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先日コメントをいただいた、乳癌におけるKi-67と予後の関係について、お話しします。恐らくコメントいただいた方は、『ホルモンレセプター陽性HER2陰性の乳がんにおいて、予後予測因子として有用』ということをご存知だった上でのご質問かな?とも思うのですが、まずは、Ki−67が、どういう類のもので、どのように我々病理医が診断しているか、お話しします。組織診断をする上で、まず必要な染色は、HE染色(エイチイーせんしょく)といいます。ピンク色と紫色で染める、基本的な染色です。まずこれ
結果から申し上げますと・・「悪性だったということで、乳がんでした。」といって胸の絵が書かれた紙に、この辺りにがんがあるよと書き示してくれます。左胸に4つほど点を描き・・「脇の下も検査させてもらって、こちらにも転移が見られました」と左脇にも丸を2つほど・・「ここは何個くらいあるのかはわからないけど最低でも2つ。もしかしたら3〜4個かもしれない」「CTを撮って、詳しくは専門の先生に見てもらわないといけないけど、初見では他の内臓への転移はなさそうです。」診断
現在、生検の結果待ちの私。結果が出るのはお盆の間。お盆はクリニックがお休みなので、その結果を聞けるのは8月17日の土曜日。あんまり考えないでいようと思ったけど、やっぱり怖い。ドクターも言ってたけど、5月20日に撮った造影CTには何も写っていなかったのに、8月6日に撮ったCTには何かが写っていた。それも2か所。6月19日の手術で勿論センチネルリンパ節も生検に出している。それも陰性。それが偽陰性だったんだとしても、画像に写っていなかったものが急激に現れたのは事実。k
全くの無知だった私Ki-6780%って聞いてもさっぱりわからない。冊子をいただいて、それを見たら増殖能(増殖力の強さ)って書いてありました。%って事は0〜100って事だよね。80%って事は高い方だね。そう思いました。(先生も別にそれに関して説明はなかったです。)ずっと後になってから知りました。20〜30%以上だと高値だとという事は、40、50でも高値なの⁉️ビックリしましたね。胸には46ミリのしこり脇には47ミリのしこり(腋窩リンパ転移あり)トリプルネガティブK
こんばんは。毎日暑いですね〜この暑さ、ホントしんどいです今年の夏が特に暑いのか、単なる夏バテなのか、副作用のせいなのか、そもそもそんなお年頃なのか…全部かな?よくわからないけど、今年はいつもとちょっと違うような気がします身体があつくて「熱があるのかも⁈」と体温計をとり、熱を計るも熱はなく…また暑くなり熱を計るというループです外から帰ったらまずアイスを食べて身体を冷やさないと、熱が身体にこもってるようでしんどいです。単に冷たいアイスが食べたいだけなのかも令和4年9月15日Ki-67の