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NHKニュースでも取り上げられている『劇症型溶連菌感染』。『人喰いバクテリア』とも表現されるこの病気は、2024年の5月までで、既に過去最高の患者数が報告されているとの事。このニュースを聞いて、不安になった方も多い事だろう。実は私自身も、亀田総合病院救命救急センターに在籍していた平成初期~中期に症例を経験している。『劇症型溶連菌感染』について調べてみたが、どうも『壊死性筋膜炎』の中の1つに属する疾患のようだ。以下、『壊死性筋膜炎』について説明する。この疾患だが、小児の咽頭炎の原因の1つ
美智子さまがコロナ感染したが、「非常に軽症」との報道があった。命に別状がなさそうで安心である。ところで、現在のコロナはどうなっているのだろうか?もう、コロナの話なんか聞きたくもないという人も多いだろうけど、さらりと読み流して欲しい。まず、結論から言うと、5類になって以降も、「第●波」などの表現はないものの、度々流行を繰り返している。しかも冬に流行するインフルと違って、今もなお「年中無休」である。流行時には、救急車の搬送先に手こずる事例も出てくる(ただし、2023年1~3月頃の第9
前回は江戸時代のトイレ事情を投稿した。今回は中世ヨーロッパ、特にフランスのトイレ事情を調べた。お食事中の方は、後ほどお読みください。中世ヨーロッパ時代は一般の家にはトイレがなく、「おまる」を使用していた。「おまる」の中身が一杯になると、住民は定められた場所へ捨てずに、窓から外へ投げ捨てるのが習慣になっていた。当然、環境汚染は著しかった。糞尿が路上に捨てられた結果、ペスト菌を持ったネズミたちが繁殖した。14世紀にペストで死んだ者は、少なくとも2500万人いたとされている。ペスト
2024年6月10日撮影。関東でも屈指のアジサイの名所、埼玉県幸手市の「権現堂公園」。なんとこちらでは、約100種類、16000株のアジサイが咲き誇ります。私はこの時期としては3年ぶりに訪れましたが、この日は全体的には七分咲きと言ったところ。ですが、数が多いので、いくらでもいい写真を撮る事が可能でした。紫陽花の色は、土壌の酸度によって決まる事はよく知られております。酸性ならば青色、中性~アルカリ性ならばピンク色に傾きます。ですがこちらでは、様々な色が一緒に咲いているのです。
7月3日に新一万円札の顔になる渋沢栄一の邸宅があった飛鳥山公園。JR王子駅ホームから見える「飛鳥の小径」に、今年もアジサイが揃った。飛鳥山公園は都内の桜の名所としても有名だが、この時期としては私は2年ぶりに訪れた。都内や埼玉県から、この「飛鳥の小径」に訪れた事のある人は多いと思うが、上の写真のように、アナベルや青いガクアジサイが広く咲いているスペースができていた。2023年の画像を検索したが見つからず、おそらく今年に入ってリニューアルされたと思われる。飛鳥山公園に来たら、いつも
毎年GWの頃になると、NHKだけが他の民放と違って、いつも「大型連休」の言い方にこだわっているなあと思っていました。また「大リーグ」も同様です。実は「大型連休」は昭和50年代から使われてきました。「大リーグ」はベーブルースが日本に来た頃から使われていました。つまり、どちらも高齢者に配慮した言い方をしているんだそうです。また、「ゴールデンウイーク」も「メジャーリーグ」も商標登録されており、広告を出さないNHKは原則使わないそうです。まあ、視聴者にとって、「大型連休」「大リーグ」の表現
知っている人は知っている、知らない人は知らない。もしかしたら、光熱費の節約のために、多くのご家庭で使用されている「サーモスタット式水栓」タイプの給湯機の「給湯温度」と「ふろ温度」を、いずれも40度くらいに設定して使用している方も多いかと思われます。実は「給湯温度」の方を42度未満に設定していると、サーモスタット式水栓が壊れやすくなるんだそうです。メーカー側の推奨温度は50〜60度なのです。例えば40度に設定して、水栓から38度のお湯を出そうとすると、わずかな温度差のため水で微調整する必
“日本の農薬使用量は世界一”などと、まるで脅しているかのような発信を見る事があります(実際には世界第三位)。そして、こういう発信ではホタテパウダーで残留農薬をを除去させるような画像を添付している場合もあります。添付画像のような写真を見た事がある人もいる事でしょう。結論として、これはホタテパウダーを売りたいがための嘘です‼️添付画像のように、野菜にホタテパウダーを入れると見た油や茶色ものが浮き上がってくるのは、野菜自体が分泌する表面保護物質や野菜の色素です。ホタテパウダーは強ア