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前回は江戸時代のトイレ事情を投稿した。今回は中世ヨーロッパ、特にフランスのトイレ事情を調べた。お食事中の方は、後ほどお読みください。中世ヨーロッパ時代は一般の家にはトイレがなく、「おまる」を使用していた。「おまる」の中身が一杯になると、住民は定められた場所へ捨てずに、窓から外へ投げ捨てるのが習慣になっていた。当然、環境汚染は著しかった。糞尿が路上に捨てられた結果、ペスト菌を持ったネズミたちが繁殖した。14世紀にペストで死んだ者は、少なくとも2500万人いたとされている。ペスト
悲しいニュースがあった。能登半島地震において、ストーブの上にあったヤカンの熱湯でお尻などをやけどした5歳の男の子が亡くなった。ご家族の立場を思うとさぞかし無念であろう。ご冥福をお祈りしたい。ただ、ここで私が言いたいのは、『何で入院させなかったんだ⁉️』など、決して感情だけで考えないで欲しいという事。熱傷(やけど)の入院適応は、体表面全体に対する熱傷面積である。この男の子の熱傷面積は不明だが、おそらく入院適応ではないと医師は考えたのであろう。では、なぜ亡くなってしまったのか?。
2024/6/24撮影。久しぶりに熱海に行ってきました。いつもなら1人で向かうのですが、今回は珍しく妻も一緒に(顔出しNG)。ところで、「熱海」の地名由来はご存じでしょうか?元々の地名は「阿多美」でした。30万年前には多賀火山があり海底にも噴火口があったため、海から暖かい温泉の湯が湧き出ていたころから、「熱海」となりました。熱海が有名になったのは、1604年徳川家康が熱海に7日間も滞在してからでした。1604年と言えば、江戸時代が始まった翌年という、まだまだ政治が不安定
2024/6/17撮影。鎌倉のアジサイ寺人気トップ2と言うと、「長谷寺」ともう1つ「明月院」です。ここは、『明月院ブルー』とも言われるように、青系を中心とした「ヒメアジサイ」という日本古来の品種が約2500株咲き誇っています。私がこちらのアジサイを見にきたのは、2019年以来でした。その頃に比べると、「ガクアジサイ」それも新しい品種なのか、他ではなかなか見られないガクアジサイも咲いていました。明月院は1160年北条時宗により創建、名月庵を起源とする臨済宗のお寺で、境内全域
私はもはや、彼のアカウントは全てブロックしている。たまたま、Facebookのニュースフィードで、画像を添付した人がいたのだが、その内容に驚き‼️こんなのを買う人がいるのだろうか?そもそも、なぜ自分で考える事をやめる人が増えたのだろうか?もはや、カルト宗教の域を出ない。私の想像では、元々周囲との協調性に欠けている人、元々心が病んでいる人または過去によほどショックな大きな出来事のあった人、あるいは身体に何か不調な所があってメンタルにまで影響が出てしまった人なのであろう。
ファミレスでランチ中に、突然過去の記憶が蘇った。昭和時代、フォークでライスを食べる際に、なぜか背にライスを乗せて食べるというマナーがあった。私は大学生の時に初めて知ったが、当時は何の疑問も持たず、そういうものだと思って、マナー(⁉️)通り食べていた。現在、そのマナーを知っている人でも、そんな食べ方をする人は滅多にいないと思う。あれは一体何だったのか?、と思って調べてみた。まず、この投稿をするためにファミレスで写真を撮ろうとしたが、長い時間ライスを背に乗せる事自体大変で、いい写真が
“日本の農薬使用量は世界一”などと、まるで脅しているかのような発信を見る事があります(実際には世界第三位)。そして、こういう発信ではホタテパウダーで残留農薬をを除去させるような画像を添付している場合もあります。添付画像のような写真を見た事がある人もいる事でしょう。結論として、これはホタテパウダーを売りたいがための嘘です‼️添付画像のように、野菜にホタテパウダーを入れると見た油や茶色ものが浮き上がってくるのは、野菜自体が分泌する表面保護物質や野菜の色素です。ホタテパウダーは強ア
まず、この件はどうしても専門的な話が必要になる。心臓から出た大動脈は全身に血液が送られるが、途中で何度も枝分かれをして各臓器に血液が送られる。お腹の中に入った大動脈(腹部大動脈)は、途中で「上腸間膜動脈(SMA)」という動脈が枝分かれする。上腸間膜動脈は十二指腸の前側を通っている。通常はこれが十二指腸を圧迫する事はないのだが、特にやせ型の女性においてお腹の中の脂肪が少ないため、十二指腸のクッションとなるものが少なく、その結果、十二指腸を圧迫して狭窄症状を起こす。十二指腸の通過障害を
NHKニュースでも取り上げられている『劇症型溶連菌感染』。『人喰いバクテリア』とも表現されるこの病気は、2024年の5月までで、既に過去最高の患者数が報告されているとの事。このニュースを聞いて、不安になった方も多い事だろう。実は私自身も、亀田総合病院救命救急センターに在籍していた平成初期~中期に症例を経験している。『劇症型溶連菌感染』について調べてみたが、どうも『壊死性筋膜炎』の中の1つに属する疾患のようだ。以下、『壊死性筋膜炎』について説明する。この疾患だが、小児の咽頭炎の原因の1つ
毎年GWの頃になると、NHKだけが他の民放と違って、いつも「大型連休」の言い方にこだわっているなあと思っていました。また「大リーグ」も同様です。実は「大型連休」は昭和50年代から使われてきました。「大リーグ」はベーブルースが日本に来た頃から使われていました。つまり、どちらも高齢者に配慮した言い方をしているんだそうです。また、「ゴールデンウイーク」も「メジャーリーグ」も商標登録されており、広告を出さないNHKは原則使わないそうです。まあ、視聴者にとって、「大型連休」「大リーグ」の表現
美智子さまがコロナ感染したが、「非常に軽症」との報道があった。命に別状がなさそうで安心である。ところで、現在のコロナはどうなっているのだろうか?もう、コロナの話なんか聞きたくもないという人も多いだろうけど、さらりと読み流して欲しい。まず、結論から言うと、5類になって以降も、「第●波」などの表現はないものの、度々流行を繰り返している。しかも冬に流行するインフルと違って、今もなお「年中無休」である。流行時には、救急車の搬送先に手こずる事例も出てくる(ただし、2023年1~3月頃の第9