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昨日の記事では。①前提条件の分析はスタートラインを知ることにつながる。サッカーなど高重心系競技をすることは我々(低重心系)にとってはスタートラインがすでに欧米人(高重心系)とは異なる。②つまり彼らがやらなくていいけれど僕らがやらなくてはならないことの存在(高重心の獲得)を意味する。③なぜなら高重心は、「サッカーであること」の前提条件だからである。④それを考慮せずに技術や戦術や筋力ばかりを追いかけるのは、外国人力士が腰を落とす練習をサボって相撲のテクニックや体重ばかりに精
「バッティングは水モノ」。野球経験者の方、こんな言い方聞いたことありますよね?水物、つまり「当てにならないもの」という意味です。これは、バッティングの本質を結構表していると思います。バッティングは、プロのトップクラスの選手でもヒットが出る確率が30%を越えれば素晴らしいと言われるようなものです。それぐらい不確実な要素が多い、ということです。逆にいうと、確定させられるものが少ない。出典:https://bbcrix.com/articl
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。「腰を落とせ」これ、日本のどんな競技でもたいがい使われます。サッカー、バスケ、ラグビー、テニス、野球のゴロ捕球。結論から言うと、これら西洋型のスポーツでは腰を落とすとうまくいきません。もっと言うと、「日本人が」腰を落とそうとするとうまくいきません。相撲や柔道はうまくいきます。*ただ最近の五輪柔道を見ていると場合によってはうまくいかないことも増えてきた。だから井上
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。前回、フィジカルトレーニングがもたらす影響のうち、一つ目を述べました。筋肉をつけることが目的、と思っていても、人間の脳と身体は「筋肉をつけるための」トレーニング動作も覚えて学習します、だから注意が必要です、という話です。http://ameblo.jp/bodysync/entry-12250352472.html今回はもう一つ。それは、「実際の競技への運動イメージ」への影響です。
多くの人がやったことがあるはずのバランスボール。ボディメイクにもパフォーマンスアップにもめっちゃ有効です。自宅にある人多いですよね?買った時は使いまくりです。でも、たいていは徐々に使う頻度は少なくなって。しまいにはインテリアか空気抜かれてるかもしれない。せっかく自宅でもできる有効お手軽ツールなのに、なぜ使う頻度が落ちるのはなぜだろうか。1つの大きな理由は、使い方の少なさかも。一般的に出回ってるトレーニングパターンが少
こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。現在募集中の僕への質問フォーム。たくさんのご質問を頂いております。あんまりお答えできていなくて申し訳ないです。野球に関するご質問で、身体の開き・腰の開き・肩の開きなど、開きという動きに関するご質問がかなり多かったので、僕なりの考えをお答えしたいと思います。まず、これらの「開き」は、大半のケースで「早い」という言葉とセットで使われます。つまり、「身体の開きが早い・腰の開きが早
リズム感がない。動きのリズムが悪い。こういった表現って聞いたことがあると思います。一方でテンポという言葉も聞いたことがあるかかもしれません。テンポが悪い、テンポが良い、みたいな言い方をします。音楽分野はもちろん、スポーツや、会話などでも使われる表現ですね。しかし、、そもそもリズムってなんだろか?テンポって?リズムとテンポの違いって?スポーツの指導場面でこれをしっかり分類できずに使うのはよろしくありません。これらがパフ
アナウンスはしていませんでしたが、この春からサッカークリニックでサッカーの身体操作の連載をしています。直近のいくつかの内容についてご案内します。▶︎2019年7月号(2019年06月06日発売)|最新号「『落下トリガー』で素早く動き出す」動き出しの構成要素を分析、落下トリガーという身体操作について解説しています。https://www.fujisan.co.jp/product/5776/new/▶︎2019年6月号(2019年0