ブログ記事64件
というわけで、今日は普通の……というよりは、アメリカンなナイフのお話し。大抵のナイフの本では、最初の10ページ、20ページくらいを使って、「人類と刃物」みたいな話が展開されていきます。石器からラブレスまで、なんて言われますが、そうした歴史の中で「アメリカ」という国の果たした役割は結構大きいわけです。フロンティア開拓に伴い、ナイフの需要が増し、アメリカで一つのナイフ文化が花開いたというわけなんですが、そうしたアメリカンナイフの特徴は、・大型のナイフで・
今日は、いつもの緑地にて、ナガサとフクロナガサのフィールドテストをしてみたので、その結果を記事にしてみます。さて、使用したナガサは、こんな感じ。左がフクロナガサの6寸。右が、私が命名したところの7寸の森吉ナガサ。四代目西根正剛こと、西根登親方の鍛冶店で手に入るもので、叉鬼山刀と同等品です。6寸のナガサは、研いであります。裏はベタ研ぎ+薄い糸刃、表は小刃付けです。7寸の森吉ナガサは、俗に言う「箱出し」のまま。「どうも切れ味がいま一つだなぁ……」
※この記事はかなり古いです。ありがたいことに今もお読みいただいているのですが、自分の情報の収集中でもあり、また色々と試行錯誤していた時期の記事でもあります。今となっては、ナガサの研ぎ方の問題はすでに決着がついており、「裏は少し角度をつけて研ぐ」というのが秋田の片刃刃物のスタンダードな研ぎ方であると分かっています。ナガサも然り、です。いくつか、そうした「結論」をまとめた記事も書きましたが、この記事は参考となる動画も載せており、ご参考になるかと存じます。是非、そちらもご覧ください。
というわけで、今日もナイフ関係の記事です。ホローグラインド、というグラインド形状は皆さまきっとご存知でしょう。ブレード側面が凹状にえぐれており、ナイフの重量を軽くしたり、あるいはバランスをとりやすくしたり出来るグラインドです。最近、私が入手したものでは、ベレッタBerettaラブレススキナーナイフレザーシース付postedwithamazletat17.08.11ベレッタ売り上げランキング:124,662Amazon.co.jpで詳細を
「8Cr13Mov」ってご存知でしょうか?ナイフに興味関心がある方ならピンとくると思います。簡単に言えば、「ナイフの鋼材」の名前です。中国製の鋼材で、安価なナイフによく使用されているものなのですが、これがまた評判が悪いんです。・刃保ちが悪い・切れ味が悪いと、ウェブ上で色んな場所で言われています。けど、やっぱり自分で確かめてから結論は出したいですよね?ということで、ここ最近、8Cr13Movのナイフを日常的に使ってみました。使って、研いで、研いで使ってをしばらく繰り返して
というわけで、久々にやったら長いタイトルになってしまいました。ナタやそのヴァリアントである剣鉈(叉鬼山刀、フクロナガサもこの範疇でしょう)に興味があったりするので、折を見て、他の人の研ぎ方や手入れの仕方を調べているのですが、物凄く示唆的なブログを発見しました。「キャンプで使う、刃物の手入れ」というブログ。どうやら、筆者の方は、かなり長い間キャンプ活動をしており、またちょくちょく林業に携わっているようで、そのために日常的にナタを使うようです。そのナタのメンテナンス(