高島登美枝

最近、Threadsのクラシック界隈でまた少し荒れた話題が流れてきた。テーマは「音大卒に価値はあるのか」。きっかけになったのは、「演奏のすばらしさは、音大を出ているかどうかとは無関係だ」という非音大卒の方の投稿だったらしい。この投稿に対して、一部の音大卒の方々が反発。曰く、・音大に入るために青春を捧げてきた・そこでどれだけ苦労し、研鑽してきたか・音大で得られる経験には絶対的な価値がある・非音大卒にはそれがない……という論調。ただ、元投稿と思わしき非音大卒の人

「音大卒か非音大卒か」でまだThreadsがザワついてるね。でも私は、（昨日の私のThreads投稿読んだ人はわかると思うけど）そもそもその議題自体にあまり関心がないと言うか関わりたくない。（この論争がいつ収束するのか、早く平和に戻って心穏やかにThreadsを開きたい、という意味では関心はあるけど）音大卒かどうか、どこを出たかはローカルルールだいたいなぜみんな、そんなに学歴を気にするのだろう。まぁ、私も若いころは（血管年齢33なので今も公称33だ

昨日の記事の続き。クラシック音楽界を舞台とする弱者側からの日露戦争的www逆襲について。オペラ歌手がセクハラ告発！名門「藤原歌劇団」を第三者委が調査〈キャスティングを匂わせた誘い〉〈男尊女卑の発言〉|文春オンライン日本最古のオペラ団体「藤原歌劇団」。1934年に創立以来、「カルメン」「蝶々夫人」など数々の名作西洋オペラを上演し、日本のオペラ界を牽引してきた存在だ。その藤原歌劇団で昨秋、「セクハラ」の蔓延を訴…bunshun.jp《証拠入手》「日本オペラ振興会」でコロ

ピアノ学習にはいくつかのフェーズがあると思うんだけど、今日のところは話を進めるうえで、ひとまず４つに分けてみました。（他の分け方もあると考えられるよ）でも現状、指導の現場で語られるのは、このうちの第３フェーズまでで一番大事な“最後の段階”は、ほとんど語られないと私は感じてるの。今日はそんな話をします。読譜：楽譜を正確に再現する力第一のフェーズは「読譜」。ピアノを初めて教わる場合、まずは楽譜を読んで楽器で再現できるようになることが必要。これは言ってみれば

3000名カウントダウン企画まもなくアメブロフォロワー様3000名ということで今だけコンサル30分11,000円（税込）でお受けいたします。（通常、音楽関係22,000円、ビジネス関係33,000円～）ご相談内容は自由。音楽家の方はもちろん、個人起業家の方のマーケ相談も大歓迎。お申し込みは下記LINE公式アカウントからどうぞ。https://lin.ee/KH8VJ1o昨日に引き続き、サー・アンドラーシュ・シフの高松宮殿下記念世界文化賞授賞のインタビューの

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ほんと、不思議なんですけど…昭和時代から変わることなく未就学～低学年の子どもたちはこちらが教えもしないのに《猫ふんじゃった》をどこからともなく覚えてきます。そしてレッスンの時にドヤ顔で私に聞かせてくれる🤣万古不易？子どもと《猫ふんじゃった》の関係昭和時代はこの年代だとクラスの大半がピアノかエレクトーンを習っていました。（私の小1のクラスでは45人中43人が習ってた）教室のオルガンで、誰かが、おそらくは兄か姉から教わって《猫ふんじゃった》を弾き始め

曲をさらっててなかなかうまくならないと「もっと練習しなきゃ」って思うよね。でもさ——指の訓練は練習ではない実は練習量を増やすことが最適解じゃないケースって、ピアノ学習では驚くほど多い。多くの人は「練習＝指の訓練」だと思っているけれど、少なくともロシアピアニズムではまったく逆。指はある意味、自己主張せずに「寝ててもらいたい」部位。せっせと指で弾くと最悪の場合、下部雑音（夾雑音）が混じったばっちぃ音になるし（ほとんどノイズ）、そこまで行かなくても輪

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《高島ピアノ塾》の3歳～小学校低学年のレッスンは絶対音感トレーニングとソルフェージュ、楽典の指導も全部込みになっています。ソルフェは、この年齢層相手なので、新曲視唱と、ときどきリズム打ち。学年が上がると希望者には書き取りの聴音や楽譜作成アプリの指導も。弾くことと読譜だけ教えても…通常のピアノレッスンに対してこれらをオプション扱いにして追加受講するシステムにしているお教室も世間には多いですが、うちは全部込み込み。他の先生からは「サービスし過ぎじゃない？」