ブログ記事1,079件
昨年、読者さんから、「仁こどもクリニックの伊藤仁先生は、強酸性水を使ってアトピー治療をしています。強酸性水についてどのように考えてますか?」というコメントをいただきました。ドクターゆきの脱ステロイド先輩医師に、「強酸性水」を治療に使っている方がおりませんでしたので、よく知りもせず、「黄色ブドウ球菌に対抗する常在菌も減らしてしまうのではないか」と否定的な返答をした記憶があります。その後、強酸性水について気になりつつも、使用しようとせず、忘れかけておりました。しかし、この夏、強酸性水を使わざる
アトピー性皮膚炎の方の肌は、湿疹の影響で、アルカリ性になってるので、黄色ブドウ球菌が多いです。黄色ブドウ球菌は、アルカリ性の環境が大好きです。湿疹↓肌がアルカリ性に偏る↓黄色ブドウ球菌が増える↓黄色ブドウ球菌によって、湿疹が悪化する↓の繰り返しです。じゃあ、どうしたらよいのか?!表皮ブドウ球菌(美肌菌)を増やすのです。表皮ブドウ球菌は、肌表層の角質層に住み着いていて、ゆっくり増えます。お湯だけで洗うと肌の垢や汗や皮脂を栄養にして、表皮ブドウ球菌がゆっく
先週、横浜で開催された皮膚科学会で「アトピー性皮膚炎と皮膚細菌叢」というトピック(大阪大学免疫学フロンティア研究センター皮膚免疫学松岡先生)を聴講いたしました。その内容を一部お伝えします。人の肌の表面には、1㎠あたり10⁶個の細菌と、真菌(カビ)、ウイルス、ダニ(ニキビダニ)がいます。そして、多様な菌による細菌叢(マイクロバイオーム)は、年間をとおして一定に保たれています。しかし、この細菌の多様性がくずれると、湿疹などの疾患を発症します。アトピー性皮膚炎の患者さんの90%以上で黄色ブ
ブログのご訪問ありがとうございます。色彩治療担当の聖です。🍀🍀🍀またしても、偉大な先生がこの世を去られ天界に帰られましたので、今日は少し偲ばせてください。彼の名は栗野末喜先生。鹿児島市内にある栗野鍼灸療院の院長でした。かれこれ10年ほど前に1回だけ訪れたことがあります。同じ色彩治療を学ぶ同志ではありましたが、栗野先生から学ぶものが多く、九州では先生を慕って勉強会が開かれ参加させていただいたこともあります。栗野先生は、朝から晩まで、日曜、祝日の休みもなく、常に治
すみません。ゆいとのひいおばあちゃんのことです。私の事ではないので…ややこしい書き方をしてしまってすみません。年明けから入院していて今、危ない状態です。延命措置をどこまでやりますか?ってブログやインスタで見かけていましたが、まさか母の事で聞かれる事になるとは思ってもみなかった。コロナで会えない…わかっているけど会いたい。手を握って励ましたらすぐ持ち直すんじゃないか?って思ってしまう。担当の先生が、ビデオ通話を繋いでくれた。やっと今のお母さんの顔がみれた。お母さん、いやお
2017年12月4日に酒さ様皮膚炎の診断を受けてから、今年も終わり新しい年の幕開けが近づいた年末。心強いご相談場所がまた増えました。皮膚科に行かずに治すことにしたけれど、私は全くの素人。酒さ様皮膚炎がどのような流れで治療から完治へ向かうのか分からないため、手探りで行くのもかなり危険だと思ったわけですとにかく、またまた『酒さ様皮膚炎』という病名にたどり着いた時のようにネットで情報収集を続けました(本当に便利な世の中になりました)そこで慢性的な皮膚病に38年携わってきた『くすりのファイン
派手な色感とモチモチした食感で、国民のスナックになったマカロンも、食べ物安全論議を避けることができなかった。23日、韓国消費者院は、市販の21ブランドのマカロン製品の安全性試験と表示の実態調査を行った結果、合計8つのブランド(38.1%)製品で、黄色ブドウ球菌や使用基準を超過するタール色素が検出されたと明らかにした。対象はオフライン売り場6つのブランドとオンラインの有名なブランド15個である。黄色ブドウ球菌が出てきたブランドは6つで、달달구리제과점、MARICARON(마리카
食中毒が話題になっているので、その原因をまとめてみました。【食中毒の原因】1.「細菌」による食中毒①感染型~サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター等サルモネラ菌家畜・ニワトリ、ペット等の腸内に存在。鶏卵が主な原因食品。熱に弱い。腸炎ビブリオ菌生鮮魚介類等が原因食品。海水を好み、真水や熱に弱い。増殖速度が速い。カンピロバクター鶏・豚・牛等の腸管内に存在。少量の酸素(5~15%)で増殖。常温の空気中では徐々に死滅。熱や乾燥に弱い。
こんにちは~。今日は秋晴れの神奈川県中央部です。みなさまいかがお過ごしですか。いつもブログをご覧下さり、誠にありがとうございます☆彡実は私、先週の金曜日くらいから鼻の中におできでができてしまいました。最初はそんなに痛くないかと思ったら、普通のおできではなく、鼻の中にできた場合は「鼻せつ、せつ」と呼ばれ、鼻の表面周辺にできた場合は「面疔・・・めんちょう」と呼ばれる厄介なおできだったのです。こちらはクリニックの画像からお借りしました。面疔です。私は鼻の内側にできました。
今日もとっても寒い一日でした。どこかで雪が降ってるんじゃない❓っていう寒さ☃️(嫌いじゃない)朝起きてベランダを見たら昨日咲いた朝顔がそのまま開いていてびっくり(⬆️は昨日の写真ですが)寒くて閉じるのを忘れたのかな❓しとしと霧雨が降ったり止んだりの一日でしたが午前中に夫に付き添って皮膚科に行ってきました。(今週は通院weekだけどプラスされちゃった💦)先週くらいから鼻の先が赤くなっていて、初めは吹出物❓って思っていたけどそうでもないようで寒くなるともっと赤みが増すし、
最近久しぶりに総合病院へ行ってきましたどうしたかって......以前お話した「虫刺され」です7月4日にゴルフに行きその時に刺されたであろう傷いつ何の虫に刺されたかは分からないのですがゴルフ中気がついたら血が垂れてたんです特に痒い訳でもなく「あっ何か虫に刺されちゃったな〜」くらいで気にしてませんでしたそれから1週間が経った11日ジムへ行った時にやたら痒いのに気づき足を見ると虫刺されが腫れてきている〜(左足の内くるぶしの赤みが虫刺され)翌日皮膚科を受診私が先生に話
【再掲:素手での撹拌は危険です!】Yahoo!ニュースにて取り上げられているー「素手でシロップかき混ぜ」物議のホテル謝罪問題のジュースは提供中止、保健所が現地調査へーという記事が興味深いですね。https://news.yahoo.co.jp/articles/8ac6005bac0ab687b8fbde06b1bb40be66808208私たち、日本フルーツ酵素協会が5年ほど前に掲載した以下の投稿も参考になさってください。↓↓↓「フルーツ酵素を手で混ぜると腐りませんか?」という
皮膚に常在する黄色ブドウ球菌。この菌がどのように私たちの健康に影響を与えるのか、詳しく知っていますか?この記事では、食品微生物検査の専門家の視点から、黄色ブドウ球菌の特性と感染症への影響をわかりやすく解説します。黄色ブドウ球菌とは黄色ブドウ球菌は、私たちの身の回りに広く存在する微生物の一つです。特に、人間の皮膚や鼻腔に常在することが知られています。その名の通り、ブドウの房のように集まって生息することからこの名前がつけられました。黄色ブドウ球菌の特徴黄色ブドウ球菌