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巷ではオーディオに掛けるべきコスト配分をスピーカー:アンプ:プレーヤー=5:3:2と云ったりしますが,これは音質に与える影響が最も大きいのはスピーカーで,次いでアンプ,それらに比べるとプレーヤーの影響は小さいのでというのがその理由のようです.確かに,スピーカーやアンプに比べればプレーヤー間の音質の差は小さく,実際にCDP-555ESDとDCD-1650AZとの差が判らなかったこともありましたが,それでも音の源流たるプレーヤーは決して疎かにしても良いものではないと,うしおは考えます.とは云う
1998年にTEACから発売されたVRDS-25XS230,000円言わずと知れた長岡鉄男氏が晩年愛用していたCDプレーヤーで、今でも人気があります。TEACの最高傑作の一つ。以前、一度だけ修理したことがありますが、それ以来これが欲しくてネットを探しています。ヤフオクで出品されますが、ジャンク品でも10万は下りません。手が出ません・・・(;´Д`)そんな時、このモデルの修理依頼がありました。5年ほど前にトレイが出てこなくなったので、自分でベルトを交換したようですが、
1992年にTEACより発売されたVRDS-10150,000円メカニズム部には、名前に由来でもあるティアック独自のVRDS(Vibration-FreeRigidDisc-ClampingSystem)を搭載しています。VRDSではディスクと同径で微妙なテーパー角を持つ高質量ターンテーブルに高精度クランパーでディスクを圧着しており、ディスクのソリや歪を矯正するとともにディスク回転時の振動や共振を排除しています。さらに、ターンテーブルのテーパー角と同角度に微調整されたピック
2002年にESOTERICから発売されたX-30300,000円新設計のVRDSメカニズムとRDOTを採用したCDプレイヤー。D/A変換部にはRDOT(RefinedDigitalOutputTechnology)を採用しています。RDOTは類推補間技術を備える事で波形再現性を高めています。これはCDから読み取ったデータから、データとデータの間にあったであろう音楽情報を類推によって生成しており、結果として20kHzを超えるデータを生成しています。これにより聴感上では音楽
さて。久しぶりの更新は、私の1997年からの愛機カセットテープデッキ名門TEAC社(スタジオ機器ブランドではTASCAMとして名の知れたメーカーです)が一般向けに販売した最後の本格3ヘッドデッキ『V-6030S』の自己流修理記録です。記事としては第二弾です。※第一弾記事はキャプスタンベルト交換とキャプスタンモータの交換の作業記録でした。『TEACV-6030S故障。自己流修理!』(2016年03月18日)⇒https://ameblo.jp/recomania/entry-1
とあるハードオフでTEACZD-filter搭載CDプレーヤーのリモコンを見つけたので、その母体となるCDプレーヤーを探していたところ、丁度ヤフオクでジャンク品が出品されていたので保護したもの。1986年発売、定価は16,500円でした。ZD-6000はディザ信号を使って高調波歪みを低減させるZDサーキットを搭載した機種としては第二世代に当たり、先代ZD-5000をベースにさらに物量を投入し、各部をブラシュアップしたものです。当時はCDプレーヤー界のドレッドノート,MarantzのCD
2000年にTEACから発売されたVRDS-50250,000円新開発D/AコンバーターRDOTで、波形再現性に優れた新開発のD/AコンバーターRDOT(RefinedDigitalOutputTechnology)とVRDSメカニズムを採用したCDプレイヤー。このD/Aコンバーターでは、CDから読み取ったデータから、データとデータの間にあったと思われる音楽情報を類推によって生成することで、20kHzを超えるデータを生成しています。トレイが開かなくなったということで、修
SONYのピックアップKSS151Aは、80年代後半から90年代前半のエントリモデルから上級機の幅広いCDプレーヤーに使われていました。ピックアップのベース部が、リニアモータードライブに対応しています。非常に優れたピックアップで、SONYのCDP-227ESD、CDP-228ESD、CDP-X55ES、CDP-X33ES、CDP-R3などに搭載され、他のメーカーではDENONDCD-1600、DCD-1610、DCD-3500/3500G/3500GL、DCD-3500RGやTEAC
私の大事な、1倍速CDデジタルコピー機。修理から帰還しました。ベルトが伸びて、代替品を探して頂き、修理完了。中の他の部品は、まだまだ使えそうと。予備があと2台あるのですが、1台はダビングがレーザー飛びします。もう1台は、電源を入れて30分経たないとCDを読み込みません。ラジオクロネコさんに聞いたら、立ち上げ用のコンデンサーが古くなって、蓄電出来なくなったのかもねと。まあ、予備はまた保管しておきます。動かなくなったら、またラジオクロネコさんに。頼もしいです。一方、アンプはテクニ
大分のとあるハードオフで発見したD/Aコンバーター。動作未確認とのことでしたが、本機はPHILIPSの伝説的名D/Aコンバーター:TDA1541A-S1を贅沢にも2個使いすると言う、なかなか侮れない機体なので保護することにしました。1989年発売、定価は100,000円(税抜き)でした。TDA1541AはPHILIPSが開発した16bitD/Aコンバーターで、80年代後半、その音の良さから名機として名高いですが、その中でもS1はシングルクラウンチップとも呼ばれ、TDA1541Aの検査工程で
先週、ギターの録音に使ってみようとひっぱり出してきたカセットデッキTEACR-565ですがカセットテープを巻き込むトラブルがあって結局使わなかった。ピンチローラの交換が必要かなとも考えているが…久しぶりにカセットテープの音を聞いたら結構いい音するのでちゃんと使いたいと思い、分解!電解コンデンサーとフィルムコンデンサーを交換することにしました。代替用コンデンサーはいくつかの値が足りていないですが作業開始!フィルムコンデンサーは既存の置き換え、多分同じメーカー、電解コンデンサーはほぼニチ
電解コンデンサーとフィルムコンデンサーをほぼ交換したので、今度はピンチローラーを交換します。デッキのメカ部を外して。ピンチローラーは千石電商さんで購入。軸径が1.5mmのものを手配しましたが、いつものように手配ミスです。現物はもっと太い。軸がはいりません!なので、強引にゴムを取り外して付け替えます。結果とし、ピンチローラーのゴムだけ交換。少しだけゴムの幅が細いですが大丈夫でしょう。取り外したピンチローラーのゴムですが、見ての通りテッカテカです。これでテープの巻き込みはなくなりま
急がなくていいと自戒したつもりだったのですが,すぐ買ってしまいました,DAC.オンボードDACでもそこそこ聴けると思ったものの,やっぱり音が甘いので,まずネットで情報収集しました.候補はTEACUD-505-SとiFiZENDACSignatureV2の二つでした.UD-505-Sの最安値はTEACストアの開封品132,000円でしたが,高いですね.Amazonや価格コムのレビューは概して好評で,それもオーディオの知識経験がある人が書いていますから信用してもいいでしょう.一
1987年にTEACから発売されたZD-7000180,000円この年のFMfanダイナミック大賞で優秀賞に選ばれています。TEACと言えば、VRDメカが有名ですが、TEACブランドでVRDSメカを発売するのは90年代に入ってからになります。それまでは、ESOTERICブランドでVRDSメカのプレーヤーを発売していました。ZDの名前通り、ZDサーキットという独自の回路を搭載しています。詳しい説明は省きますが、要は歪の発生要因を排除するのに優れた回路いうことらしいです。DAC
TEACのCDチュ-ナ-アンプCR-H100ばらされた状態で110円でパッキングされ売られてました。こうゆう状態での販売は初めて見ました。値段も最安値まあ、お遊びでチャレンジしようと購入。内容物を確認。フロントパネルと表示基板、SW類、リモコンなぜかMDの物、プラカバ-?これも関係ない?ご丁寧にケ-スに入った,脚とネジつまみ類欠品はない模様、トレーベルトが切れてたので、CDの取り出しのため、ばらしただけだったんでしょうか?それにしても几帳面な方ですね、捨てずにわざわざ売りに
久しぶりにオーディオネタです。SONYHAP-Z1ESから、TEACのNT505に買い替えてから一年以上経ちました。今年になって、上位機種のUD-701が出るので、NT505も生産終了か?と言われているみたいです。そこで今後の参考になればと思い、NT505について思う事を書いてみたいと思います。良い点①柔らかな音質で聴き疲れしない。②コンパクトな筐体。③専用アプリ「HRStreamer」が使いやすい。④意外と使えるプリアンプ部。悪い点①筐体の取っ手みたいなのが
オーディオがまだアナログの時代だった頃の家庭用録音機器は、コンパクトカセットやオープンリールの形態の磁気テープを使用するデッキタイプだった。1980年代に入るやいなや、テープもデッキも性能が一気に向上し、アナログ録音機器の名機かつ実力機の発売が相次いだ。その中から、カセットデッキについて個人的に特に印象深い機種を、搭載されていた“主力”ノイズリダクションシステム別に、1機種ずつ挙げてみたい。DolbyC<SONYTC-K777ESオーディオの足跡より転載>1982年発売、価格
噂のTEACのCDプレイヤーCD-P650-Rを購入してみました。今年、製造中止になったようですが、まだギリギリで新品をネットショップから購入することができました。CD-P650-R→CX-A5100B→EINSTEINType1→ODEONNo.25噂どおりの素晴らしいプレイヤーでした。音に勢いがあり、中高域のきれもよく、スピーカーを生き生きと鳴らしてくれます。SONYSCD-XA5400ESはパラメトリックイコライザーの1kHzと2kHzと8kHzの調節でボーカルも前に出