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前回のブログの最後で、【お知らせとご案内】として以下の文章を記させていただきました。テクノファ代表を退任後、少しこの世界から足が遠のきました。facebookでは既に次の事業展開を始める旨のご案内をさせていただきました。このブログも、あと数回で一旦停止をさせて頂く予定です。あと数回、というのは、最後のテーマとして「ISO審査員になる」ということについて改めて触れておきたいと思っての、あと数回です。元々このブログの展開をした際には、ISO審査員になるためにはISO審
こんにちは。簡単な情報ですが、CDまで来ました。ISO/CD9001-Qualitymanagementsystems—Requirementswithguidanceforuseステージ、30.20と言っても何のことやらかと思いますが、ISOの規格開発ではこのような番号で、どこまできているかを示しているのです。WD→CD→DIS→FIS→ISと進んでいくことは、このブログをご覧の方々であればどこかでお聞きになったことがあろうかと思います。ま
ISO内部監査員の養成をどのように行うのがよいか。準備段階における考え方(流れ/プロセス)について、12項目に分けてお伝えしています。今日はその4回目です。12項目については再掲します。1.自社の内部監査に関連する規程の理解(復習)2.直近数年間のマネジメントレビューにおけるトップの指示等の状況把握3.自社の内部監査の過去の実施状況の把握4.自社の内部監査員の状況(所属部門、年齢、業務経験、監査経験)理解5.外部審査(第三者ISO審査)における指摘等の内容把握6.過去の内部
ISO9000(QMS)審査員になるには、JRCA(一般財団法人日本要員認証協会マネジメントシステム審査員評価登録センター)もしくはCQIandIRCA(英国の国際審査員登録機構)の資格登録要件を満足して、登録することにより審査員補又は准審査員になることができます。JRCAとIRCAの違い①JRCAJRCA(日本規格協会マネジメントシステム審査員評価登録センター)は、日本国内で運営されている機関で、JRCAの研修コース承認基準を満たしたコースを修了し、試験に合格すると、JRCA
ISO内部監査員の養成をどのように行うのがよいか。準備段階における考え方(流れ/プロセス)について、12項目に分けてお伝えしています。今日はその3回目です。念のため12項目については再掲します。1.自社の内部監査に関連する規程の理解(復習)2.直近数年間のマネジメントレビューにおけるトップの指示等の状況把握3.自社の内部監査の過去の実施状況の把握4.自社の内部監査員の状況(所属部門、年齢、業務経験、監査経験)理解5.外部審査(第三者ISO審査)における指
GWのお休みで少々間が空いてしまいました。今日から再び、ビジネスモード再突入ですので、頑張っていきましょう。前回は、ISO審査員として活動していく魅力の中でも、報酬について掘り下げていきましたが、審査員は不足しているのかあるいは余っているのか。需要と供給のバランスがどうなっているのかを今回は掘り下げてみます。いつものようにAI先生に登場いただき、下記のような質問から回答を得ることとなりました。====================================
前回まで、ISO審査員の話をずっと続けてきました。一区切りとなりましたので、今回から内部監査、内部監査員に関する話題に入っていきます。ISOの認証を取得するためには、内部監査は避けて通れません。なぜならば。答えは簡単でして、規格要求事項の中に、内部監査の実施を求めているからです。ただし、そこで問題になるのは、認証を取得しようあるいは、している組織が、内部監査にどのような思いを持っているか、なのです。やらなければならないから、仕方なくやる、という組織も正直あり
ISO内部監査員についての説明を前回から始めました。内部監査員になっていくためのステップを前回はご説明するとともに、最終的には、第三者による資格付与云々ではなく、組織としてその人の力量認定をどのように行うかが大事なポイントになる、ということの解説をしました。今日は、そうは言っても、第三者による資格制度が存在するなら、活用してみたい、という方もおられるので、そちらにまで話を広げていきたいと思います。さて、いつも通り、AI先生に聞いてみました。==============
前回、前々回とISO内部監査員の資格についてのご説明をしました。ご理解進んだようであれば嬉しい限りです。さて、内部監査員の資格についは理解できた。ならば自社内でどのような形で内部監査員任命にまで進めていけばよいか、というのが次の疑問になろうかと思います。その部分のご説明に進んで行きますね。さて、いつも通り、AI先生に問いかけてみました。========================================Q:ISOの内部監査員教育をどのように行うの
やっと、ISO9000審査員研修コースがやっと終わりました。内容は、公表できないですが、公表されている情報で、1日目規格の概要2日目審査の準備審査シミュレーション3日目審査シミュレーション4日目審査結果のまとめ5日目是正処置の計画・実施JRCA・IRCA筆記試験このような感じでした。筆記試験の結果JRCA筆記試験は、まぁまぁできたと思います。IRCA筆記試験は、途中勘違いして違うことを書いてしまい、終わりがけに間違えたことに気付
ISO内部監査員の養成をどのように行うのがよいか。その準備段階における考え方(流れ/プロセス)について、前回12項目の整理を行いました。復習を兼ねて再掲します。1.自社の内部監査に関連する規程の理解(復習)2.直近数年間のマネジメントレビューにおけるトップの指示等の状況把握3.自社の内部監査の過去の実施状況の把握4.自社の内部監査員の状況(所属部門、年齢、業務経験、監査経験)理解5.外部審査(第三者ISO審査)における指摘等
ISOについての時事的情報です。2月にISOがいきなりように(水面下での議論は進んでいたのですが)規格の追補版をだしました。日本の審査はどのようになるのか?という話が業界内では色々出ていたのですが、JABがようやくコメント出したのです。マネジメントシステム規格への気候変動に係る追補版発行についてと題して。詳細は以下をご確認ください。マネジメントシステム規格への気候変動に係る追補版発行について|公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)通
すっかり更新が滞ってしまいました。誠に申し訳ありません。過去3回にわたってISOの審査を行う認証機関(審査機関)の選び方についてのご説明をしてきました。審査機関による料金の違いについて、少し踏み込んで前回はお伝えしました。今回はこの項の最後として、審査機関としての経営方針について触れたいと思います。ここはAI先生では現状まったく情報得られませんので、私の経験からのご説明をさせていただきます。前回、審査料金が、1日あたり10万円未満のところから、20万円を超えるところまであ
ISO9001とHACCP、これらは食品を取り扱う企業にとってどのような効果があるのでしょうか?食品微生物検査の専門家が解説するこの記事では、品質と安全性の管理に必要な知識をわかりやすく解説します。はじめに食品の品質と安全性は企業の信頼性と競争力を左右する重要な要素となっています。ISO9001とHACCPのは、企業が国際基準に沿った品質管理と食品安全管理システムを構築し、維持するための重要なツールです。これらの認証を取得することで、企業は顧客や取引先に対して、製品やサービス
前回から、ISO審査員になる価値、意義について改めてお伝えするべく書き綴っております。早速ですが、前回の続きです。ISO審査員を目指すなら、57歳から準備を、と申し上げてきているのですが、その理由をご説明します。60歳で定年退職を迎え、ISO審査員として独立してやっていくための準備期間として3年間を想定しましょう、ということですが、その内訳は4つのステップに分かれるのです。以下に記していきます。ステップ1:調査検討期間ステップ2:応募、契約、そして準備期間ス
2024年2月23日に発行されたISOマネジメントシステム規格の追補では、「気候変動」について、「気候変動に関するISOロンドン宣言」を支持し、以下の内容が《追加》されました。(以下、規格の引用。注:「XXXX」は、ISO9001、14001など)4組織の状況4.1組織及びその状況の理解組織は,組織の目的に関連し,かつ,そのXXXXマネジメントシステムの意図した結果を達成する組織の能力に影響を与える,外部及び内部の課題を決定しなければならない。《追加》組織は,気候変動が関
自動車業界ではCpkとPpkという言葉が出てきます。Cpkはprocesscapabilityindexといい工程能力指数と呼びます。Ppkはprocessperformanceindexといい工程性能指数と呼びます。ちなみにkは平均値の“偏り”を含めて評価した指数で、日本語のカタヨリという説が有力です。一般に母数は未知数ですが、自動車業界の要求事項であるIATFT16949のSPCマニュアルでは、これに時間の概念を持ち込んで、工程能力と工程性能の二つを定義しています。
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「指摘のソフトグレーディング」について。ISOマネジメントシステム認証制度における認証機関(審査登録機関)に対する要求事項(認定基準)として、ISO/IEC17021-1:2015(
会社内の3カ月以上にも及ぶ、ISOLeadAudit講習がついに昨日金曜日、最終の試験日を迎えた。日常業務もあるので、その両立が大変だった。試験は午後1時から始まり、約5時間。ちょっと疲れた~。不思議な陽光写真は、たまたまかみさんが、プノンペン市内で撮った写真。鳥居(日本料理屋)?の前で一瞬たまたま撮った写真に、不思議な陽光が映りこんでいた。ここもパワースポットなのかも。ありがたい。ありがとうございます。(1)技術士(CPD認定)新
前回は審査機関の選び方、という部分について、まずは組織の状況についての話から統合マネジメントシステム、統合審査という話にいきなり展開させてしまいました。いきなり難しい話になってしまったかもしれませんので(より実務レベルのものではあったとは思うのですが)、初心に帰り、審査機関の選び方、という点についての説明をさせていただきます。========================================Q:わが社ではISOの認証を取得して10年が経ちました。マンネリ
ビジネスの世界では、しばしば、「バッドニュースファスト(またはファースト)」という言葉が経営者や経営管理者の方から言われます。英語にすると、「BadNewsFirst」または、「BadNewsFast」です。前者の意味は、「first」とは、「最初の」「最初に」という意味ですから、「悪いニュースは最初に」という意味になります。そして後者の意味は、「fast」とは、「速い」「早く」という意味ですので、「悪いニュースは早く(速く)」という意味になります。
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「観察事項と改善の機会」について。マネジメントシステム審査の場合、指摘区分は、機関によって異なりますが、一般的には、不適合、観察事項、改善の機会、GoodPoint・・・などではな
2023年5月29日に、静岡県浜松市のオートバイ部品工場で、男性作業員がプレス機に挟まれて亡くなりました。この事故の概要と想定される原因と再発防止策を考察しました。《事故の概要(ネットニュースを編集)》2023年5月29日、ヤマハ発動機の浜松市工場で発生した労災事故により、作業員がプレス機に挟まれ死亡しました。男性作業員(21)は一人でバイク部品の検品作業を行っていた際、プレス機に頭が挟まれたとされます。消防が現場に到着した時点で工場は稼働中であり、男性の死亡が確認されました。