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みなさん、こんばんは。第①回は出血の種類について、第②回は、採卵周期中の出血についてお話ししてきました。今回は、採卵周期開始についてお話しします。通常は、採卵周期開始は月経3日目くらいから開始することが多いのですが、これはどうしてでしょうか。月経3日目ごろのホルモン値のことを「基礎値」と言うなど、婦人科分野では月経3日目が1つのベースになっています。月経中のLH、FSH、E2、P4の値がいわゆるホルモンバランスのベースとなっているのは、月経1日目だと、その出血が不正出血か月経の始まりな
リプロダクションクリニック東京では、妊娠中の出血があった場合は、以下のようにご案内しております。①出血が月経初日より少ない場合◎妊娠中のこの程度の出血はよくあることです。日常生活はかわりなく、様子を見て構いません。②出血が月経初日程度~月経の一番多い時より少ない場合◎バイアスピリンを内服している場合は中止してください。◎仕事をしている場合は、休憩し、可能なら横になるなど安静にするようにしましょう。これで1日様子を見て出血が増えて来ないようなら、様子をみていただいて構いません。
リプロダクションクリニック東京(RCT)では、採卵・移植周期の採血有無や項目について再検討した結果、以下のように変更いたしますのでお知らせいたします。移植周期開始(ホルモン補充周期、自然周期)・ホルモン補充周期、自然周期とも、月経中の採血は原則行っておりませんでしたが、2020/2/1ご予約分より、移植周期開始の場合でも原則としてホルモン採血を行います(項目:E2、P4、βhCG)理由:流産後はじめての移植や直近の周期で妊娠あるいは化学流産している場合、その他の事由でβhCGが残存し
来る2020年2月16日は、リプロ大阪は入居ビルが電気設備点検による休館日となるため、休診となります。お電話もつながらず、妊娠中の出血等の診察受け入れもできませんので、ご了承ください。また、2月16日当日はリプロ東京からリプロ大阪のカルテ確認は一切できませんので、ご不明な点は2月15日以前、もしくは17日以降にリプロ大阪にお問い合わせいただきますよう、お願い申し上げます。リプロ東京の入居ビルは今年は電気設備点検はありませんので、リプロ東京は2020年2月16日は通常診察日となります。
松林医師のブログにもある通り、当院の生殖医療専門医が17名(非常勤含む)になりました。専門医にもいろいろな種類がありますが、生殖医療専門医試験は、学会参加、学会発表と論文発表、一定期間の研修を経て、条件をクリアした場合に受験資格を与えられます。試験は専門性の高い内容で、生殖医療を専門にしている医師であっても、相当期間みっちり勉強しないと合格できません。実技試験や実際の診療の審査があるわけではないので、その医師の実力を直接的に示すものではありませんが、年々専門医の医師が増えるのは嬉しい限りです。