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昨年の10月28日にアップしたインスタのコーディネート。白黒のハウンドトゥースのジャケットを中心としたモノトーンコーディネートですが、この時着ていたポロシャツが20年くらい前に購入したラコステの長袖ポロ。いわゆるフレンチラコステと呼ばれる、フランス製の鹿の子のポロシャツの長袖ですね。半袖は20枚近く持っていますが長袖はこの一枚だけ。20年くらい前にBEAMSのカジュアル店のスタッフがよく着ていたので、自分も休日に着るかなと思い、
私の買い物は基本的に自社のものがほとんどですが、それでも毎シーズンBEAMS以外で購入するものがなにかしらあります。理由は欲しいアイテムの展開がなかったり、イメージした色柄が無かったりと、そんな単純なことですが、どうしても欲しい場合は他社で購入したりオーダーしたりもします。今回は、そんな今シーズンBEAMS以外で購入したものを数点ご紹介します。DRUMOHR8ゲージのメリノタートルBEAMSでも毎シーズン展開している定番のタートルネックです。
最近お買い物の相談で買おうと思っているものが、どれだけ長く着られるかと言う質問が結構あります。どのくらい長く着られるかは人によって年数も違うと思いますが、20年後も着られるかと言えば難しいと言うしかありません。難しいというのは勘違いしてほしくないのですが、20年間ずっと買った時と同じ気分で着続けることが難しいということで、着られなくなるということではありません。これは私の個人的な感覚ではなく、お客様の動向を何十年も見続けた経験から導いた自分なりの答えです。今日
このブログやメディアで今まで何度か私の愛用の時計として紹介されたEBERAHRDのTRAVELSETORO。このトラベルセトロは、"20世紀最高のスタイルアイコン”と言われたジャンニアニエッリが愛用していたことで有名になったモデル。そのエピソードは1996年に当時ユヴェントスのオーナーでもあったジャンニアニエッリが、このトラベルセトロをシャツのカフスの上から巻き、観戦している姿がVOGUEの表紙になったことで注目され、それがきっかけでその後のビッグフェイスの時計
自分が身に着けるものは90%くらいがBEAMSで、残りの10%は他社のショップやネット、お取引先様のストックなどを購入しています。基本的には自社のものでコーディネートを完結できるのがベストなので、カジュアルやビームスプラス、ビームスライツ、ビーミングまで、メンズを展開する全セクションを探して、それでも見つからない場合他社で探すという感じです。今回は、この春夏でBEAMS以外で購入したものをご紹介します。無印良品ポケットT
全国の店舗のディスプレイが交換されるたびに画像が送られて来るのですが、すべてチェックをして改善点があればコメントを入れるようにしています。まったくダメなものはすぐに交換するように指示することもありますが、細かい部分を改善することでより良くなるケースが多いので、そのようなコーディネートには積極的にコメントを入れるようにしています。逆にまあまあなものにはコメントは入れません(笑)。今回は最近一か月の間に送られてきたカジュアルコーディネート(カジュアルなジャケットも含
フレンチアイビーについての社内勉強会の資料を家で探していたら、こんな本が出てきました。1999年に発行されたESQUIRE別冊の”クラシコイタリア読本”クラシコイタリアってなに?と言う方も多いと思いますが、90年代後半にイタリアのクラシックのブームが来た時に、そのスタイルを当時のPITTIUOMOの代名詞であったCLASSICOITARIA協会にちなんで、日本ではイタリアのクラシックのことをクラシコイタリアと呼んでいました。ちなみ
先週末は2024年春夏のプレス内覧会でした。半期に一度メディア関係の方々をご招待して、次シーズンのラインナップを見ていただく大事な会です。今回のBEAMSFとBRILLAコーナーのメインディスプレイは、ホワイトとナチュラルでまとめました。来シーズンは多くのサプライヤーがホワイトやナチュラルカラーを展開しているということもありますが、隣のBEAMSPLUSのコーナーが色柄を使ったコテコテなディスプレイなので、それ
最近入荷した来たものや他社製品で欲しいものが見つかり、ちょこちょこ買い物をしています。今日は最近購入したものをご紹介したいと思います。R.C.Aのミリタリースニーカーブランドネームはライニングのかかと部分に小さくプリントされているだけなので、ほぼノーネームのスニーカーです。ですが、ウンチクは満載です。1970年代~1980年代にかけてアメリカ軍が使用していたトレーニングシューズをベースに製作されたミリタリースニーカーです
この時期、休日によく着るカジュアルアイテムがあります。5年くらい前に展開していたBRILLAのオリジナルの半袖スウエット。真夏ではない時期にTシャツ一枚ではたよりなく感じるので、Tシャツよりもしっかり感のある半袖スウエットは休日着としてとても重宝します。グレー以外の色も欲しいと思っていたのですが、なかなかしっくりくるものが見つからず、ずっと探していました。今シーズン目をつけていたモノがあり、先日原宿のBEAMSPLUSで試着したところ、か
昨年くらいから休日のカジュアルスタイルの時は、気軽で気楽な時計を着けることが増えました。それまでは、カジュアルな時こそ何十万もするスポーツウオッチをするのがコーディネートのバランスだと思っていたのですが、最近は服だけでなく時計も頑張っている感がない方が気分なんです。洋服だけでなく、時計もエフォートレスということです。そんなわけで、今日は最近購入した気軽で気楽なミリタリーウオッチのお話です。3針のシンプルなミリタリーウオッチが欲しくて色々探していた時に、こんな時
MR_BEAMSCHANNELで今シーズンおススメのスーツとして紹介した、BEAMSF45周年スペシャルのスーツ。動画を見ていない方は、”普通の無地のスーツ”と思われるかもしれませんが、それが違うんです。生地は80年代後半から90年代中頃まで、BEAMSFの定番として長く使われていたCANONICOのSUPER100’Sの生地を復活させました。この生地は私がBEAMSFのバイヤーになってから現在まで、BEAMSFの歴史の中
夏は一年中で一番時計が目立つ季節です。同時に汗をかくのでレザーのストラップをするのが厳しい季節。メタルブレスの時計をするのが一番いいですが、シルバーのブレスの時計をずっとしているのもなんとなく単調で味気ない。そんな時に役に立つのがNATOSTRAP。以前このブログでもご紹介しましたが、今やスポーツウォッチに着けるカジュアルなストラップとして一般的にもかなり広まった感じがします。私も無地とストライプを含めて既に20本近く所有していますが、
昨年の5月のブログで紹介したTITOALEGRETTOのシアサッカーのスーツ。私も購入しましたが、絶妙なブラウンが好評であっという間に完売してしまいました。オーダーの着数が少なすぎたというのもありますね・・・(苦笑)店舗から来年もブラウンのシアサッカーのスーツを展開してほしいという声が多かったので、オリジナルの生地を選ぶ時にしっかりチェックしていました。そして、イメージ通りの生地が見つかり今シーズン展開したのがこのスーツ。
なんとなく言葉ばかりが先行している感のある”パリっぽい”とか”フレンチっぽい”という表現・・・ファッション業界の中でも”パリっぽいとかフレンチっぽいというのはどんな感じですか?”という戸惑いの声が聞かれるのに、一般の方たちはもっと”なんのことだかよくわからない”というのが実情ではないかと思います。このブログでなんども80年代のフレンチアイビーについては触れてきましたが、もう少し幅を広げて、私が実際に経験してきた80年代から90年代のフレンチアイビーやフレンチトラディショナル
子供のころからずっとメガネとは無縁の生活を送ってきましたが、40代後半ごろから老眼の症状が出始め、シニアグラスをかけるようになり、その後眩しさを感じるようになり眼科で検査したところ軽度の白内障でサングラスが必需品に、更に乱視が出始め免許の更新は通ったものの安全の為自主的にメガネをかけるようになりました。かけ始めのころはメガネには詳しくなく、こだわりも無かったのですが、定番のレイバンを手始めに色々なブランドのサングラスやメガネをかけ始めると徐々に違いも分かるようになり、興味も湧いてく
先日オーダーしたスーツが仕上がってきました。ナポリのTITOALLEGRETTO最近私が好んで着ているナポリのスーツです。生地は最近お気に入りのE.ZEGNAのBIELMONTEゼニアらしからぬ?ドライでハリのある生地は、英国生地以上に英国生地っぽいというところが気に入っているポイント。ドライな生地なので肌に直接触れるところは少しチクチクしますが、それがまたいいんです。ちょっとマニアックすぎ・・・・(笑)。従来の滑らかで
前回紹介したREMIRERIEFのシャンブレーのミリタリージャケットに続き、またシャンブレーのアイテムを購入しました。一枚目はこのプルオーバーシャツ。ナポリのMARIASANTANGELO(マリアサンタンジェロ)のプルオーバーシャツです。台襟と襟が一枚のワンピースカラー。イタリアの夏の定番ですね。オープンカラーのように見えますが、台襟が付いているので襟が立体的に見えるのが普通のオープンカラーと違うところです。
先月27日に還暦を迎えました。還暦だからといって特別な思いがあるわけでもなく、毎年のように普通に誕生日を迎えたという感じです。誕生日のお祝いは、お洒落で派手な店は嫌なので、リラックスして食事ができる店にしました。そのお店は、初台の路地裏にひっそりと佇むイタリアンのお店”MANGIAFUOCO”2018年にオープンした比較的新しいお店ですが、あるご縁があってコロナ禍に一度伺ったのですが、その後数回予約が取れず、今回は自分にはめずらしく1週間前に予約して
"中村さんがALDEN履いてるイメージってないですね"とよく言われます。おそらく社内でも私がALDENを履いているイメージは全くないと思います。確かに、もう10数年履いていないのは確かですが、実はこんなに持っているんです。ローファーとタッセル合わせて8足。結構持っています。(笑)ローファーは5足。カーフとコードバンでそれぞれ黒茶、そして型押しのカーフのオレンジっぽいブラウンの5足。オレ
先々週のプレス内覧会から始まり昨日顧客様の内覧会も終了し、シーズンの始まりでもある大事なイベントが無事終了しました。先週末の顧客様の内覧会は3日間会場にいたので、久しぶりの終日立ち仕事で脚が筋肉痛になりました(苦笑)。昨日のYouTubeライブでも少しご紹介しましたが、秋冬のおススメアイテムをご紹介したいと思います。GRANSASSOのアーガイルニット久しぶりに展開するアーガイルニットです。ポイントはかなり大柄のアーガイル。左のブラッ
PITTIスナップ、ドレス編、ドレスダウン編に続き、今回はカジュアル編です。私がカジュアルを語るのもどうかと思ったのですが、現状のPITTIで見かけるカジュアルスタイルにも色々思うことがあり・・・コーディネートの評論のようになっている部分もありますが、客観的に見た今のPITTIのカジュアルスタイルについて書きました。今や良くも悪くもなんでも有り状態のカジュアルスタイルなので、難しく考えず見ていただければと思います。サファリ風ジャケットに白Tシャツ、ベージュ
これから暖かくなってくると、着る服も軽装になっていきますが、シャツ一枚になるとどうしてもコーディネートが単調になりがちで物足りなさを感じてしまいます。そんな時に役に立つのがウェスタンシャツ。フラップポケットやヨークやドットボタンなど、ディティールが目立つのでシャツ一枚で着ても充分存在感があります。昨今はミックススタイルの流れもあり、ジャケットとのコーディネートにも使われることが多くなってきているので、着こなしの幅も随分広がったいう印象です。私も10年く
先週末は台湾出張でした。用件は台北の新しい商業施設DIAMONDTOWERSにオープンするショップのオープニンングイベントであるトークショーを行うため。今まで何度もオープンが延期になり、今回は間違いなくオープンするということで、羽田から早朝のフライトで台北入りしました。ホテルに着きチェックインするもアーリーチェックインはできず、荷物を預けロビーで台湾のスタッフを待つこと10分。台湾のスタッフが来るや否や第一声が「明後日のオープンは延期になりました」という衝撃の一言
先日久しぶりに結婚式に参列しました。本当に何年振りでしょうか。ご招待いただいたのはこちらのお二人。MEN’SEXの編集長の平澤さんと元副編集長で今はフリーのエディターの小曽根くん。平澤さんは彼女がBEGINからMEN'SEXに異動してきてからのお付き合い、小曽根くんは私の連載をずっと担当してくれていたので、私にとっても長いお付き合いの二人の晴れの日です。二人とも緊張していますね。人生の大事な晴れ舞台なので当たり前ですよね
MR_BEAMSVOL.09が発行されました。今回のテーマは”この一歩は、春のせいにして”リコメンドアイテムのトップページは、私のおススメのオーベルジュのバルカラーコート無理に押し込んだわけではありません(笑)恒例の中村ノート巻頭でいろいろ語っていますが、特に難しいことは言っていないので、さらっと読んでください。最近難しいことをいろいろ語るのが苦手なので、今シーズンの流れをシンプルにお伝えできればと思っていま
先週末にヨーロッパ出張から帰りました。今回はフィレンツェ、ミラノ、ロンドンの3都市を12日間で回りました。正月の北陸の地震で帰省先の新潟市も震度5強の揺れ。幸い被害はなかったのですが、新幹線が止まり東京へ戻れない可能性もありました。なんとか一日半で復旧し東京へ戻り、一日だけ出社し出張の準備をして8日の朝の便でフィレンツェに向かいました。今回のフライトはパリで6時間待ちの乗り継ぎでしたが、さらに2時間遅れてホテルに着いたのは翌日の深夜1時近く。フィレ
今週は2023秋冬のプレス内覧会が行われました。プレス内覧会は、次シーズンの展開アイテムと方向性をメディア関係者にお伝えする半年に一度の大事な会です。今回はそのプレス内覧会の様子を少しお見せしたいと思います。今回のメインディスプレイはこんな感じでした。ラギッドなテイストと都会的なテイストの二つの流れがあるので、偏りなくコーディネートしました。ラギッドなテイストも少し綺麗な方向に振れてきているので、色を挿したりホワイトのパンツを合わ
YVESSAINTLAURENTRIVEGAUCHEの1989年秋冬のカタログのスタイリング。タータンチェックのジャケットにタータンチェックのシャツを重ね、ドットのネクタイを合わすと言う、かなりコッテリとしたコーディネート。ちなみに、当時のパリでは綺麗な色のダッフルコートが流行っていたので、サンローランのようなブランドでもこのような綺麗な色のダッフルコートを展開していました。今シーズンBEAMSで展開しているINVERTEREのロイヤルブルーがコレに近い
イタリアに行っても街中でフェラーリやランボルギーニを見かけることはあまりありません。ミラノのモンテナポレオーネのような高級店が並ぶエリアは別ですが、東京の方がよほど走っているのを見かるというのが実情。ミラノでもフィレンツェでも大通りから裏道に入ってしまえばかなり道が細いので、小回りが利くコンパクトカーは日常の脚としてはとても重要です。イタリアを代表するコンパクトカーと言えばFIAT500。2007年に発売されて以来イタリアでの人気は全く衰えず、現在も街中で一番見かけるコ