ブログ記事4,714件
作曲家としてのポールの、天才的な才能を世に知らしめた作品。あまりにも不用意に曲想が浮かんだので、自分がつくった曲じゃなくて、誰かの曲じゃないかと心配になったようです。ところが、誰に聴かせても、初めて聴くメロディだというので自分のオリジナルだという確信が持てたそうです。ということもあってか、曲想が浮かんでからレコーディングするまでに1年半以上も経過しています。昨日までいた「彼女」が、理由も言わずに去って行ってしまった、という歌詞は、14歳のときに死別した母(メアリー)を偲んで書かれたものだと言わ
イギリスでの9枚目のオリジナル・シングル「涙の乗車券」のB面として発表されました。ジョンが「ジス・ボーイ」みたいな曲を書こうと思ってつくった曲ですが、本人は満足しなかった。ジョンは自分が書いた曲の中で「もっとも嫌いな曲の一つ」だと語ってますが。いっぽうポールは「素晴らしい曲」と述べ、全く逆の評価をしています。それにしても、この曲でのコーラスは、ビートルズの作品中、もっとも複雑だと言われてます。3声になったり、2声になったり、ユニゾンになったり、高低が入れ替わったりしていて、ジョージの上手さが
ブロードウェイ・ミュージカル「ザ・ミュージック・マン」の挿入歌。なぜ、またミュージカル・ナンバーを歌ったのか。これもポールが、ただ歌いたかったからでしょうが、ポールがジョンと違うのは、いや、他のロック・ヴォーカリストと異なるのは、こうしたジャズ・コードのスタンダードをいとも簡単に歌ってしまう事でしょう。歌と合った様々な楽器の音色も楽しめます。ジョージのガット・ギター、リンゴのボンゴにも耳を傾けてください。ポールがこういったたぐいの曲を好んだ理由は、ジャズ・ミュージシャンだったお父さん(ジム)
Tシャツ屋、今日から5/7まで休まず営業!4月後半よろしくお願いします。昨日は1日中雨でしたね。今日はいい天気!Tシャツサイコーの天気!GWのお出かけ用のTシャツはいかが?新入荷!Beatles①BEATLES/YellowSubmarineMontageMens-L5,500円+税可愛いです!②BEATLES/AbbeyRoadMens-L,XL5,500円+税再入荷!③BEATLES/RooftopConcertMens-XL5
ひさしぶりに店頭で‘オオオオオ~ッ!’、となった。DENNYSEYTONANDTHESABRESはMERCURYで3枚、PARLOPHONEで1枚のシングルを残したリヴァプール出身のビート・バンド。そんな彼ら名義のLPが存在していたとは知らなかったorz。さぞかしお高いのでは…、とおそるおそる価格を見れば!悩むヒマありまへんがな。WINGレーベルはMERCURY系の廉価レーベル。高額にならない理由はそれだ。(★)以前紹介したこれと同じく、アルバイトのやらされ音源だ。S
ポールが16歳の時に書いた曲。ポールはこの曲を居間でタバコを吸いながら書いた、と言ってますインフルエンザの治りかけにも関わらず(笑)、16歳ですよ∑(OωO;)ませてましたね、ジョン、ポール、ジョージ&スチュアート・サトクリフの4人がポールの自宅でこの曲を練習している貴重な音源の一部が、「アンソロジー」の映像版で流れています。英国では葬儀の出棺の際に音楽を流しますが、それは故人が好きな歌であったり、故人のイメージにあった曲であったりするんですが・・・・「アイル・フォロー・ザ・サン」を選ぶ
TheBeatlesLoverNo.5ザ・ビートルズ・ラバー・ナンバー・ファイブ人気ラジオ番組が、読んで楽しめるテキスト版になりました。ザ・ビートルズアルバム・バイブル新版オリジナルアルバム全14作品完全ガイド(日経BPムック)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}ディープなファン目線、そしてサウンドメーカー目線でビートルズへの愛💖と共に楽曲を紹介していく人気ラジオ番組「TheBeatlesLoverNo.5」。杉田裕(J
"LtItBe"Writers:creditedLennon-McCartney(byPaulMcCartney)Artist:TheBeatlesRecorded:Friday1969/01/31,AppleStudioWednesday,1969/04/30,Sunday,1970/01/04,EMIStudiosReleased:22thSingleAFriday,1970/03/06B-s
1966年発表の第7作アルバムRevolver所収。英1位、米2位を記録したシングル同名のアニメ映画のサウンドトラックとしてアルバムのタイトルにもなっている。ボーカルはリンゴスターとなっているYellowSubmarineInthetownwhereIwasbornLivedamanwhosailedtosea私の生まれた町にはある船乗りが住んでいたんだAndhetoldusofhislifeInthelandofsu
ジョンレノンのギターはどれもなかなかに個性が強い。それらの中でも特にこの2本。ワントゥワンコンサートで使用された、フロントにチャーリークリスチャンピックアップを増設したレスポールジュニア。そしてエルトンジョンのコンサートに飛び入り出演した際に抱えていたハンバッカ―付きの黒いテレキャスターはソロ時代の代表格と言っても過言ではないと思う。表舞台に登場したのはどちらも僅かな回数ながら、誰も思いつかないようなユニークな改造を施した唯一無二のギターは、ジョンの強烈な魅力も相まってまばゆいばかり
"HeyJude"Writers:creditedLennon-McCartney(byPaulMcCartney)Artist:TheBeatlesRecorded:1968/07/29,30EMIStudios1968/07/31,8/1TridentStudiosReleased:singleB1968/08/30(UK)B-side"Revolution"1973/04/02「TheBeatles1967-
俺のお勧め本。再度、読みながら音楽的なヒントがあれば……。『メンバーたちとの関係』ポールにとっては、常に自分と結び付けられて語られるジョンと再び手を組む可能性が完全に潰えてしまった。よく知られた序列「レノン=マッカートニー」を「マッカートニー=レノン」とすることはもうできない。ポールは単に友人を失っただけではなく、ポールを認めるか拒むかによって、ポール自身の自信を左右できる男を失った。シングル"FromMeToYouc/wThankYouGir
ポールがいまだにコンサートで「ブラックバード」等と一緒に演奏することの多いカントリー&ウェスタン調のナンバー、ポールとジョンとジョージが3人でアコースティック・ギターを一緒に弾いた曲です。ちなみに、この曲と「イエスタデイ」と、さらに「アイム・ダウン」も同じ日にレコーディング(65年6月14日)されたと聞いて驚きました。ポールは、カントリーも上手く歌いこなしますし、シャウトする歌唱力も、持ち合わせてます。卓越した才能の片鱗を伺わせています。ポールの向上心がなければ、ジョンに牽引された初期のビートル
「アイム・ア・ルーザー」や「ひとりぼっちのあいつ」は助けを求めるジョンの叫びだったんじゃないかと、今になって思う。昔、僕らはカントリー&ウェスタンをよく聴いていたけど、あれって全部悲しみを歌ってるじゃない?だから「アイム・ア・ルーザー」と歌うのも納得出来るよね。当時は何とも思わなかったけど、今になって、あんなこと歌うなんてジョンは勇気があったなあと思う。と、ポールは回想してますが、この曲は、ジョンの負け犬宣言とでもいいますか、内省的な歌詞は、明らかにボブ・ディランの影響がもろに出始めています。
名曲中の名曲。何年聴いても聴き飽きない。「ノーウェア・マン」とは、(どこにも居場所のない人間)というような意味。これ、ジョンの造語です。歌詞を読んでいると、柔和な哀しみをたたえたブライアン・エプスタイン(ビートルズのマネージャー)の顔が何時も浮かぶ。今手にしている物では満たされない男の虚無感が漂っている。いずれ自分もそうなるかもしれない恍惚と不安。「ブライアンって、あなたや僕に似たところがない?」と呟いているように聞こえます。コンサートをやらなくなったビートルズにとって、ブライアンはもう必要
「イット・ウォント・ビー・ロング」は1963年11月22日に発売された(余談ですがこの日ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されました)ビートルズのイギリスでの2作目のオリジナルアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」のオープニング・トラックです。スモーキー・ロビンソン曰く「ビートルズは、ブラック・ミュージックを聴きながら育ち、自分たちの技術を磨いてきたということを認めたはじめての白人アーティストだった」と言ってるようにまさにセカンドアルバムの「ウィズ・ザ・ビートルズ」では6曲のカバーのうち、5曲がモー
"Here,ThereandEverywhere"Writers:creditedLennon-McCartney(byPaulMcCartney)Artist:TheBeatlesRecorded:Tue1966/06/14EMIStudiosReleased:Friday1966/08/05(UK)「Revolver」A面5曲目Sunday1966/08/08(US)「Revolver」A面4曲目2009/09/09「Revolv
気が付いてみたら4月25日になっている。つまり昨日は4月24日か…当たり前である。バッドフィンガーのピート・ハムが亡くなったのは1975年4月24日だった。病気や事故ではない逝き方をしてしまった。相変わらず情報に疎い私は昨年の5月にバッドフィンガーのトリビュートアルバム「Shineon」がリリースされたことも知らなかった。今年の3月にはピートのデモ音源を集めた「GWENTGARDENS」というアルバムがリリースされたのもつい最近まで知らなかった。バッドフィンガーは最初にアイ
お知らせです!!本日発売の『MUSICLIFEビートルズのナウ・アンド・ゼン(シンコー・ミュージックMOOK』になんとぼくの書きました記事が掲載されています!!ビートルズの音楽との出会いやビートルズを愛する理由や新曲『NOWANDTHEN』のことなど!!ぜひご一読下さい!!今回お声掛け頂き本当に光栄でした!!ビートルズマニアの男たちがポール・マッカートニーの東京ドーム公演に向かう映画『地球はお祭り騒ぎ』をつくったことが今回の執筆のご縁でした!!
"Everybody'sGotSomethingToHideExceptMeAndMyMonkey"Writers:creditedLennon-McCartney(byJohnLennon)Artist:TheBeatlesRecorded:1968/06/26,27,7/1EMIStudiosReleased:1968/11/22「TheBeatles」C面4曲目2018/09/11「TheBeatles」Speci
ROCK’N’ROLL忌野清志郎こちらもなかなか良い選曲ですね〜!ガチのロックンロールと、その合間にビートルズで言ったら『レアリティーズ』的な選曲もあり、飽きさせません。さすが高橋(RMB)さん!不死身のタイマーズからメジャー初登場?特に私が思うに、タイマーズの「ゴミ」、これアルバム『不死身のタイマーズ』からの初のメジャー盤収録曲となったのでは?映画だったら、詩の内容はR15指定レベルだから可能ではあったと思いますが、なかなか攻めてる選曲だと思います。「宗教ロック」は、『復活!タイ
こんにちは。マリモ中の人です。子供の時から思い出話をよく聞いていました。それは、昔、京都のBALビルの裏側にあった小さな喫茶店の思い出話。名前を『六本木』扉を開くと、大音量のビートルズの音楽に、たむろする若者達。「マスターがよっちゃんって言うねん」「いつも満員で、お客さんが来ると端の人がギュゥって詰めてなぁ」「あまりに満員になると、空気読んで常連が一時退席すんねん。暫くしたら戻ってくるんやで」「昼の部にしか行った事ないんやけどな、ドアを開いてマスターにこう言うねん」『サウジェ
"StrawberryFieldsForever"Writers:creditedLennon-McCartney(byJohnLennon)Artist:TheBeatlesRecorded:1966/11/24,28,29,1966/12/8,9,15,21,EMIStudiosReleased:singleBMon.1967/02/13(US)A-side"PennyLane"singledoubleA
TheBeatlesLoverNo.5ザ・ビートルズ・ラバー・ナンバー・ファイブ人気ラジオ番組が、読んで楽しめるテキスト版になりました。↓ビートルズを愛するすべての人に!↓COMINGSOON!ザ・ビートルズ全曲バイブル新版公式録音全213曲完全ガイド(日経BPムック)Amazon(アマゾン)7,150円Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}ディープなファン目線、そしてサウンドメーカー
これ「雨にぬれても」をつくったバート・バカラックが作曲してます。これが数あるカヴァー・ヴァージョンのなかでも指折りの出来ばえだと思います。「チェインズ」や「ボーイズ」同様、これもシュレルズの歌。このデビューアルバムには、シュレルズのカヴァーが3曲も入っています。それではオリジナルと聴き比べてみます。オリジナルTheShirelles-BabyIt'sYou(Original1961recording)Foryourlisteningpleasure,Ipresen
4枚目のオリジナル・アルバム「ビートルズ・フォー・セール」の1曲目、明らかに前3作とはサウンド、歌詞の面で作風が変わって来ている。オリジナル8曲、カヴァー6曲という構成になっているが、このアルバムはカヴァーも含めてコード進行が非常に簡単に作られている曲が多い、このアルバム以前にも簡単なコード進行の曲は有ったが、まず1曲目、冒頭を飾るこの曲「ノー・リプライ」これほど単純なコード進行で、これほどの名曲に仕上げたジョンも凄い、歌詞の内容もハッピーなラブ・ソングではなくどちらかというと失恋のような内容
もうひとつ、続けてポール・マッカートニーのお話をさせて頂きます。これは以前からずっとご紹介したいと思っていたお話です。10年以上前のことですが、ニューヨークのシェイスタジアムでコンサートをするビリーに、コンサートの当日にポールが電話して来て、「協力したいけど無理だよね?」と。ポールはロンドンからNYに向かう飛行機の中で、到着予定は夜11時だそうです。ビリーのスタッフのチカラで到着時間を早めて、奇跡的に出演を可能にした、とてもドラマチックなお話です。スタジアムの観客の皆さんも驚いたでしょうね!
こんにちは、Katyです。Hello,it'sKaty.今日和訳したのは、ビートルズの「僕が64歳になっても」というタイトルの微笑ましい曲です。ThesongItranslatedintoJapanesethistimeis"WhenI'mSixtyFour"bytheBeatles,whichisacutesong.若い時にこの曲を聞いていたころは、64歳というともうりっぱな老人だ~、と思っていました。Ifirsthe
"I'mLookingThroughYou"Writers:creditedLennon-McCartney(byPaulMcCartney)Artist:TheBeatlesRecorded:Sunday1965/10/24,Saturday,Thursday1965/11/06,11EMIStudiosReleased:Friday1965/12/03(UK)「RubberSoul」B面3曲目Saturday1965/12/06(U
TheBeatlesLoverNo.5ザ・ビートルズ・ラバー・ナンバー・ファイブ人気ラジオ番組が、読んで楽しめるテキスト版になりました。ディープなファン目線、そしてサウンドメーカー目線でビートルズへの愛💖と共に楽曲を紹介していく人気ラジオ番組「TheBeatlesLoverNo.5」。杉田裕(JAYWALK)とサミー小川(メディアプロデューサー)がナビゲートします。359回【2024年2月10日〜16日】の放送は、「リボルバー」の楽曲をご紹介します。『TheBe