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黒幕と対峙する時、花城は自らが黒幕を倒すのではなく、謝憐にありったけの法力を注ぎ込んで、謝憐が黒幕を倒すのですが、花城はなぜ自分で黒幕を倒さなかったのか。理由は大きく分けて三つあると思います。大いにネタバレを含むので、未視聴の方はご注意ください。理由①謝憐の咒枷を解く為謝憐が二回目に天界から追放された時に、自ら君吾に頼んで二つの咒枷を付けてもらっています。そのために謝憐は法力が封印され、不老不死である以外は人間と何も変わらなくなります。この咒枷には法力を封印する機能以外にも、後半引玉のくだ
今回があらすじの最終回です。前回の内容はこちら↓『天官賜福31風師と黒水沈舟のその後⑪』前回も沢山のイイネありがとうございました。二次創作なのもあり、当初は興味ある方がいらっしゃるか不安な中書き始めたのですが、楽しみに読んでくださる方もいると知っ…ameblo.jp-----二人の旅は続き、ある時は農作物を食い荒らす犯人を探し出して駆除したり、ある村では橋を建てかけて隣村への行き来を楽にしたり、ある時は山にいる盗賊を説得して改心させました。師青玄は、盗賊になる人達もまた、どうしようもない
少しばかりのネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。銅炉山が開いた時、花城は法力の暴走を防ぐために、本来の姿ではなく、子供の姿になりました。この時、郎蛍に化けて謝憐のそばにいるくだりが描かれています。謝憐の作る食事を顔色も変えずに食べたり、普段はほとんど何も喋らないのに自分から謝憐に話しかけたり、落ち葉の集め方が花城と同じだったり、姿勢もいつもと違うので、謝憐も気が付きます。(ヒントになる描写も複数あり、とてもわかりやすいです。)一つの可能性ですが、もしかした
前回の内容はこちら↓『天官賜福29風師と黒水沈舟のその後⑨』前回のお話はこちら↓『天官賜福28風師と黒水沈舟のその後⑧』いつもイイネをくださる方々ありがとうございます個人的にキュンキュンするところをかいつまんであらす…ameblo.jp前回は、門で媒婆が師青玄に「縁談うまく調整するから!」と言うのを黒子が聞いてしまったところで終わりました。またもや黒子目線でのスタートです。---------黒子はどうして最近の師青玄が変なのか、分かったような気がしました。どこかに好きな女の子ができた
季節柄、色々所用で更新が空いてしまいました今日は霊文についてです。霊文と言えば、謝憐が三度目の飛昇をしてから、他の人は謝憐に冷たいのに、霊文だけが普通に接しているので、悪くない印象を持っている方も多いと思います。彼女にももちろん過去や背景があります。今日は彼女について見ていきたいと思います。霊文と錦衣仙に関して大いにネタバレを含むので、ご注意ください。飛昇前霊文は人間の頃の名前は’’南宮傑’’と言いました。飛昇前は靴売りで、時々お金を貰って恋文やお経を代筆することを仕事にしていました。才能
二人がまだ思いを通わせていない時の会話なのですが、甘すぎて夜中に一人で悶えたので、ご紹介したいと思いますネタバレになるのでご注意ください。昨日の記事のあらすじで言うと、原作小説(旧版)の第三巻の最後あたりの、任務のために二人で銅爐山(花城が絶になった山)に向かった時の場面です。道が山に塞がれて目的地に行けないと、鬼達が数百匹、立ち往生してる時に、鬼の誰かが「神官のにおいがする」と言い出します。ちなみに花城はこの時事情があり、子供の姿になっています。頭からすっぽりマントを着たままの謝憐が怪しいと
カズ「そのケーキ可愛いよね。」ドアの前で、にっこりとほほ笑んでいたのは、サトだった。「サ、サト・・・いままで一体どこにいたんだよ。櫻井翔と一緒にここで芹沢と話をした結果はどうだったんだよ。」ケーキにフォークを刺したまま、俺は立ち上がった。「あの日、俺が1階の芹沢の事務所で、PCを開けて、隠し口座を操作している時2階で大きな音がした。あれは何だったんだ?アッ、俺が隠した証拠の携帯電話、始末したか。いや、そんなこ
風師と黒水沈舟のその後について、前回は本文のあらすじ紹介の最終話でした。当初5話ぐらいで紹介...と思っていたのですが、書いてみたら全12話ぐらいになってしまってすみません素人がまとめたあらすじなので、文章として読みにくい部分も多々あったかと思います。最後までお付き合い下さった方皆様、ありがとうございました初めて読んだ時に沢山泣いて、何度も読み直して、やっぱり二人のその後の解釈として個人的に納得ができたし、天官賜福で語られていない部分が完璧に補完されている感じがして、紹介させて頂きました。
完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。この作品の一番の魅力は、謝憐と花城の愛情の物語だけでなく、他の登場人物の描写が丁寧に紡がれている点だと思います。師无渡と師青玄の兄弟愛、賀玄の敵討ちの道のり、賀玄と師青玄のやり場のない友情、帝君の統治のあり方、謝憐の成長の軌跡.....何度観ても新しい発見があり、他の登場人物の深掘りがいくらでもできる、そんなところが一番の魅力だと思っています。今日はまずは師无渡(水師)について天官賜福の中で一番自信に満ちてい
天官賜福の中で「四大害」と呼ばれる鬼のうち、3つの鬼は謝憐に関連しています。(そう考えると慕情の言うようにやっぱり謝憐は世界の中心ですね!)白無相は謝憐を後継者に仕立てるために近づき、花城は謝憐を守るため、戚容は謝憐への執着を捨てられないため。戚容は白無相と併せて悪役と思われがちですが、個人的には結構深掘りできるキャラクターだと思っています。ネタバレ含むのでご注意ください。戚容が絶になれなかったわけ花城が謝憐のために上げた三千灯で霞んでしまいますが、戚容もかつては謝憐の崇拝者であり謝憐の
早速たくさんの方が読んでくださり、イイネもくださり、本当にありがとうございます。とても励みになります昨日の続きです。前回の内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この…ameblo.jp---師青玄は木の板に「狂ってる物乞いが語る神官話の時間」なるものを掲げて、街の酒楼(飲食を提供する宿屋)の前で説書を始めます。元々話上手
気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいOsideギシッ…和くんが…僕からゆっくり離れた…『っ…///』僕…どぉしたら…『…居るよね?』『へ…っ…///?』『っ…///』いきなり…なに…?そして…そのまま立ち上がって…扉の方へ…カチャッ…部屋の鍵を開けて…『義兄さん…どうぞ…?』『和…すまない…』『ぁ…ぉ義兄さんっ…///?』たまたま?廊下に居たお義兄さんに…
天官賜福には様々な愛の形があります。今日は愛するが故に、離れることを選んだ女性を紹介したいと思います。ネタバレを含むのでご注意ください。風信にはかつて好きな女性がいました。その女性との間に子供もいます。鬼市で謝憐に絡んできた売春婦の女鬼’’蘭菖’’がまさにこの女性です。そして、与君山で謝憐が聞いた子供の歌い声が、その子供の霊です。鬼になる前剣蘭は生きていた時は、仙楽国の、出身の良いお嬢様でした。かつては仙楽太子妃の候補にもなり、家族から期待され、もしかしたら謝憐の奥さんになるかもしれな
天官賜福には何度か読んで初めて気がつく細かい伏線がたくさん隠れています。完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。花城が謝憐を好きになったのは、人間だった子供の頃、神武大街で城壁から落ちた時に謝憐に助けてもらった瞬間で間違いないのですが、では謝憐はいつから花城が好きになったのか考察していきたいと思います与君山でのエスコート謝憐が初めて花城に会ったのは、与君山の鬼退治で花嫁姿になった謝憐を花城が優しくエスコートする場面(この時点では相手が花城だとは知らず、
完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。この作品の一番の魅力は、何度観ても新しい発見があり、登場人物の深掘りがいくらでもできるところだと思います。本日は「君吾」について君吾の統治術君吾は、元々あった上天庭を転覆させてから、今の上天庭を築いたので、同じことが起こらないよう、他の神官の権力が大きくなりすぎないよう、常に気を配ることになります。そして、君吾にとって神官を牽制する一番簡単な方法は神官の「弱み」を握ることでした。まず明光殿の場合、二名の
完全なネタバレを含むので、まだ最後まで視聴していない方はご注意ください。この作品の一番の魅力は、何度観ても新しい発見があり、登場人物の深掘りがいくらでもできるところだと思います。本日は「謝憐の成長の軌跡」について若かりし頃の太子殿下謝憐は、仙楽国の太子として生まれ、権力には目もくれず「蒼生(万人)を救いたい」と修行して若くして飛昇しました。しかし、若くして飛昇したことを、仙楽国の国師(謝憐の師匠)は「早い、早すぎる」と言いました。挫折も苦労も知らない太子殿下は、蒼生を救うことの代償も何もわ
「花城」の名前の由来や解釈謝憐が初めて飛昇した時に「花冠武神」と呼ばれ、神像も片手には花、もう片手には剣で、信徒も謝憐が花好きということを知って、神廟には常にたくさんの花が供えられていたことから、花城は「花」を名前に取り入れたと言われています。また作者は、謝憐が初めて神官から落とされた時に「花」を司る神をした経歴があることを明かしています。(←今回初めて知りました)「城」というのは、花城が文中で"他幾百年來,欠謝憐的花足夠開滿一座城了。"(花城はこの数百年間を経て、謝憐には城一杯の花の借
台湾BL「奇蹟」(邦題:奇蹟DEARTOME)2023年8月22日20:00rakutenTV配信VideoMarket(link)配信GagaOOLala,Viki,iQIYI,WeTV配信(※多分,要VPN)2024年2月1日Lemino(link)2024年2月9日Blu-ray&DVD発売全13話2024/2/1追記↓
前回の続きですが、まずは黒子(賀玄)目線で始まります!(前回の賀玄目線がBetter&Sweetすぎて、賀玄目線ってだけでわくわくするの私だけかな?)『天官賜福26風師と黒水沈舟のその後⑥』前回の続きです!『天官賜福25風師と黒水沈舟のその後⑤』前回の続きです!前回のあらすじはこちら↓『天官賜福24風師と黒水沈舟のその後④』前回の続きです!前…ameblo.jp-------師青玄を独占したい気持ちがだんだん深まってきて、抑えることが難しくなってきた。いつからそんな気持ちを持つよ
気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいNsideギシッ…俺は…ゆっくりと智から離れた…『っ…///』聞こえていたから…『…居るよね?』『へ…っ…///?』『っ…///』扉の向こう側…居るであろう相手に向かって…話し掛けた…そして…そのまま立ち上がって…扉の方へ…カチャッ…部屋の鍵を開けた…『義兄さん…どうぞ…?』『和…すまない…』『ぁ…ぉ義兄さんっ…///?』
二人が雪山の上で叫んだことは「謎」とされていて、いろんな考察がされています。ネタバレを含むのでご注意ください。経緯慕情に''胎霊を作った犯人''という嫌疑がかけられて、慕情はその嫌疑を晴らすために雪山まで胎霊を探しに来たら、胎霊を追ってきた風信とばったり会って喧嘩が始まる。雪山で慕情が「あの子(胎霊)は俺が殺したんじゃないって言ってるじゃないか、俺も探してるんだよ!」と風信に叫び、少し離れた場所でそれを聞いた謝憐と花城が、雪山で大声を出すと雪崩が起きるからやめるように伝えようと銀蝶を遣
ハン(イ)セジンさん特化記事、BLドラマ・マンガ・映画レビュー、その他推しタレント記事などで構成している私の雑多ブログですが、再開設して3年目に入ろうとしています。こんなに長く続けられたのは、ひとえに読んで反応を下さる方々がいらっしゃるからです。改めて、日頃の感謝と御礼申し上げます。さて、本日のお題ですが・・・ブログ開設以来初めての<アメンバー>を募集したいと思います。アメ限記事で取り扱う内容は*もっと掘り下げた表現を伴う”BLカテゴリー”記事。つまりは、<18
以前こちらの記事で、もしかしたら花城は謝憐に自分のことに気付いてほしかったのでは、と少し書きました。書いた当初はふと思った程度なのですが、今日は考察を含め、詳しく見ていきたいと思います。(ネタバレを含みます。)『天官賜福37細かい考察(2)』だいぶ前に、細かい考察(1)を書いてから、そのままいろんな記事を挟んでいるうちに時間が経ってしまいました。(1)ということは、もちろん(2)以降もあります!も…ameblo.jp上の記事でも書きましたが、八百年前、謝憐は牛車を使って子供の花城を皇極觀に
前回の続きです!『天官賜福25風師と黒水沈舟のその後⑤』前回の続きです!前回のあらすじはこちら↓『天官賜福24風師と黒水沈舟のその後④』前回の続きです!前回までの内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその…ameblo.jp-------そう言い終えると、黒子は傷口から毒を吸い続けました。師青玄はだんだん冷静になってきて「ありがとう、黒兄」と言いましたが、もう黒子の方を見ることはできませんでした。しばらく観察して、黒子は先ほど噛んだ蛇が毒蛇でないことに気が付きます。そのうち日が
三次創作小話「忘羨その後」現代版(78)〜ワンイーボーは、ランワンジーに嫉妬している〜パート①dd:シュエヤンはとてもハンサムだ。ggはメイク中。gg:たった5話しか生きられなかったんだ。ddは笑って、とても幸せそうだ。すごいビッグスマイルだ。ggはとりあえず応えた、シュエヤンのハンサムは役立たずだと。5話さえも生きられないんだ。dd:シュエヤンはハンサムだ。ddは、しつこく言っている。シュエヤンは、悪役のハンサムだ。gg:(大声で)ランワンジーもハンサムだ。dd:
前回も沢山のイイネありがとうございました。二次創作なのもあり、当初は興味ある方がいらっしゃるか不安な中書き始めたのですが、楽しみに読んでくださる方もいると知ってとても嬉しいです前回の記事はこちら↓『天官賜福30風師と黒水沈舟のその後⑩』前回の内容はこちら↓『天官賜福29風師と黒水沈舟のその後⑨』前回のお話はこちら↓『天官賜福28風師と黒水沈舟のその後⑧』いつもイイネをくださる方々ありがと…ameblo.jp前回の二人はやっと結ばれて、気持ちも吐露し合いました。今回はその続きです。結ば
天界からも鬼界からも恐れられる無敵の花城でさえ、謝憐の前では自信がなく臆病になることがあります。好きな人の前ではそんなもんですよね。今回はそんな二人の甘いやりとりを見ていきたいと思います花城「千燈觀」天界で神官の「長明燈」の数を競うイベントで、当たり前のように、どうせ誰も一つも上げてくれてないんだろうな、って思っていた謝憐にとって、三千灯も上げてくれた「千燈觀」はもうビッグサプライズなわけですよ。もう驚きと感動しかない。それなのに、花城は、「本当は言いたくなかったんだ。・・こんな鬼市のご
天官賜福は、お話の中の伏線も面白くて考察しがいがあって、まだまだ書き足りないのですが、今日は少し別の視点で書いてみたいと思います。花城はなぜ城壁から落ちたのか?花城が子供の時に城の壁から落ちて、それを謝憐が救ったことで全ての物語が始まるのですが、それではなぜ花城が城の上にいたのか、気になった方はいませんか?作者である墨香銅臭さんが明かしている部分を見ていきたいと思います。花城は生まれつき右目が赤い瞳だったことから、子供の頃から不吉として周りから忌み嫌われていました。嫌がらせを受けたり、いじ
前回の続きです!前回のあらすじはこちら↓『天官賜福24風師と黒水沈舟のその後④』前回の続きです!前回までの内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末…ameblo.jp-----------------賀玄は師青玄から「替わり」という言葉を聞いて胸騒ぎがします。自分は師青玄に出会った時からずっと偽の身分でいて彼を騙していることが多かったな...と思いを馳せます。初めて師青玄に出会った頃は、天庭に潜り
前回のお話はこちら↓『天官賜福28風師と黒水沈舟のその後⑧』いつもイイネをくださる方々ありがとうございます個人的にキュンキュンするところをかいつまんであらすじを書いてますが、同じところで共感してもらえてるのかなとか、楽…ameblo.jp-----------------黒子は小屋に入ると、暗闇の中でうなされている師青玄が目に入ります。「・・兄さん、怒らせたらだめだ...」夢の中でうわごとを言う師青玄は表情も苦痛み満ちていて、涙を流していました。黒子は涙を指で拭いて、その指を舐めます。胸