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その原因は…上下の写真の違いなんですよ。分かりますかね?
左がノーマルで右がアベイルのマイクロキャストスプールですが、スプールに装着されてるベアリングサイズが、双方外径は当然一緒なのですが、内径サイズが異なります。スプールピンの位置の太さを見比べてもらえば分かりますね。ノーマルは730サイズですが、740サイズがアベイルサイズとなります。
ちょっと本題に触れる前に補足しますと、ベールアームをグニャと曲がってしまったので力で戻した。や、ベールが元の位置に戻らず持ち上がった状態で止まる。その場合は、上手にアームを整形すれば直る場合もありますが、無理な場合も多いです。ベールが元の位置に戻らない理由として、やはり元のアームの角度に整形出来ない場合と、ベールアームの付け根の部分と、ローター接続部分…ネジで留めてある部分のパーツ同士磨耗した場合は無理で、ベールアームごとのパーツ交換が必要です。さて今回の画像のリールはTD-Zで、既にベー
ベールがスプールに接触。そしてベールの戻りがパツンと戻らないのは、アームの変形が原因となる場合が多いです。その他にはベールアームと本体枠との接触部分に砂混入もありますし、その部分の変磨耗も戻りが悪くなる原因ですね。変磨耗はパーツ交換ですが、それ以外は調整で改善出来ますよ。
巻き心地は悪くないのだけど、ハンドル回すとシュルシュルという異音…これ結構ムカつく。原因はピニオンを支えるベアリングからの異音なんですよね。この動画は交換後です。1つめの動画とは明らかな違いが分かりますね。
クラッチの切れが悪かったり戻りがイマイチだったり、2段切れするトラブルの場合…おおよそクラッチカムプレートの押さえが甘い場合が多いのですよね。画像向かって右ののプレートにグリーンのプラ板を貼り付けてクラッチカムプレートを押さえてやります。だいたいこれで動作は改善しますよ。