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台風25号が関東に接近するなか、無事に公演が行われたことをまず喜びたい。N響(NHKホール、2日目)、東響(サントリーホール)と聴き、本日の東響(ミューザ)で3回目。今回の三公演のなかでは、総合的に最もバランスの取れた演奏だったように思う。サントリー公演に比べれば、ソリスト陣にはわずかに疲れも感じられたが、テノール(ヨハネ)のマキシミリアン・シュミットと、バス(神の声)のフランツ=ヨゼフ・ゼーリヒはよく歌った。東京交響楽団はサントリーホールの時よりもさらにまとまりを増し、東響コーラ
東京交響楽団の第745回定期演奏会に行ってきました。曲目は、フランツ・シュミット作曲のオラトリオ「7つの封印の書」です。決して、世の中によく知られた曲でもなく、演奏機会の多い曲ではありません。曲が完成したのは1938年で、ウィーン楽友協会創設125周年記念行事の一つとして、1938年6月15日にオズヴァルト・カバスタ指揮、ウィーン楽友協会管弦楽団などにより初演されました。日本での初演は、1977年12月6日に東京文化会館において山口貴指揮、フィルハーモニー合唱団、東京交響楽団、丹羽勝海(T
《東京交響楽団創立80周年記念》第745回定期演奏会(9月19日・サントリーホール)わずか一週間前、ファビオ・ルイージ指揮N響で聴いたばかりのフランツ・シュミットのオラトリオ《7つの封印の書》。同じ作品をこれほど短い間隔で別の演奏によって聴く機会はめったにない。比較することがよいのかとも思ったが、どちらが優れているかという単純な話ではない。同じ巨大な作品が、指揮者、独唱者、合唱、オーケストラ、さらにホールによって、これほど異なる表情を見せる。その違いを考えながら聴くことには、十分な
始めにお断りしておきます。長文です。フランツ・シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」、9月の東京で二週連続でN響と東響が取り上げました。非キリスト教圏の日本でこのような大曲が1週間のうちに2回の同曲異演。世界中探しても、おそらくこんなところはないでしょう。N響https://www.nhkso.or.jp/concert/202609A.html?pdate=20260912東響https://www.kawasaki-sym-hall.jp/7siegeln/N響は首席指揮者のル