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昨年9月26日、11月25日に報告した患者様のその後の経過です。他院で鼻尖形成術と小鼻縮小術を行い、その後別のクリニックで鼻尖部の修正を2回行いました。ところがアップノーズと鼻孔の狭小化を発症し、当院で修正手術を行いました。↓術前正面↓術後1週間抜糸時一般的に術後1週間では術後の腫れがまだ残っており、アップノーズが悪化したように見えます。患者様にとっては不安な時期であり、心配はいりません。↓術後1ヵ月術後の腫れが改善し、アッ
3月19日に紹介した患者様のその後の経過です。術後2週間で手術による腫れは軽快しました。術後1ヵ月半定期的な診察のため来院されました。鼻中隔延長術としての結果は良好でしたが、左の鼻尖がややかたくなっていました。↓術前正面↓術後1ヵ月半↓術前斜め右から↓術後1ヵ月半↓術前斜め左から↓術後1ヵ月半↓術前横から↓術後1ヵ月半↓術前下から↓術後1ヵ月半左鼻尖部のかたさは本人も気づ
他院でシリコンプロテーゼ留置術と保存軟骨による鼻中隔延長術を受けた患者様に対して術後1ヶ月目にプロテーゼ摘出と保存軟骨全摘を行い、下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)アドバンス固定、および鼻尖・鼻柱部に耳珠軟骨を移植しました。鼻中隔延長部の移植軟骨全摘、異物留置片全摘を行うと鼻尖の平坦化、鼻唇角が広がる、鼻孔縁が頭側に挙がるなどのアップノーズの可能性があり、下外側鼻軟骨の位置の修正や軟骨移植を必要とするケースがほとんどです。この患者様は術前にイメージした結果とは異なり、
5年前、鼻先がツンとしたアップノーズの鼻を希望し、肋軟骨で鼻中隔延長術を受けました。4年後、鼻尖を低くするために別のクリニックで延長部減量術を受けたのですが、期待通りの高さが得られず、また鼻尖の皮膚が薄くなったので、同クリニックから紹介状を受け取り、当院を受診されました。延長部減量術では低くなった印象はなく、延長部移植軟骨全摘術を希望されました。また鼻尖の皮膚は菲薄化しており、鼻先を触ると、軟骨が触れることが気になっており、真皮脂肪移植術も同時に行うこ
2022年3月22日のブログで鼻尖縮小SAD法について紹介させて頂きましたが、ケース3の患者様が術後1年7ヶ月に経過診察で来院されました。(以前の掲載は術後1ヶ月でした)左:術前右:術後1年7ヶ月鼻尖形態の後戻りはなく、鼻孔縁の下降は維持されていました。↓術前正面↓術後1年7ヶ月↓術前左斜め前から↓術後1年7ヶ月↓術前右斜め前から↓術後1年7ヶ月↓術前下から↓術後1年7ヶ月鼻骨々切り幅寄せ術
鼻中隔延長術後の浮腫(むくみ)による腫脹の軽減時期、鼻孔上縁の位置の変化、瘢痕増殖についてです。患者様は、鼻唇角が開き、アップノーズであることを気にされ,鼻中隔延長術を選択されました。鼻根鼻背は高く、シリコンプロテーゼは使わず、鼻中隔延長術以外に鼻尖を狭小化するため下外側鼻軟骨の部分減量、鼻背中央から鼻尖頭側に細片耳珠軟骨移植を行いました。術後2ヵ月20日までの経過です。↓術前鼻唇角が大きく開き、鼻柱が平坦でした。↓術後2日出血が
当院では、単に美しくするための手術だけでなく、美容手術前の、元に形態に近づけることで、精神的なダメージを回復させるための手術も行っています。ーーーーーーーーーーーーーーーー2年前、他院で団子鼻であった鼻先を細くするためターディー法*による鼻尖形成を受けました。*ターディ法下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)を切って鼻尖を細くする方法です。ところが鼻先が盛り上がるように高くなり、その後別にクリニックで修正を受けたのですが、鼻先が垂れ下がったような印象になりました。
Alarretractionの原因には下外側鼻軟骨の位置の問題、鼻翼部鼻孔縁の組織量の不足、シリコンプロテーゼによる軟骨間の拘縮などがあります。Alarretractionでは下外側鼻軟骨を斜め下方に引き出す必要があり、場合によっては鼻孔縁を下げるために鼻孔縁形成も必要です。今回紹介するケースは以前2018年1月25日に術後2週間の画像を掲載しました。その後、経過の掲載が遅れてしまいました。今回の画像は術後8ヶ月の画像です。この患者様からは肋軟骨採取
鼻尖縮小術を受けると、鼻孔縁が挙がりアップノーズになったと修正の相談にご来院される方がいます。これは下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)のある形態が原因で、全ての方が鼻尖縮小後そうなるということではありません。当院ではそのような下外側鼻軟骨の形態の方に鼻孔縁が挙がらないように、SAD法による鼻尖縮小術を行っています。この方法の欠点は下外側鼻軟骨の状態によって本法が行えるケースと行えないケースがあることです。また、できるかどうかがわかるのが術中という点です。そ
過度な鼻尖縮小術は鼻尖と鼻翼の境界がへこんだり、正面から鼻穴が見えたりします。また細すぎる鼻尖は鼻の全体のバランスが崩れ、患者様自身、変化に対する受け入れが悪いときもあります。紹介するケースはマイルドな鼻尖縮小術です。↓術前正面↓術後4ヵ月2週間鼻尖幅がやや細くなり小鼻の張り出しも若干軽減しました。過度な鼻尖縮小を行ってないため鼻尖と鼻翼の境界には凹みはできていません。↓術前斜め右から↓術後4ヵ月2週間鼻翼軟骨の頭側を少し減量したことで
小学生の頃より鼻先がまるいことが気になっていたようです。鼻尖が細くなると手術したことが他人にわかってしまうため、周囲に気づかれない極めて控えめな鼻尖形成をオーダーされました。一歩間違うと、全く変化がないということになりますので、微妙な変化をつけることになります。↓術前正面↓術後2週間まだ腫れており、鼻穴が見えてました。そのため患者様はアップノーズになったのでは・・と心配されていました。↓術後1ヵ月浮腫が改善することで鼻穴が隠れ、