ブログ記事113件
作ジェイムス・グレアム演出ジェレミー・ヘリン政治劇は苦手なんだけど、これはイギリスで評判が良く、とても面白いと聞いたので観ました。英語字幕が出るけど政治的表現として理解するのが追い付けない😓それでも最後まで惹きつけられる面白さがありました🎉ThisHouseは、ここではイギリスの「庶民院/TheHouseofCommons」を指します(それに対するのは「貴族院/TheHouseofLords」で貴族と聖職者から成ります)。イギリスでは1920年代以降、庶民院は
脚本ジェイムズ・グレアム演出ジェレミー・ヘリンデイヴィッド・ヘアウッド/ザカリー・クイント久しぶりに観るナショナル・シアター・ライブ(イギリスで上演された演劇のシネマ上映)です。大統領選挙を控えた1986年のアメリカで実際に行われた、民主党と共和党それぞれのサイドに立つ論客によるTV討論番組。そのドキュメンタリー映画が2015年に公開。それに着想を得て舞台版が書かれ、2021年にロンドンで初演されました。本作はその再演版です。これを書いた劇作家ジェイムズ・グレアムの他の芝居は
https://www.ntlive.jp/primafacie打ちのめされた観賞後、ふと近くで感想を語り合う若い女性二人組の声が耳に入った自分もやられたことがあると…3人に1人…一人芝居の圧巻の演技計算され尽くした見事な演出それらを忘れる程の圧倒的な脚本の力、ポタポタ涙が流れ続けてカラカラになりそうな程日本だと犯罪として立件、逮捕、裁判にすらならないのだろうなと…『虎に翼』の美以子の事件も父親を殺したことで表舞台で司法がかわる切っ掛けになったけれど、変わったのは尊属罰で、性犯
ちょうど僕が愛媛にいた頃に首都圏で上映が始まり帰京した時にはどこの映画館でも上映が終了していてもう見れないと諦めていたNTLの“VANYA”。吉祥寺オデオンで1週間の期間限定で再上映があると知り幸運にも見る事が出来た!チェーホフの戯曲“UncleVanya”を英国の名優AndrewScottが一人で熱演。企画を考えた人も凄いが老若男女何人もの役柄をたった一人で見事に演じ切った役者AndrewScottが本当に凄い!!役者の、て言うか人間の、無限の可能性に驚愕!無駄のな
原題「Nye」作ティム・プライス演出ルーファス・ノリスマイケル・シーンアナイリン・べヴァン(通称ナイ)の半生を描いた芝居です。ナイは1945年アトリー労働党内閣が誕生した際に保険大臣に任命され、1948年にNHS(NationalHealthService:国民保険サービス)を導入した政治家です。NHSは「すべての国民に無料で医療サービスを提供する」というもので財源は税金(現在は一部で自己負担)。ちなみにアトリー内閣は社会保障などの充実に取り組みイギリスに「福祉国家」を実現