコートをコットンのコートに変えたりと、色々工夫をしながら春に向かうという感じです。秋冬モノであっても、春っぽい色づかいをするというのも大事ですね。なんとなく春めいてきましたが、今回も1月のヨーロッパ出張のレポートです。今回はアイテム&トピックス編です。<OVERCOAT>カジュアル傾向なのでショ
暖冬と言われてきましたが、例年通りクリスマス近くになると寒波がやってきます。私の生家のある新潟市でも先週はかなり雪が降ったようです。自分はあまりダウンは着ないのですが、そのかわりオーバーコートはよく着ます。なので、暖冬であろうが寒波であろうが、毎年何かしら新しいコートを新調しています。最近古いコートを何着か断捨離して新しいコートを購入したので、今日は新しくクローゼットに仲間入りしたコートをご紹介します。MACKINTOSHのBALFIEL
今年は2月がとても暖かく、春が早く来るかと思いきや、3月に入り寒の戻りがあり、ニットも薄手のメリノウールのクルーネックやカーディガンが手放せませんでした。4月に入り気温も安定してきたので、新しい春ニットを購入しました。プレスルームのBEAMSPLUSのコーナーで見つけたストライプのカーディガン。REMIRELIEFのインディゴのストライプカーディガンインディゴ色のマルチストライプがかなり刺さり、入荷した日にBEAMSP
すっかり涼しくなってきて春夏の薄い生地のパンツがなんとなく頼りなく感じてきました。3シーズン穿ける生地のパンツは何本も持っているのですが、何故か定番のベージュのコットンのパンツは2本しかなく、それも今となっては股上が浅かったりシルエット細かったりと、なんとなくしっくりこない・・・なので、今シーズンはまずベージュのコットンパンツを購入するところからスタートです。色々検討した結果、購入したのがこのパンツ。毎シーズン早期
最近入荷した来たものや他社製品で欲しいものが見つかり、ちょこちょこ買い物をしています。今日は最近購入したものをご紹介したいと思います。R.C.Aのミリタリースニーカーブランドネームはライニングのかかと部分に小さくプリントされているだけなので、ほぼノーネームのスニーカーです。ですが、ウンチクは満載です。1970年代~1980年代にかけてアメリカ軍が使用していたトレーニングシューズをベースに製作されたミリタリースニーカーです
最近お客様とお話しすると「スーツは仕事で着なくなったので必要ないんだよね」という声をよく聞きます。確かにコロナ前から春夏はクールビズもあって、ゴールデンウイーク以降はスーツを着なくていいという会社がとても多くなっていました。コロナ禍以降はリモートが普通になって、更にスーツは必要ないという人が増えました。確かに、いわゆるビジネススーツは会社に着ていく必要がないというのが世間一般の流れではあるようですが、スーツと言ってもビジネススーツだけでなく色々なテイストのスーツがあるの
6月の出張ではドレスアップした人だけでなく、ドレスダウンからカジュアルスタイルの人まで、様々なスタイルの人のスナップを撮ってきました。ドレスダウンと言っても、クラシックなジャケットやスーツを着崩したスタイルと言うことではなく、昨今日本でも多く見られるセットアップスーツも含めた様々なジャケットやスーツの着こなしです。今回は先回のドレス編に続き、ドレスダウンした人のスナップを紹介します。自分が気に入ったコーディネートということではなく、客観的に見た今のドレススタイルの様々な
オーダーしていたスーツがやっと上がってきました。今回はBRILLAが今シーズンから展開している襟幅が少し広くゴージラインの傾斜がついたニューモデルがベースです。BRILLAのスーツなので仕立てはRINGJACKETです。上衣はいつものようにチェンジポケットを付けました。チェンジポケットは好き嫌いがわかれるところですが、私は最近70年代~80年代のアメリカンブリティッシュや90年代のブリッティシ
先日インスタにアップしたミリタリーウオッチ。5年前にBEAMSで展開していたMARATHONのミリタリーウオッチです。展開していた頃はとても人気があったので、何度も追加オーダーしていたのですが、売れ方が落ち着いた頃に展開をやめてしまい、結局買いそびれてしまいました。定番として継続展開したかったのですが、BEAMSは時計に関してはレザーグッズのように定番として継続展開することがほとんどないので、ある一定の期間展開するとやめてしまうんです・・・10年くらい前は筆記具や
真夏に向けて、休日に気楽にできる時計を探していました。気楽にできる時計と言えばSWATCHあたりになるのですが、あまりピンとくるモデルもなく、自社で何かないかなとBEAMSのオンラインショップで時計を検索してみると、メンズだけで300点近いバリエーションがあり、すべてをチェックするのがなかなか大変。自分が言うのもおかしいですが、洋服屋で扱う時計のバリエーションをはるかに超えています。BEAMSで展開している時計を全部集めたら時計のセレクトショップができそうです。
MR_BEAMSCHANNELで今シーズンおススメのスーツとして紹介した、BEAMSF45周年スペシャルのスーツ。動画を見ていない方は、”普通の無地のスーツ”と思われるかもしれませんが、それが違うんです。生地は80年代後半から90年代中頃まで、BEAMSFの定番として長く使われていたCANONICOのSUPER100’Sの生地を復活させました。この生地は私がBEAMSFのバイヤーになってから現在まで、BEAMSFの歴史の中
以前このブログでも何度かご紹介した、義父が営んでいた時計店に眠っていたSEIKOのアンティークの時計。手に入れてから色々調べてみると、50年代や60年代のセイコーはなかなか奥が深く、そのストーリーを知れば知るほど愛着がわき、最近よくつけています。今日はその中で特に気に入っている4本と、今欲しいと思っている特別なセイコーの時計をご紹介します。GRANDSEIKODIASHOCK5722-99911967年に発売されたグランドセイコーのセ
STILELATINO史上初の仮縫い付きのスミズーラが仕上がってきました。二度の仮縫いを行い、採寸から13ヶ月かけて完成しました。この話が持ち上がったのが、コロナ禍後初めて行った2023年1月のイタリア出張で、フィレンツェにある私が大好きなTrattoriadaruggero(トラットリアダルジェーロ)でVINCENZOATTOLINIと会食をした時でした。30年以上バイイングをしてきて、これまで数多くのテーラーや様々なレベルの既製服を見てきた
ABARTH595CTURISMO納車されて2ヵ月経ちました。走行距離は2ヵ月で500㎞。あまり遠出しないわりには、まあまあ乗っているほうでしょうか。グリジオカンポボーロは昼は思ったより白っぽく見えますが、夜になるとグレーの色が引き立ちます。白い車があまり好きではないので、夜の見え方が気に入っています。この時期は寒くてほとんど開けて走ることのないルーフですが、フルオープンにするとこんな感じです。開放感はありますが、後方視界は殆
国内の展示会もひと段落し、店舗に行って商品を物色する時間も少しできたので、遅ればせながら春夏の買い物を初めました。今日は今月に入って購入したものをご紹介します。EASTHARBOURSURPLUSのストライプのシャツジャケットもう説明はいらないですね。MR_BEAMSCHANNELやB印マーケットで私のおススメとしても紹介しているシャツジャケットです。オーバーシャツと書いていますが、このモデルはイタリアのプリズナーシ