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旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年12月25日は凍えるような寒い日でしたが、思いもよらないステキなお届けものをいただきました!角川や読売新聞で連載をもっていらっしゃる高名な俳人で、文芸評論家の恩田侑布子様が弊社とのエピソードをエッセイに綴ってくださいました。ネタバレになってしまうといけませんので、詳しくはぜひぜひ『NHK俳句』2022年1月号をご覧くださいませ。また、恩田様の近著『久保田万太郎俳句集』(岩波文庫)も素晴らしいです!言葉のセ
単純な蜜豆でしたわが青春上原恒子多くの俳句愛好家が応募するNHK俳句大賞の2016年の特選句。この句を詠んだ時、作者は90歳。昭和22年に銀座で食べた蜜豆を思い出しての一句だという。2019年7月。NHKの番組・NHK俳句増刊号「歳時記食堂~おいしい俳句いただきます~」の中で作者へのインタビューが行われている。「自分の句で一番の句は」というレポーターの質問に対して95歳の恒子さんは笑ながらこう答える。「ありません!これからです」
昨年度、NHK俳句で佳作をいただいた句。悲しみはこの蒲公英を墓標とすてふてふのゆく山折りに谷折りにこどもの日魚眼レンズにビルと空年縞やででむしは明日透かし見る日向水そそがれて鳴く庭の土大根のまんなかがまだおでんじゃない影に尾のはへてゐまゐか薬喰秋がない後半あまり出してないと思いましたが、全体では58句出してました。数はそこそこですが内容が今年度になって、石鹸玉、クローバー、穴子が出せてない。そもそも放送の録画がたま