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こんにちは!倍音が豊かに鳴るOTS(オーバートーンシステム)搭載のAyersギター。2022年にさらに進化してOTS2.0とOTS3.0が登場しました。AyersSJ07P-COTS3.0JPCustomOTS2.0のサウンドはこちらからお聴きください。↓OTS2.0からギターの製作段階で構造的に倍音出
こんにちは!ギターで良く聞くのが、「倍音(ばいおん)」という表現です。倍音とは、その周波数の倍の周波数を持つ音のことです。100hzの音が基準であれば、200hzの音が倍音になります。ギターで言えば、5弦開放で「ラ(A)」という音を鳴らすと、その上のオクターブの「ラ(A)」が2倍音になります。そのさらに上のオクターブの「ラ(A)」が3倍音になります。一つの弦を鳴
こんにちは!親族のいる秋田県で大雨が降り、大曲の花火大会会場が冠水して、当日の朝に中止かどうか決定するようです。主催者も突然の大雨で対応が大変ですね…。これまで、ギターの各部の知識を深めつつ、Ayersギターの魅力をお伝えしてきましたが、今日がこのシリーズ最終回になります。今までの内容はこちら。その1トップ材についてその2サイド&バック材についてその3ギターのボディシェイプについてその4ヘッドの形状についてその5指
こんにちは!以前、2017年1月より実施されていた、ローズウッド(附属書Ⅱ)を使用した楽器に関する輸入規制が緩和されるかもしれないとお伝えしましたが、2019年11月26日より、ついに規制緩和が実施されることになりました。これで、ローズウッドの使われたギターを輸入する時にかかる、煩雑な手続きが不要になりそうです。以前の記事はこちら↓ボリビアンローズウッドこの規制では、ローズウッドを一部でも使
こんにちは!アコースティックギターのつやつやとしたボディを眺めて、その美しさにうっとりする方も多いと思います。ワタクシもその一人ですが、もし、そのボディを傷付けてしまったら…。泣くに泣けませんね。実は、ワタクシが高校生の時、バンドでアコギを弾くため、兄が大切にしていたエレアコを借りたのです。演奏前にステージをあわただしく動いていたら、突然、ゴツン!と鈍い音がしました。見ると、エレキの
6月も半ばで梅雨真っただ中。。でも、毎年この時期にはエアコンをガンガン利かせてる時期なのに、車はともかく自宅ではまだエアコンのスイッチを入れてないんだよ。。昼間でも窓を開けてたら涼しいから嬉しいけど、ヘンテコな天気だよね。。あ、今年は1度だけエアコンのスイッチを入れたのは先月のデモ演奏「NewCinemaParadise」の録音・録画の時だったのを思い出したよ。。これは5月の録音だったけど部屋を閉め切っての防音対策なので、照明や機材の熱で暑くならないようにエアコンで部屋を冷やし
島村楽器が日本最大の楽器チェーンである事は誰もが知っています。2021年で全国170店舗以上あると思います。でもギターの専門店というよりはショッピング・センター内の楽器店のイメージがあるかもしれません。それでリペアなどは専門店へ持ち込むという人もいるかと思います。しかし今、島村楽器がリペアに本気で取り組んで入るのです。知っていましたか?先日私はどうしても解決したい問題があり、最後に藁にもすがる思いで行ったのが#島村楽器浅草橋リペアセンターだったのです。どういう依頼かと言いますと、長い
こんにちは!秋田に帰る途中、山形県酒田市にある、前からずっと行きかった場所に立ち寄ることができました。土門拳記念館です。カメラ愛好家の方は、昭和を代表する写真家の土門拳(どもんけん)の名前を聞いたことがあると思います。この記念館は、飯森山公園内にあり、1983年10月10日に開館しました。酒田市出身の土門拳氏の写真が収められています。
こんにちは!長いシリーズになっていますが、ギターの各部のデザインや素材の知識から、Ayersギターの魅力を知ってもらえればと思って続けさせていただいてます!(前回までの内容)その1トップ材についてその2サイド&バック材についてその3ギターのボディシェイプについてその4ヘッドの形状についてその5指板エンドのデザインと指板インレイについて今回は、サウンドホール、つまりアコースティックギターの丸い穴の周辺デザインと、ブリッジ、つまり弦がピン
こんにちは!皆さんはYoutubeやSpotifyはスマホで聴いていますか。私は出先ではスマホで聴いていますが、家では、作業をしながらパソコンで音楽を聴くことが多いです。でも、パソコンで聴くと、音がこもったように聞こえたり、低音や高音が足りなかったりと、満足できないことがあります。あまり本格的になり過ぎない程度で、音質を向上したいと思い、ちょっと手を加えました。まずは一番簡単な方法
こんにちは!連日猛暑ですね。浜松は今日34度でした。高校野球も終わりましたが、このシリーズはまだ続きます(笑)。前回までの内容は以下の通りです。その1トップ材についてその2サイド&バック材についてその3ギターのボディシェイプについてその4ヘッドの形状についてその5指板エンドのデザインと指板インレイについてその6サウンドホール周りのデザインについてその7ブリッジのデザインについてその8ペグ(マシンヘッド)について
こんにちは!ギターの定番材であるローズウッドは、マメ科・ツルサイカチ属(Dalbergia)に属する木で、インド、東南アジア、南米、マダガスカルと世界中で生育しています。学術名としてDalbergiaが付くものがローズウッドに該当します。そして、当然のことですが、ローズウッドと名前が付いていても、産地によって杢目や色、重さなどがかなり違います。●インディアン・ローズウッドギターでは
こんにちは!トップ板にシダーを使用するギターは、クラシックギターには多いのですが、アコギにはあまり多くありません。それでも、独特の柔らかい音と豊かな音量の魅力があって、Ayersギターにもシダートップのラインナップがあります。前回紹介しましたが、島村楽器水戸マイム店さんに展示されているギターの一本と同じ構成のシダートップのギターの最新動画がアップされました。
こんにちは!穴あけ・加工・コードなしでアンプから音を出すことができるワイヤレス・ピックアップ(SKYSONICWL-800JP)はとても便利です。SKYSONICWL-800JP「でも、無線では音質がそれほどでもないじゃない?」「音が飛んだらどうするの?」と思う方もおられると思います。それで、谷
ギターを弾き込んで音が良くなるという話が良くあります。それはあり得るでしょうか?それはあり得ます。振動を与え続けたギターとそうでないギターの差は間違いなくあります。でも,まずAyersギターに限った話で言えば,新品のギターを1ヶ月弾き込みますと音が変わります。間違いなく良くなります。1ヶ月目で音が変わるというのは多くの人の言う事なので事実です。ただ,その理由がはっきりと私もわかりません。すみませんです。1ヶ月振動が与えられて,各部分が動きやすくなった事が理由と言われています。でも、1
こんにちは!ギターのトップ板とサイド&バック板をワンランク上の板にすると音は良くなるのでしょうか?確かに良くなります。でも、相性の良い組み合わせは大切だと思います。シトカ・スプルースとインディアン・ローズウッドは定番の組み合わせですが、美しい高音と重厚な低音、そしてカチッとしたシャープな音質で長年愛されています。では、これらをワンランク上の板ににして、トップがアディロンダック・スプルース、サイド&